物置を片付けていたら、「でんしゃがいっぱい」という絵本が出てきた。こんな絵本を買っていたのかと思いつつ、ページをめくると山形新幹線の新聞の切り抜きが出てきた。
山形新幹線は平成4年(1922年)7月1日が開業日である。この年は第47回国民体育大会が山形県で開催された年であり、山形新幹線と共に庄内空港も開設されるなど、交通インフラが整備された年でもある。
とりわけシルバーメタリックの山形新幹線(400系)は、「銀の衝撃」と言われるほどに人気があったものである。小学校に入学したばかりの息子は鉄ちゃんではなかったが、新聞記事を絵本に張り付けたものであろう。新幹線を見たい!と思ったのかもしれない。
開業から30余年を経て来月16日、山形新幹線にE8系の車両がデビューするという。子供たちにとって新幹線は、今の時代でも憧れの対象なのであろう。けれどもガタゴト走るローカル線にも愛着を持ち続けて欲しいものだ。
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