線路沿いに写真のような標識を見かけたことはありませんか。これは、除雪車への標識(警標)です。新聞記事に続いて、除雪車に関連した標識の話題(2017年3月掲載)を紹介します。
雪かき車(ラッセル車)にはウィングとフランジャーという機械があります。ウィングは雪を横に押しのけ、フランジャーは線路の間にある雪をかきだす仕掛けです。普通は、ウィングを広げ、フランジャーを下におろした状態で除雪を行いますが、トンネルや踏切などを通過する場合は危険です。このため、ウィングやフランジャーを使用しない場所にこの標識が立てられています。◇が「ウィング使用禁止標」 □が「フランジャー使用禁止標」です。場所によっては、両方の標識が一緒に立っていることもあります。
また踏切やホームの前後に、水色のスズランテープが巻き付けられたようなものを見かけます。これも警標と同じもので、毎年冬が近づく頃に、工務担当の山形鉄道社員が設置しています。吹雪で前が全く見えない状況下での運転をイメージしながら、設置をしていたんだろうと思います。いよいよ冬本番、どうぞお気を付けてお仕事をしてください。
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鉄道標識はこちらをどうぞ ⇒ http://samidare.jp/orada/note?p=list&c=411411
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