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イザベラ・バードの通った道(山形県飯豊町編)その5宇津峠

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落合の地蔵堂から旧越後街道宇津峠に入れる、またこの先は旧宇津トンネルへの道が残る、バードが通った道とは違うが11月20日(日)天気が良かったので原チャリで行ってみた、旧宇津トンネル開通前の昭和42年マツダプロシードと弟との写真が残っている、あれから49年旧宇津トンネルは廃道、ここから今泉まで10kmの案内看板は今でも残る、落合の地蔵堂前まで戻ると現113号が見え地蔵さまから数百メートル先で合流する。

イザベラ・バードの通った道(山形県飯豊町編)その4宇津峠

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バード遠望地との看板から落合側に下ると、九十九折り道の写真付き看板が見える、明治27年の宇津峠新道である、昭和42年の宇津トンネル開通前私が小学4年まではこの道を車が行き来していた、父の車の助手席に乗り、車とすれ違うときは崖ぎりぎりに寄って”左オーライ、バックオーライ”とか言ってはらはらどきどきだった、道は砂利、雨で道はえぐれ重い荷を積んだ車は右に左に大きくうねるのでした、この頃、父は秋になると胃が痛い、胃が痛いと言って、母は毎日、胃に好いという事で大皿にてんこ盛りの千切りキャベツを出していたのでした、しかし羽越水害の昭和42年以降に道は舗装、峠はトンネルとなり父の胃病みは納まったのでした、胃はこの悪路のせいだったのがはっきりしたが、キャベツ効果が分からずじまいだった・・そんなことがふと思い出された、この下側には峠道の石積みが残り、発掘調査もしているようでした、峠ももうすぐ終わる頃「切腹松」という看板が出てきます、名刀村正を盗み追っ手に追われ、もはやこれまでとここの松ノ木の下で切腹したという箇所・・ほんとかどうかは分からない、そして落合の地蔵尊に出ます。ここから旧宇津トンネルへと行く道と現113号線に交わる道につながります。

イザベラ・バードの通った道(山形県飯豊町編)その3宇津峠

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宇津峠頂上から落会側に下り始める、この日11月5日は快晴で紅葉もきれい、ほどなく大きな一本杉「はだか杉」が見える、絵図にも描かれていておもわず手を合わせたくなるような霊気漂う大木である、さらにすすむとバード遠望地との看板があるが、手ノ子地区保存会の方たちはここから見た置賜盆地がアルカディアと言ったとこだと・・まぁ・あちこちで、ここだここだといってますが険しい峠を越えてきたとこから開けた景色は良かったのでしょう、この日真っ青な空に飛行機が飛んでいていいタイミングで写真撮れた。

イザベラ・バードの通った道(山形県飯豊町編)その2宇津峠

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  11月5日の峠探訪宇津峠コース、ガイドの説明付きであったので参加、十三峠絵図、宇津峠頂上には「介(たすけ)」と記され、その近くに建物が描かれている、二人扶持・苗字帯刀御免で小屋守を勤めていたとされ、米沢藩の公職であった、最後は米坂線開通後の昭和8年役目を失い、麓に移住し平地になった、今年発掘調査が行われ、基礎跡や茶碗片など出てきたようで、年内には埋め戻すとのことでした、ここから少し登ると、峠頂上となり石碑群が見られます、昔神社もありその跡となる石段などが見られます。

イザベラ・バードの通った道(山形県飯豊町編)その1宇津峠

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昭和42年、初めて延長915mの宇津トンネルが開通した、更に平成になり新宇津トンネルとなる。 国道113号は、宇前沼沢集落から間瀬川にそって峠へ登って行き、遅越トンネル、間瀬橋を経由した後、新宇津トンネルが落合橋、宇津川橋などを経由し手ノ子集落に至る。旧道の宇津峠は、間瀬橋先から国道113号(現道)と分岐し、宇津トンネルを通り手ノ子集落手前で国道113号(現道)に合流する。現在旧宇津トンネル付近は通行止めとなっている。 開通前に使われていた古い道(旧越後街道)も存在しており、手ノ子地区協議 宇津峠部会で案内看板(平成28年10月)も設置されいい感じに整備されている、間瀬から通行止めとなっている旧宇津トンネルの道を左に見て峠道に入るとほどなくサイカチの木があります、古くから洗剤として使われ、莢(さや)を水につけて手で揉むと、ぬめりと泡が出るので、かつては石鹸の代わりに利用されました、更に登ると旧越後街道の分岐があり左側の道に入り宇津峠頂上に向かいます、頂上には馬頭観音がありますが現在修復のため黒いシートで覆われておりました。