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◆DS6で行くプチツーリング その壱◆

  • ◆DS6で行くプチツーリング その壱◆
梅雨の晴間を見計いヤデちゃん(家内が命名したDS6の愛称)に跨って向かったのは最上氏の城下町、山形市。

気侭な一人旅に憧れて休日の日帰りツーリングの初回に選んだのは青春の3年間を謳歌した山形市。

僅か4時間程度のプチトラベルながらも日頃気になっているスポットをお気に入りのマシーンで訊ねれば楽しさも倍増なのである。

今にも降り出しそうな空を見上げてガレージを後にするも気になっていたオイル漏れも解消されたヤデちゃんは絶好調。

一路山形を目指し向かったのは「御殿堰」、「山之助」、そして「紅の蔵」。

ピンポイントの充実した時間で得た目の保養、舌の保養は格好の気分転換と明日への活力となりました。

さあ~て酒屋おやじ流バイク旅の始まり、始まりぃ。



先ず初めに向かったのはつい最近整備された七日町の新たなスポット‘七日町御殿堰’
堰の底には大きめの自然石が敷き詰められ街中を行く流水に心和む一時。
堰に沿って建造された水の町屋という商業施設も景観に調和して素適。
和の雰囲気の落ち着いた佇まいに癒されます。

続いては同じ七日町にある‘らー麺 山之助’
山形のラーメン界では巷で噂の人気店の一つらしい。
山形に行くならこのお店が気になると家内からの情報を基にネット検索。
店主は東京の名店、麺屋武蔵にて修行を積んだ方だとか。
チョイスしたのは初来店にはお決まりのスタンダードな「らー麺」、確かに洗練された印象が漂う。
鶏系がベースのスープは甘みが弱い上品な味わい。
これに硬めの太麺が絶妙のマッチングを魅せるも何せ量が少ないのが残念。
思わず人気の「つけ麺」も追加しそうになるもそこは次回の楽しみにと自制。
山形行きの楽しみが増えました。

最後は‘山形まるごと館 紅の蔵’へと向かう。
かつて紅花商人として栄えた長谷川家の蔵屋敷を再利用し観光拠点を目指した古の香り漂う施設。
蔵造りの豪華な空間を洋のテイストでアレンジしたカフェもあり若者にも人気のよう。

帰りがけに鉛色の空からポツ、ポツっと雨粒が落ちてきて、こりゃヤバイと家路を急ぐ。
帰路のヤデちゃんは絶好調、大した雨に降られる事もなく無事帰還。

僅か4時間程度のプチツーリングとは云えこんな休日の過ごし方も好いもんです。
さてさて次回は何処に行こうかなぁ。



2010.07.12:maru8:コメント(0):[愛しのオートバイ]

◆プロジェクトYその3◆

  • ◆プロジェクトYその3◆
慣らしと最終チェックを兼ねた置賜さくら回廊プチツーリングもトラブル無くこなしたDS6号。

連休明けの5月9日、いよいよ目標にしていた朝がやってきた。

目指すは宮城県白石市、片道75kmの山越えを含むソロツーリングに挑みます。

途中でトラブったらどうしようという一抹の不安を抱えながらも初めてのロングも順調そのもの。

5000回転辺りからの安定したエンジン音と五月晴れに恵まれた爽やかな風が心地良い。

いつしか不安も消えて充実したライディングの世界に没頭していたら呆気なく会場に到着。

白石ホワイトキューブにはタイムスリップした4輪、2輪が所狭しと集合しており、旧車談義に花が咲いておりました。

この日は塩竃のパリラ仲間S氏がドカのシングルで駆け付けてきてくれており、旧知の福島の方々とも御挨拶。

会場を廻って目の保養をたっぷりと楽しんだ後、昨年皆で押しかけたにも係らず店が休みでパスした噂の中華亭へ。

地元グルメの行列ができる店は裏通りの目立たぬ所にひっそりと佇んでおりました。

そして二年越しでようやく有り付いた「みそタンメン」750円也。

相席の方に問うたらば白石のラーメンはスープが並々と張られているのが普通のスタイルとか。

うーん、好いと思います、自分的には。

気になるお味は、ややあっさりで油も普通の上品な味噌スープに細麺がベストマッチ。

そうですなぁ、個性丸出しのガツンとくる系とは対極の毎日食べても飽きない類の美味しさでした。(^^♪

中華亭さんの駐車場にはお腹にラーメンを溜め込んだオトキチ達と1960年代のオートバイ。

帰路は七ヶ宿街道に咲く満開の桜を右に左に眺めながらの最高の一時を満喫。

バイク乗りっていう奴は皆一様にマシーンに跨っている時が一番幸せなのではなかろうか。

ノントラブルで帰り着いたガレージで入念に旅の垢を落としてあげながら、これからもよろしくと心で呟いた。

何年も走る事を許されず、赤錆に覆われたDS6号は半年の養生を終え、この春復活の雄叫びを上げた。

再デビューのこの日は全てに恵まれ人馬共に最高の一日となった。

関係者の方々に心から感謝!
2010.05.11:maru8:コメント(2):[愛しのオートバイ]

