9月15日
東京から来ました。黄金色の田んぼ。とてもきれいでした。駅舎もきれいで感動しました。どんどん古い駅舎が減ってきている中、素晴らしいと思います。ぜひ維持し続けて欲しいです。
9月16日
駅のホームがすごいです。わたしは東京の人なので、なかなか来れないけど、来れるときはまた来たいです。
羽前成田駅、名前が良いと思います。ホームからの景色もなかなか良いと思います。横浜市鶴見区から山形に来ました。
皆さんは、駅の事務室の入り口の上に、「駅茶(え?きっちゃ)」という看板があるのに気付いたでしょうか。この看板が付けられたのは、今から8年も前に遡ります。当時、おらだの会では木造駅舎の復元工事に取り掛かっていました。市内の建築関係の短大で学んでいたH君はこの仕事に興味を持ち、いつしか私達の事業に参加するようになりました。「H君の夢は?」と聞いた時、「この駅舎で喫茶店をやりたい。」と言う。それならば、店の名前を何としようと考えたのが、「駅茶(え?きっちゃ)」だったのです。
H君は、(当然のことながら)駅舎の店長をあきらめて、仙台の会社に就職することになりました。卒業式を終えたH君が故郷に帰る際に、駅に立ち寄ってもらい送別会をしたものでした。写真は、H君が作ってくれた駅舎の古材を使ったコースターとランタンボックスです。H君が思い描いていた喫茶には程遠いけれど、駅舎を訪れてくれた人達との語らいのひと時は、私たちにとってとても大切な財産です。そんなこぼれ話を、このコーナーで紹介して行きたいと思います。
10月19日から開催されていた長井高校生写真部の写真展も、いよいよ明日が最終日になりました。改めて部長の挨拶を紹介します。
「私たち芸術(写真)部は、9月に行われたワークショップ『フラワー長井線の未来を考えよう』に参加し、長井線と沿線の地域の未来について話し合いました。どうしたら私たちの高校生活に欠かせないフラワー長井線の力になれるのか? 私はこの作品展を通して、フラワー長井線の魅力を、高校生の目線で伝えられたらいいなと思っています。」
私たち大人は、この子たちに何を残し、何を伝えればよいのだろう。改めて考えさせられた。
ワークショップの記事 ⇒ http://samidare.jp/orada2/note?p=log&lid=475362