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■信濃鶴 北原専務ご来店■

  • ■信濃鶴 北原専務ご来店■
ここ数日、一気に気温が下がって急に秋が訪れた感がありますね。

さて先日長野県駒ケ根市で‘信濃鶴’を醸す銘醸蔵、(株)長生社の専務兼杜氏、北原岳志氏がご来店になりました。

当店へのご来店は二度目という事もあり気兼ねなく近況報告を語り合った数時間。

北原専務の醸す酒は香り華やかで旨味が乗った純米酒。

100%地元の美山錦を使用した純米吟醸だけを醸しています。

基本アイテムが3種類しかないという実にシンプルで潔い酒蔵ですが、ここまで集約するには並大抵な苦労ではなかった筈。

そして高品質、お値打ち価格を地で行く経営ポリシーには頭が下がります。

実際初めて‘信濃鶴’を口にして価格と照合した時の衝撃は今もはっきりと脳裏に焼き付いています。

ここ数年、少しづつではありますがジワリとファンが増えてきて、喜んで頂いています。

‘信濃鶴’美味しいね、この味でこの価格有りですかぁ。

こんな声を聞く度に嬉しくて酒屋やってて良かったなぁとしみじみ思います。

この次は駒ケ根で一献交わす事を約束し帰路に就かれました。
2012.09.22:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

■惣邑スペシャル&夏越の美酒■

  • ■惣邑スペシャル&夏越の美酒■
9月5日、弊店のみで限定販売する秋上がりのスペシャルなお酒の選定に蔵元へ。

斗瓶で採取され一夏を経過した惣邑の雫酒を斗瓶毎に利かせて貰い、その中から官能を頼りに最も優れた1点選んだ。

【利き酒の行程】

1.利き猪口を上から覗き色とテリを見る。
2.利き猪口を鼻に近づけ香り(上立香)を利く。
3.酒を少量口に含み口中に行き渡らせて五味(甘・辛・酸・渋・苦)のバランスと舌触りによる熟度を利く。
4.口中に少量の空気を取り込み酒と併せる事で生じる香り(含み香)を利く。

今回も昨年同様に酒屋女将(女房殿)も参加して二人の利き酒結果を総合評価して選定。

どのお酒も高レベルで甲乙付け難い逸品揃いながら今回は含み香が一歩リードしていた仕込み14号を頂戴する事で完結。♪

半年の熟成を経て円やかに秋あがりした‘羽州誉米’ならではの‘ひやおろし’の雫酒です。

この秋お勧めする美酒の大本命、惣邑選抜雫酒仕込14号、ぜひご賞味ください。(^^)/

さて店頭には他にも円やかに熟成した秋の旨酒が揃い始めました。

トップバッターは9月1日入荷‘裏・雅山流 芳華’、今や押しも押されぬ人気ブランドとなった雅山流の秋限定酒。

雄町で醸した酒は数在れど雅信杜氏の技の冴えを実感する香味の広がりは見事。

当にこれぞ文字通りの雅山流ならではの美味しさかと。

続いては9月8日入荷‘若乃井 特別純米 秋宝’、優しい香味で究極の食中酒を目指すこのシリーズ。

中でも秋宝は円やかさが一段と際立った‘ひやおろし’バージョンの逸品。

脂の乗った秋刀魚焼きとはベストマッチですよ。

そして本日9月11日入荷‘羽陽錦爛 純米吟醸 秋あがり'、毎年この時期には欠かせない人気アイテムとなりました。

派手さは無くとも香味バランスに優れた完成度は流石としか言いようがない高次元のお酒かと。

他にも番外編としてのご紹介‘東光 吟醸梅酒’、云わずと知れた日本一に輝いた傑酒ながら長~い品切れが続いたこの梅酒。

ここへ来てようやく入荷して参りましたぁ。

今月はこの後も楽しみな入荷がありますのでトップページをマメにチェック願えれば幸甚で~す。(^^♪
2012.09.11:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

