成田駅の宝物(31) 昭和30年頃の成田駅画

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 写真は、駅茶(旧駅事務室)南側の壁に掛けられている羽前成田駅の絵画です。成田駅においでになった方が撮影したものを、傾き補正をして送ってくれたものです。その方も「いい絵ですね」と驚いていましたが、改めて見ると駅舎の中にこんな立派な油絵が飾られていることはすごいことだと思います。

 

 駅舎の修繕工事が終了した頃に、地元の作家が寄贈してくれたもので、昭和30年頃の風景とのことです。この頃はホームまでの出越部分に木製の床がテラス風に造られていたようです。母屋とトイレ小屋の間に柵があることや空に張られた電線が当時の雰囲気を伝えてくれます。

 

 ホーム側から駅舎全体の風景を記録したものはとても珍しく、大切に残していきたいものです。

2023.09.27:orada3:[成田駅の宝物Ⅱ]

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