長井線キャンペーンで今年から始められた事業の一つに「フラワーアトリエセン」があります。それは、山形鉄道の駅舎や列車に地元の芸術文化団体や個人の作品を展示してもらうもので、地域の活性化と山形鉄道の支援に向けた連携の強化を目指した事業です。
私が乗車したアヤメ号には、7人展の作家でもあるお二人の作品が掲示されていました。四季それぞれの景色を知ることができるのは、旅行者にとっては再訪への憧憬を抱くことになるのではないかと思います。また車窓を流れる景色と写真家が切り取った風景とを同時に鑑賞することは、まるでAR(「妄想」現実)の世界に遊ぶような気持になります。
各駅毎に万国旗で出迎え、列車の中では様々なジャンルの作品を鑑賞してもらう。それは旅行においでになった皆さんへのおもてなしであると同時に、山形鉄道を応援する私たちからのエールでもあります。今回の取組が来年、再来年と大きな輪になって行くことを期待したいものです。
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