■祝.成人■

  • ■祝.成人■
8月15日、山形県長井市では成人式が挙行される日です。

我が長男坊も無事ハレの日を迎える事ができました。

親としてとても嬉しく、ここまで支えて頂いた方々に感謝の気持ちで一杯です。

今夜は中学校卒業時のクラスメイトが集合しての祝宴が催される事になっており、祝酒を準備しておりました。

平成19年3月蔵出しの‘惣邑純米吟醸しぼりたて雫酒’。

5年前の早春、卒業記念の肩張りを貼って冷蔵庫の奥深くに仕舞い込んだこのお酒が今夜いよいよ出番です。

5年間の熟成の時を刻んだ‘卒業記念酒’はどんな香味に成長しているでしょうか。

しかし月日が経つのはホントに早いものですね。

息子が高校に進学したあの年から丸5年が過ぎたと思うと感慨も一入です。

そう云えば自分が成人した時はまだ日本酒の美味しさに気付いていなかったっけ。

今夜この酒を酌み交わす新成人達が何かを感じてくれれば嬉しいですね。

彼らの前途に幸多かれと祈ります。
2012.08.15:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆盛夏の肴で美酒を楽しむ宴◆

  • ◆盛夏の肴で美酒を楽しむ宴◆
末広がりが並んだ縁起の良い8月8日、旬の日本酒を楽しむ会 夏の例会を「そばきり八寸」さんにて開催しました。

今回は夏を意識した爽やかな酒と盛夏の肴で旬を楽しもうという趣向。

先ずは米鶴の純米活性にごり酒で乾杯。

米のエキスが生み出す甘みと発泡感が相まって思わず‘美味いなぁ’という声が。

そして直江杉の夏バージョン涼彩の綺麗な酸味が‘蕎麦焼き味噌’の香ばしさを引き立て。

夏の宵に相応しく軽やかで瑞々しいお酒のメドレーに皆様満足気でした。

それでは毎回酒徒には堪らない酒肴を御出し頂く‘そばきり八寸’さんのお料理の数々をご覧あれ。



先ずは当に夏を感じずには居られない逸品、ジュンサイのポン酢ジュレ。
オクラとプチトマトがこれまた夏を実感させてくれました。

お次はピンボケが残念ながらもピリリと辛味が効いた海鮮コチュジャン。
鮪に鱸に蛸の揃い踏み。

目に鮮やかな食用菊のお隣の小鉢が絶賛の一品、何と豆腐を醤油麹に一週間漬け込んだという物。
この円やいだ旨味と夏酒のマリアージュ、口福感とはこの事でしょうか。(^^♪

塩で頂く天ぷらは大振りの穴子天、贅沢ですねぇ。

続いては秋を先取りした一品、はしりの芋煮。
お酒の肴らしく汁少なめの上品な一鉢です。

そして〆は‘なめこおろし冷やがけ蕎麦’。
海苔に隠れた辛味大根おろしとお蕎麦のハーモニーを豪快に楽しみお開きとなりました。

ごちそうさまでしたぁ。

さて次回は10月、秋の美肴に舌鼓を打ちながらの楽しい一夜を企画します。

毎回5,000円程度の参加費で飲んで食べて笑って和気合い合いの楽しい会です。
ご興味を持たれた方は当店までお気軽にお問い合わせください。

2012.08.14:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆店頭にて 文月2012◆

  • ◆店頭にて 文月2012◆
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、早いもので7月も半ばとなりました。

今日から海の日まで3連休という方も多いのでしょうね。

初日の今日はお出掛けという方が早い時間からお土産のお酒をお求めにご来店なされるケースが続きました。

それと生ビールとサーバーの出張配達がありましたが、こちらは職場の仲間でのホームパーティー。

どなたかの御宅のカーポートを会場に10名位の男達がお昼のバーベキューを楽しもうという趣向です。

いやぁ、実に羨ましいですねぇ。

さて話は変わって店頭には‘夏の日本酒’が勢揃い。

昨年も好評を博した‘米鶴純米蛍ラベル’や‘発泡にごり酒’、ニューフェイスの‘羽陽錦爛夏純吟’そして極め付けは何とバーベキューにベストマッチな‘加茂川純米にごりbarbecue'。

向日葵、朝顔、蝉時雨、鰻、夏牡蠣、冷奴。

暑い夏はもうすぐそこまで来ています。

ゴクゴクと冷たいビールで喉を潤したその後はやっぱり冷酒の出番でしょう。

ぜひこの夏も酒屋おやじセレクトの夏酒で疲れた身体を癒してくださいね~。
2012.07.14:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]