白兎駅の開業に続いて成田駅前では「もみじ広場」が平成7年に造成されました。広場の北側に自生していたモミジの巨樹をシンボルとして、子供たちの遊び場として整備されたのでした。事業主体の「成田駅前生き生きボランティア」は地元の先輩方で花が好きな人、民謡が得意な人、餅が大好きな人、いつもニコニコと柔和な人と多士済々。この先輩達が成田駅協力会を支え、現在の駅前広場の礎を作ってくれたのでした。
生き生きボランティアの皆さんはもみじ広場の建設をもって引退し、その後の活動を私たち「おらだの会」に託したのでした。おらだの会も発足後25年を過ぎました。長井線の歴史の4分の1を一緒に歩んできたことになります。写真は、おらだの会の最初の会報です。読み返してみて、ここにおらだの会の原点があるのだ、と改めて思います。
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老人クラブから私たちオラダの手で守り育てよう。
時代とともにすたれゆく駅であるが、四季の花が咲き誇る駅。
古びた駅であっても地区住民の心が刻まれている駅。私たちの心のよりどころ。
駅前環境をどう私たちの手で育てていくか。
子どもたちに夢を、若者に活動の場を、高齢者に生きがいの場を
【おらだの会】もみじの樹の最後はこちらから
→ 停車場ノート’13-⑩ ありがとうモミジ翁:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
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