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◆ツールド・アルカディア◆

  • ◆ツールド・アルカディア◆

6月7日、前日の雨も上がり穏やかな初夏の快晴に恵まれた山形県置賜地方。

楽しみにしていた「ツールド・アルカディア」を走るには最高のランニングコンディション。

走り慣れた置賜盆地をぐるりと巡るこの日のルートは125㏄のビンテージイタリアン2台を考慮して熟考したものだが福島のK氏に初夏の置賜のワインディングのみならず素敵な観光スポットも合わせてお楽しみ頂けるよう配慮した次第。

千波にツールド・アルカディアのタイトルは置賜盆地を走る趣旨から明治の昔にこの地を訪れた英国女性旅行家イザベラバードが置賜を東洋のアルカディア(桃源郷)と称賛した事から引用させて頂きました。

さて当日のルートをご紹介致しましょう。

まるはち酒店→白鷹ヤナ公園→朝日町椹平の棚田→R348→県道R5→南陽市カフェレストランパーク→R113→飯豊めざみの里→県道R4→白川ダム湖畔→県道R8→源流の森→県道R4→県道R10→長井市→やませ蔵美術館→旧西置賜郡役所小桜館→まるはち酒店

10時スタート17時フィニッシュという丸一日のツーリングながら前記した国道、県道はできるだけ回避した山際、川沿いの風光明媚なワインディングロードがメインのルートをアクセル全開、全行程150kmという充実した行程です。

50年も前に生産されたイタリアのピッコロバイク2台、小生のドカティ125sがベベルギア駆動のOHCならば片やK氏のモトビ125インペリアーレは水平OHV。

同じ125㏄の小排気量のマシーンながら乗り味も排気音も異なる楽しい共演。

止まる度毎に居合わせた人々に声を掛けられて嬉しいやら気恥ずかしいやら。^^

 

 

そして最後に訪れた旧西置賜郡役所。

明治期の疑洋風建築をバックに見事な調和を見せる2台のビンテージイタリアン。

帰宅後は近くの温泉、はぎの湯さんで一汗流しノンアルビールで打ち上げ会。

弾む会話からK氏にも充分に喜んで頂けた事が伝わり嬉しい一時。

今回のツーリングは小排気量の旧車にとっては結構な走破距離ながらも終始好天に恵まれた上、トラブルもなく無事に笑顔で終了できた事が何よりでした。

楽しかったあの日の余韻が心地良いのとは裏腹に今頃になって全身に筋肉痛を感じるのが玉に傷。^_^;

年は取りたくないものですね。

ツーリングの様子は以下のURLをクリックしてご笑覧ください。

https://www.facebook.com/satoshi.ohouchi/media_set?set=a.691939644286145.1073741828.100004103467249&type=1&pnref=story

 

2015.06.09:maru8:コメント(2):[愛しのオートバイ]

◆イタリアンピッコロ◆

  • ◆イタリアンピッコロ◆

5月末日、休日の夕方にしばらくぶりのプチツーへ。

昨年の晩秋に我がガレージの住人となったドカティ125スポルト君をワインディングへと連れ出した。

走り慣れた田舎道50km程の行程を楽しみながら各部のチェック。

というのも今度の休日に福島のK氏を招いてイタリアンピッコロ2台で置賜盆地を100km程走る集い、題して「ツールド・アルカディア」を計画しており、その下見と準備を兼ねていたという次第。

さてさて当のドカ君、生まれ故郷の田舎道を思い出したのか、その好調なエンジン音と軽快な走りはまるで水を得た魚の如し。

懸念していたオイル漏れも皆無で一安心。

そして田植えが済んだばかりの田圃をバックに佇む雄姿、そのフォルムと色使いの妙。

これが半世紀以上も前に作られたという事が嘘のように古さを微塵も感じさせない造形美に我ながらうっとり。

小粋という単語はこのマシーンの為にあるのではないかと思うほど。

5日後に迫ったイタリアンピッコロ2台の共演が楽しみな今日この頃です。(^^♪

2015.06.02:maru8:コメント(0):[愛しのオートバイ]

◆The first run◆

  • ◆The first run◆

早春の麗らかな陽射しが降り注ぎ快晴に恵まれた15日の休日、今シーズンの初乗りを致しました。

昨年11月以来のライディングとあって一つ一つの動作を確かめるような走り出しながら昨シーズン後半に新調したリアタイヤとドリブンスプロケット、ドライブチェーン、入れ替えたミッションオイルが功を奏して愛車YAMAHA DS6.1970は頗る快調。

それに加えて空冷エンジンに気温の低さが味方したのでしょうね。(^^♪

R287を南下して置賜盆地を一回りと思ったまでは良かったけれど、20分も走ったら全身が冷えてきてこりゃダメだとばかりに長井に逆戻り。

もっとも気温7℃の状況の中、雪解け水が到る所で路面に流れていて足元は膝下まで水飛沫が上がる始末。

本格的にバイクが楽しめるのは桜の蕾が膨らむ一ヵ月先のようですね。

そんな冷えた身体で向かった先は長井の名店「そばきり八寸」さん。

ご覧のように軒下にはまだまだ残雪が有り雪国の遅い春を実感致します。

さてオーダーしたのは勿論こちらのお品。

 

美味しい出汁が利いた熱々の掛け蕎麦と揚げたてカリッカリのゲソ天。

身体の芯から温まり、いやー美味い事この上なし。

奇しくも掛け蕎麦の醍醐味を満喫した一時。

兎にも角にもバイク乗りは今少し先が宜しいようで。(^_^;)

