今年は羽前成田駅が開業してから100年になる。そんな節目の年に、これまでの歩みを振り返ることはこれからの活動を考えるヒントも得られそうな気がする。そんな思いを抱きながら、羽前成田駅協力会の資料をみていきたい。
羽前成田駅協力会が発足した昭和59年度の事業報告を見ると/4月22日 長井線まつり参加(長井駅前)/4月30日~5月1日 長井市民号参加/7月28日 長井線を守るカラオケ大会協賛(成田駅前広場)/8月8日 羽前成田駅前ゲートボール場開き、とある。
長井線まつりは荒砥までの全線開通の日(4月22日)に合わせて実施。第1回は昭和56年に行われており、以後昭和61年まで長井市、白鷹町、南陽市が会場持ち回りで開催したという。また長井市民号という事業も企画されている。
成田駅ではゲートボール場を整備し、カラオケ大会が開催されるなど駅協力会と公民館、老人会などが一緒になって運動を盛り上げていたことが伺える。ある意味では羨ましく思う点がある。コロナ禍もあって困難な状況ではあるが、こうした雰囲気を創り上げていきたいものである。
【おらだの会】 写真は昭和60年の「長井線を守ろうカラオケ大会」(「写真でみる致芳のあゆみ」より)
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