諏訪神社参道を直進すると犬川の土手沿いの道に突き当たる。右に折れ、その先に諏訪橋が見える。諏訪橋を渡り先に進むと地蔵がある分岐の道がある。字名が町河原で昔は河原になっていた場所とのことである。今は諏訪橋から直進するバイパス道がメインになっているが昔は地蔵さんから入る道が旧道となる。くねくねと街中を進む道、いかにも旧道であることが伺える。今の諏訪橋、バードが通った頃の諏訪橋はもう少し下流側だったらしい。堰があり川幅が狭くなったところだそうだ。
バードが通過した明治11年(1878年)に対し享和元年上小松村絵図(1801年)の地図が残っている。おそらくバードが通過したときも、この古地図と同じ町並みであったと考えられ、橋をわたった左側は家も無く河原、その右側は畑ガあり農家が一軒のみ見えた風景であった。