フラワー長井線の乗客の多くは高校生です。この時期は誰しもが淡い恋心に悩み、自分の進む道を訊ね彷徨った時期でもあります。そんな若者が一緒の車両に乗り込んで、青春という季節を過ごしたフラワー長井線は、青春そのものであり、まさに青春列車と呼べるものです。フラワー長井線の四季の風景と詩あるいはエッセーをとおして、それぞれの青春を語ってみませんか。青春列車のスタートです。
【200505:写真提供 flower.t71さん】今日は、すべてがうまくいかなかった。どんな顔をして家に帰れば良いのだろうと思うと、心が重くなった。その時、ススキの穂がキラキラ光って、まるで笑顔の天使がたくさんたくさん手を振っていてくれるようだった。
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