 

2015.03.17:maru8:コメント(0):[愛しのオートバイ]

◆稔りの秋◆

  • ◆稔りの秋◆

台風の影響で朝から雨模様となっている長井地方です。

この台風が全国で大きな災害に繋がらないようにと願うばかりです。

さてこのところ忙しさに感けて久しぶりの更新となった拙ブログ。(^_^;)

時は一週間遡って9月最終日曜日、スカッと秋晴れの好天に恵まれたこの日、昼前にソロでのプチツーに出発です。

向かった先は赤湯温泉にお店を構える老舗のカフェレストラン、「パーク」さん。

一日限定10食の旨豚ランチから今回は生姜焼きをチョイス。

 

 

誰が何と言おうと絶対に美味しいのがこちらの「洋風トンカツ」ですが、どうしてどうして「生姜焼き」だってクオリティの高さでは全然負けていません。

このお肉、噛めばボリューム感と軟らかさが感じられ、そこいらのペラペラした生姜焼きとは物が違うのでとってもリッチな気分に浸れます。

素材の良さと熟練の調理技術の巧みさが融合した逸品ですよ。

食後のコーヒーを飲みながらマスターとしばしお喋りさせて頂いた後はフルーツラインを北上して吉野街道を一路R348を目指します。

 

 

路肩に広がる景色はご覧のような黄金の絨毯、頭を垂れた稲の刈入れが始まっていましたよ。

 

 

フルーツラインの愛称に因んだリンゴや洋梨の実が間もなく収穫の時期を向かえようとしています。

こんな素敵なロケーションの道がすぐ近くにある環境でバイクライフを楽しめるんですから田舎暮らしも悪くはないですよぉ。^^

最後に立ち寄ったのは白鷹町蚕桑地区にある田圃アート。

 

 

陽が傾き始めた時刻でしたが綺麗なアートが待っていてくれました。

こんなのも家から僅か10分程度バイクを走らせれば観る事ができるんですから贅沢ですよね。

実はこの日、旧車仲間のY氏の御助力でリアタイヤとスプロケット、それにチェーンを新品に付け替えして初めての試走。

結果、何の問題もなくスムーズな走行ができました。

それと前回のミニツーで気になったエンジンの異音、こちらも今回は発生せず先ずは一安心。^^

残るは僅かなオイル漏れ対策ですね。

同好の仲間が身近に居て助けて頂けるのは有難い事です。

Y氏には本当に感謝です。<(_ _)>


 

 

2014.10.06:maru8:コメント(0):[愛しのオートバイ]

◆晩夏のツーリング◆

  • ◆晩夏のツーリング◆

8月24日の日曜日、昨年知り合った旧車仲間のY氏をお誘いして小半日のツーリングを楽しんだ。

今回Y氏はご自慢のバーチカルツインを休ませて80年代オフロードXT250、小生はいつものDS6。

奇しくもオンとオフ、クラシックヤマハの揃い踏み。

ところで我がDS6のキャリアにクーラーボックスが積んであるのにはちょっと訳ありです。

さて北へ進路を取った2台のバイクが先ず立ち寄ったのは、朝日町の国道沿いにあるリンゴの産直販売所。

 

 

勝手知ったるY氏がオーダーしてくれたのは何とその場で丸々1個をプレスして搾った100%のリンゴジュース。

こんな豪快で贅沢な搾りたてを味わったのは初めてで、そのフレッシュな美味しさは格別でした。

 

 

Y氏曰く時期によりリンゴの品種やお値段も変わるのだそうで今回飲んだのはシナノレッドというリンゴでしたね。

きっと原産は信州長野県なんでしょう。

千波に一杯150円は驚きの超破格値、こりゃ良い所覚えました。

そこから30分も走ったでしょうか、Y氏の先導でやってきたのは河北町、河北町と言えばそう、ご存じ肉蕎麦です。

 

 

国道沿いの一寸亭支店がY氏のお気に入りとの事ですが11時を回ったばかりだと云うのに既に満席でした。

 

 

こちらがその冷たい肉蕎麦、親鳥の歯応えと甘辛スープが堪らない素朴な味わいは理屈抜きで美味しかった。

 

 

そこから何と10分程度で着いてしまった今回のメイン、小生のリクエスト「とうふ工房 清流庵」です。

寒河江市の郊外に佇む何とも風情あるお店ですが実はこちらでお豆腐や厚揚げ、油揚げなんかを買って帰る事を楽しみの一つにしていた次第。

キャリアのクーラーボックスはその為だったというわけです。

こちらでは関連メニューが頂けるコーナーも設けてあり、二人でしばしまったりと。

 

 

知人から聞いて興味津々だった吐きたてのトコロテンは海藻の香り充分でプリッとした食感がグッド。

やっぱり本物は違いますね。

そして帰路は多彩なルートを熟知するY氏のご案内で山辺町から山へ入り朝日町の里山道を白鷹町へ抜けるワインディングを存分に楽しんで。

3時には帰宅しているという余裕の行程でしたが中身の濃い充実したツーリングでした。

無理せずのんびりと小半日が楽しめる素敵なルート、次回は逆周りで行ってみたいですね。

お付き合い頂いたY氏に感謝!

2014.08.27:maru8:コメント(2):[愛しのオートバイ]