西大塚駅 煙突は残った

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 おらだの会では、羽前成田駅の魅力と見どころをブログ「木造駅舎の魅力」と冊子「羽前成田駅の魅力」で紹介してきました。今回は、共に国の登録有形文化財に認定されている西大塚駅と比較しながら、それぞれの駅舎の見どころを紹介していきたいと思います。

 西大塚駅は1914年(大正3年)11月に開業し、羽前成田駅は8年後の1922年(大正11年)12月に開業しました。この8年という年月とその後現在までの約100年の年月が、両駅にどのような変貌を強いたのでしょうか。素人が勝手に紐解きます。

 

 第1回目は、屋根に注目です。正面全景の写真を見てください。西大塚駅にあって、成田駅にないものな~んだ? 幾つかあるのですが、最初の答えは「煙突」です。しかしながら写真を注意して見ると、両駅共に(閉じられている)煙突窓があるので、この窓が作られた時点で屋根の上の煙突は必要ないはずです。なのに何故、西大塚駅では屋根の上の煙突を残したのか? 次回は、建屋に入って煙突遺構を探ってみます。

2020.09.08:orada3:[駅舎探検(成田VS西大塚)]

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