長井線リポート(6) 四季の郷駅の畳箒・時計

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 2007年(平成19年)に造られた長井線で最も新しい四季の郷駅。「鮎貝まちづくり協議会」が制作した、地域の見所パネルが迎えてくれます。待合室に入って驚くのが、ベンチに畳が敷かれ、畳箒が準備され、さらに「白鷹町総務課」と書かれた時計が置かれていること。四季の郷駅は、「四季の郷駅を楽しむ会」が実施している七夕飾りと冬のイルミネーションが有名ですが、そのベースとなっている役場と駅、地元の協力関係がわかるような気がします。

 

   長井線の多くの駅は、四季の郷駅や白兎駅などのように、ホーム上の待合室しかない駅です。四季の郷駅を見ると、こうした駅であっても、そこに住む人と関わりを結ぶことが可能であることを教えられます。この駅は、沿線の人達に立ち寄って欲しい駅のように思います。

   駅は、域外の人と繋がる窓になります。地元の人たちが活動を継続することは、子供達の「故郷の記憶」となり、人々が楽しく集う姿は「ローカル」を愛する域外の人との縁を創ります。まずは、駅に行ってみませんか。

 

   エキニハ ノコシテオキタイ キオクガアル

 コウシテ エキガアレバ ヒトト  ヒトトノ  エンモ ツナガルコトガデキル

 ワタシタチハ エキニ ナニヲ シルスノダロウ

2021.02.25:orada3:[長井線乗車リポート]

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