鮎貝駅「サークル水仙」のこと

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 先日、所用のついでに鮎貝駅を訪ねた。SNSでも多く取り上げられていた「水仙園」を見たかったのだ。駐車場から歩いてほどなくしてその場所に着いた。水仙はすでに萎えていたが、菜の花が可憐な花を咲かせていた。四季の郷駅へと続く黄色の絨毯を想像しただけで、圧倒されるような思いがした。

 

 そこに看板が建てられてあった。「サークル水仙」の皆さんのメッセージである。そこには20年前から活動を続けてきたこと。そしてこの春をもって解散することが記されていた。この風景を創るまでの地元の人たちの姿が見えて来るようだった。そして、解散を決意した際の辛さも想像できるようだった。

 

 沿線に咲く花々を写真に収める時には、そこに生きる人たちの姿も忘れないで欲しいものだ。おらだの会も今年で発足28年目になる。平均年齢は毎年上がっていくが、縁ある人たちと一緒に花見をし、芋煮会ができることを楽しみに、もう少し頑張ってみようと思う。サークル水仙の皆さん、長い間本当にご苦労様でした。

2024.04.26:orada3:[駅茶こぼれ話]

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