芋煮会に思う

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 芋煮は山形のソウルフードとも言われています。おらだの会の芋煮は、会員が山から採って来たキノコがたくさん入っていて、芋煮を目的に成田に来てくれる方もいるぐらいです。昨年は鉄道写真家・広田泉さんの特別写真展が開催されたこともあり、全国からたくさんのお客さんがおいでになりました。この人達へのおもてなしはやっぱり芋煮会しかないということで、検温や消毒を徹底しながら盛大に開催したのでした。

 

 けれども今年はいまだ自粛ムードが根強く、会員だけの芋煮会をすることになったのです。距離をおいてではありましたが、会員が一堂に会して酒を酌み交わすのは今年初めての事です。会員からは、「やっぱり芋煮会はやらないといけない」とか「みんなで酒を飲めるのは嬉しいことだ」との声が聞かれました。

 

 ふと「芋煮会って何だろう?」と思いました。芋煮をただ単に食うのであれば、一人でも家族でもできます。けれども「芋煮会」は友達が酒を酌み交わしながら、「同じ釜の飯を食う」如くに鍋の芋煮を食べることなのだ。(当たり前のことですが)

 

 高校の同級生が関東圏の教員になった時、クラスの父兄も交えて芋煮会をやったという話を聞いたことがありました。芋煮会はお花見以上に大切なものがあると思うのだがどうだろう。「またまた酒を飲むための理屈を考えたな!」の声が聞こえてくるようだが(笑)。

 

 昨年の芋煮会の様子はこちらから

 ⇒ 駐輪場で長井線応援芋煮会:おらだの会 (samidare.jp)

2021.10.29:orada3:[駅茶こぼれ話]

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