事務室内に掲げられた綱領。制作月日を確かめることはできませんが、国鉄時代の「安全の綱領」です。太平洋戦争終戦後、国鉄の劣悪な設備下での事故が多発し、GHQからも改善勧告がなされました。これを受けて1951年7月に「運転の安全の確保に関する省令(運輸省令第55号)」が公布され、鉄道事業者は安全に関する規程を定めることとなったものです。国鉄の安全綱領は山形鉄道、JR東日本など多くの鉄道会社の綱領に受け継がれています。山形鉄道の安全に対する基本方針は、各年の安全報告書で見ることができます。
山形鉄道安全報告書 ⇒ https://flower-liner.jp/safety/
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