今朝の新聞折り込みに、長井線鮎貝延伸100周年記念イベントのチラシが入っていました。11時から18時までマルシェや太鼓演奏、記念花火も打ち上げられるそうです。当日は羽前成田駅でも午前10時から記念式典を予定しているが、鮎貝駅は大掛かりのものになるようだ。
100年前の祝賀の様子を当時の米澤新聞は次のように伝えている。「ややしばしして今度竣工した延長線の終点、鮎貝駅に到着すれば、同駅はまた前の二駅に倍した見物ながらの出迎えで、一面人の波を現じ、折から上がる花火と共にその慇賑さは大したもの。駅前の如きは全く身動きもならぬ程であった。歓迎の緑門を過ぎ、新道の両側にほどこした電燈仕掛けの装飾柱に沿って、会場の鮎貝小学校に至れば万端の準備遺漏なく 開通祝賀式会場としてふさわしく飾られておった。」
来年の4月22日は荒砥までの全線開通100年である。私たちは100年の歴史から何を学び、何を次代に伝えることができるのだろうか。節目毎に行われる事業は、沿線としての在り方を考える良い機会だと思う。
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