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◆直江杉の上槽◆

  • ◆直江杉の上槽◆
12月5日、長井市内9店の酒販店で組織する清酒直江杉販売店会が醸造委託している‘純米吟醸 直江杉’の新酒上槽に合わせ会員店対象の上槽見学会が行われました。

画像はフネと呼ばれる装置にモロミを詰めた酒袋を重ねる作業風景です。
これを上段まで積み重ねて行くわけですが四人一組での作業はお相手との呼吸というかリズミカルなタイミングの取り方が要求される作業でもあります。
それと冷たさで指先の感覚が麻痺しちゃう事もしばしば。^^;

さてそうこうしてうちに槽口(フナクチ)からは待望の新酒の荒走りが流れ出てきましたよ。



この新酒を無濾過本生原酒の状態で瓶詰めしたお酒がいよいよ13日に発売となります。(^^♪

直江杉しぼりたて生原酒’お酒と一緒に長井郷の冬浪漫をグラスに浮かべて味わって頂ければ幸甚です。

ご予約はこちらから
2011.12.05:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆店頭にて 神無月2011◆

  • ◆店頭にて 神無月2011◆
日本中の神々が出雲の国に出張なさるという10月、秋らしさを其処ここで感じます。

紅葉が目を楽しませてくれるには未だ間がありますが秋ならではの美味しい味覚が出揃いましたね。

この所、店頭でのお客さんとの合い言葉‘日本酒の美味しい季節になりましたね’を毎晩しみじみと実感しております。

さて10月に入った店頭では秋の旨酒が花盛り。

先ずは10月1日、日本酒の日に合わせて発売開始の‘直江杉 純米吟醸斗瓶取り雫酒'。
ご好評を頂いている長井の銘酒、直江杉の超限定バージョンです。

そしてこちらも10月1日発売開始、ご存知‘北越の銘酒〆張鶴’の限定酒、‘〆張鶴 吟醸 越淡麗’。

更には置賜の実力蔵トリオ、‘羽陽錦爛 純吟 秋あがり’・‘羽陽一献 純米原酒ひやおろし’・‘若乃井 特純ひやおろし 秋宝’揃い踏み。

トリを務めるのはこの秋新発売の限定酒、裏シリーズ初の雄町米で醸した逸品‘裏・雅山流 芳香’。

何れも深まる秋に熟成を増して‘秋あがり’した旨酒の数々。

いやはや店頭は一足早く赤や黄色の紅葉盛りとなりましたぁ。(^^♪

酒屋おやじセレクトの‘秋乃旨酒’ぜひご賞味ください。
2011.10.06:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

■惣邑スペシャルの選定■

  • ■惣邑スペシャルの選定■
9月21日から弊店のみで限定販売する秋上がりのスペシャルなお酒の選定に蔵元へ。

斗瓶で採取された惣邑の雫酒を斗瓶毎に利かせて貰い、その中から官能を頼りに最も優れた物を1点選んだ。

【利き酒の行程】

1.利き猪口を上から覗き色とテリを見る。
2.利き猪口を鼻に近づけ香り(上立香)を利く。
3.酒を少量口に含み口中に行き渡らせて五味(甘・辛・酸・渋・苦)のバランスと舌触りによる熟度を利く。
4.口中に少量の空気を取り込み酒と併せる事で生じる香り(含み香)を利く。

今回も昨年同様に酒屋女将(女房殿)も参加して二人の利き酒結果を総合評価して選定。

今回は二人揃って最高の評価を付けた仕込み4号(左から一番目、利き猪口番号14のお酒)を頂戴する事で完結。♪

半年の熟成を経て円やかに秋あがりした‘羽州誉’ならではの‘ひやおろし’の雫酒です。

9月21日から限定販売する惣邑選抜雫酒、期待していてくださいね。(^^)/

◆ご予約はこちらから◆

最後は10月1日に発売開始する超限定酒、‘直江杉斗瓶取り雫酒’(右端、利き猪口番号38のお酒)を利き酒。

こちらも‘出羽燦々’の持ち味が生きた素晴らしい熟成状態で販売開始が待ち遠しい限りです。

◆ご予約はこちらから◆

ご準備頂いた蔵元に感謝申し上げます。
2011.09.15:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆夏の米鶴を飲み尽くす宴◆

  • ◆夏の米鶴を飲み尽くす宴◆
8月23日、旬の日本酒を楽しむ会 夏の例会を「そばきり八寸」さんにて開催しました。

今回はこの夏弊店の店頭を賑わせてくれた‘夏バージョンの米鶴尽くし’のラインナップです。

向かって左から綺麗な泡立ちが素適な‘米鶴スパークリング’、七夕限定の‘ささのはさらさら’、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2011最高金賞に輝いた‘特別純米 田恵’、清涼感溢れる‘純米生酒発泡にごり’、そして初登場‘純米 蛍ラベル’。

先ずは米鶴スパークリングで乾杯!、蒸し暑さを忘れる清涼感が口中に広がりちょっとしたサプライズを感じて頂けたのでは。
米鶴の夏酒はどれを飲んでもサラリとスムースに喉を滑り、心尽くしの酒肴と相まってとても贅沢な一時を演出してくれました。



そんな酒呑みには堪らない酒肴の数々

秋近しという事で秋刀魚の竜田揚げや山形名物芋煮も登場。

〆のお蕎麦は‘親子蒸篭’、冷たいお蕎麦を‘鶏肉の玉子とじ’が処狭しの熱い浸け汁で頂く変り種。
今秋メニューに新登場とか、あ~美味しかった。

いつも一捻りが利いた美肴ばかりで大満足、感謝、感謝。

ご馳走様でしたぁ。


年4回四季折々の旬の味覚と日本酒を楽しんでいる会です。
お蔭様で51回を数えます。
毎回5,000円程度の参加費で飲んで食べて笑って和気合い合いの楽しい会です。
次回は11月、秋の味覚で盛り上がる予定です。
ご興味を持たれた方は当店までお気軽にお問い合わせください。
2011.08.24:maru8:コメント(2):[地酒あれこれ]

◆十水・とみず◆

  • ◆十水・とみず◆
その昔、10石の米(1500㎏)と10石の水(1800㍑)で酒を造る事を‘十水とみず’仕込みと云ったのだとか。

この十水の配合は現在の造りの基本よりも2割程度仕込み水が少ないとの事。

この昔の酒造りを現代の酒造技術で再現したのが‘大山 特別純米 十水’。

敢えて十水で醸し目指した酒質コンセプトは‘肉食主体の現代人の食卓にベストマッチする日本酒’。

発売から数ヶ月、この十水の評価は鰻上りで快進撃が止まらないのだとか。

そんな十水がお盆を前に当店の店頭にも初お観得となりました。(^^♪

そして早速昨夜は好相性のマヨネーズ料理と合わせてティースティングです。

このような料理には白ワインを連想する方も多いのではとふと思った十水の味わいは、やはり酸がしっかりと底支えしています。

そして肝は重さを感じさせない軽快感とジューシーな味わい。(@_@。

更にけっして奇を衒ったような香味じゃなくて料理の持ち味を引き立てる食中酒としての要件を完全にクリアーしていましたね。

これなら脂が多いフレンチやイタリアン等の洋食系ともバッチリですね。

やっぱ日本酒には和食じゃなきゃ!という既成概念に一石を投じる造り手の信念と技術力に完全に脱帽です。

たかが日本酒、されど日本酒、醸し人の天晴れな心意気に乾杯!

【大山 特別純米 十水】のご注文はこちらからどうぞ^^
2011.08.12:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]