広田泉さんの作品展第三弾は、「いつもの」。メッセージには次のように綴られています。
日帰りのつもりで旅に出てきたけれど
この天気は明日までつづきそう。
仕事もなんとかなるだろう。
な~んて自分にいくつかの言い訳を用意しつつ
土田旅館に電話をかける。
「いつもの部屋を用意しておきますね」
やたら短い電話に心地よさを感じてしまうのも
これまた、いつものこと
土地の人との信頼感と距離感が、「いつもの」という心地よさを生むのでしょうか。「いつものこと」のフレーズに、昔、ジャッキー吉川とブルーコメッツの「何処へ」という歌を思い出します。「いつものことのように人は微笑み いつものことのように人は涙ぐむ こんな小さな町にもきっとあるだろう 喜び悲しみほんとの幸せ 僕はそれを探しに来た」と。「いつもの」の中には、大切にしたいものがいっぱいあるのだろう。
【おらだの会】実際の作品は、羽前成田駅待合室に展示しています。
広田泉さんのユーチューブ『イズミノ撮リセツ』でも紹介されています。
「広田泉 本当の応援とは」で検索してみてください。
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