人の情けも薄情さえも

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致芳会ソング  詩 大川藤雄

3.関東平野のでっかい日の出/人人人の上野駅/湧き立つ活気にうなされた/それから10年 20年/いいもんだ いいもんだ/あなたもおいでよ致芳会

 

4.人の情けも薄情さえも/生きるたしかな手応えで/戦後の焼野に打ち立てた/今じゃ東京が世界一/いいもんだ いいもんだ/あなたもおいでよ致芳会

 

関東致芳会は、平成28年10月8日に設立されたふるさと長井会へと引き継がれることとなりましたが、この歌詞には、昭和55年頃に関東致芳会を立ち上げた世代の心情がよく表れているように思います。大川藤雄さんは、詩と画で有名な作家だったはずです。機会があれば、改めて紹介したいと思います。

今、地域開発に関して「関係人口を増やそう」という理論が提唱されています。この時期に改めて考えてみても良いのではないでしょうか。何故、市内で唯一、当地区で在京県人会をつくる事が出来たのか。そして第1世代から第2世代、第3世代へと移行しつつある時代にあって、どのような“故郷”を作って行けば良いのか、と。「いいもんだいいもんだ/あなたもおいでよ致芳の里へ」と歌われる故郷にしていきたいものだ。

2020.02.02:orada3:[停車場風景]

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