◆プロジェクトYその2◆

  • ◆プロジェクトYその2◆
4月の中旬に16cmもの積雪を記録した長井郷も桜の蕾が綻んで開花し始めました。

梅やコブシは今が満開、お待たせしましたの春爛漫がようやく到来です。

さて昨秋にご報告したプロジェクトY、長~い冬季間のブランクを経て再開です。

などど言っては見たものの有態に申せば「タンクが修復を終えて戻ってきた」という訳。

見てください、この完璧なお姿!、流石は塗装のマジシャンK氏の職人技に唸ります。

持つべきものは頼りになる友人とは当にこの事ですなぁ。

気を好くした小生は俄然ハリキリモードに突入という次第でありまして、目標を5月9日と定めましたよ。

つまりは白石旧車会に自走で参加という目論見な訳でありますが、さあてどうでしょう?

現段階で既にタンクのサビ取りと内面処理は完了してますが、何せ手元に来てから一度もエンジンを始動していない。^^;

運良く掛かっても試乗を繰り返して細部の「ダメ出し」をしなけりゃならないんですよねぇ。

自由になる時間は限られてるし、どこかで大きくつまずいたらその時点でアウトという事になるでしょう。

けれどちょっぴりスリリングな運試しみたいな部分も感じて何かワクワクした気持ちになってるのも事実なんです。

兎に角ツーサイクルツインのあのかん高い雄叫びが一刻も早く聴きたくて..。(^^♪

実はこんな時が一番楽しいんですよね。

さ~て、‘プロジェクトY’事の顛末は如何様になります事やら。
2010.04.21:maru8:コメント(0):[愛しのオートバイ]

◆オールドタイムランみかも2009◆

  • ◆オールドタイムランみかも2009◆
10月25日、晩秋のみかも路の渡良瀬遊水池までの15km程を往復する旧車イベントに初参加。
サブタイトルに「旧車で走る秋!道の駅みかも から日本最大の渡良瀬遊水池」とある。
このイベントは北関東各地の旧車会が共同で開催する大規模なもので今回が三回目なのだとか。
主催者の挨拶によればスタッフ50人規模で参加者をサポートしてくれるとの事。
年々盛況を呈し今回は116台ものエントリーがあったそうだが為るほど参加してみて人気の訳が良く判る。
詳しくを割愛する事をお許し願い、先ずは上の画像をご覧下されたい。
大観衆の見守る中1台毎に御紹介のアナウンスを受けフラグが振られて赤絨毯の上を颯爽とスタートして行く。
皆の目が釘付けになるこの時ばかりは普段は感じる事のない緊張感に満たされる。
人は皆他人から注目を集めるのはまんざらでもないものなのである。
エントリーナンバー76は遠路山形県から参加の‘酒屋おやじ&スモールイタリアン愛車モトビ号’の雄姿。
実はこの画像、敬愛するパリラ仲間のY氏が撮ってくれていたスナップの中の一枚なのだが小生とモトビ号のスナップを何枚もご自身のヤフーフォトにアップしてくださった。
翌日そのアドレスのご連絡を頂戴しパソコンに保存したという次第。
Y氏に感謝、便利な世の中になったものです、ホント。

さてギャラリーの熱い視線に見送られ‘道の駅みかも’を後にした我々が向かった先は渡良瀬遊水池
そこは本州以南では最大のヨシ原が広がる自然の宝庫。
晩秋の自然公園の一角に愛車を休めて暫しの旧車談義に花を咲かせる一時。
初めてお会いする人でもすぐ打ち解ける趣味人の輪。
これだから旧車はやめられないんですよねぇ。



そしてここを発つ時にもゲートと赤絨毯の心憎い演出が。
ここで1台毎にカメラに納めて後から送ってくれるのだとか。
復路でも要所毎にスタッフが立ち笑顔で誘導してくれるフレンドリーな対応に頭が下がる思い。



会場に戻り配られた「このイベントの為に特注したというスペシャル弁当」、その上に乗せたのは参加賞のキーホルダー、この心配りにはもはや脱帽。



各賞の発表が行われ皆笑顔で祝福の拍手が続く中、山のように積み上げられた沢山の賞品が渡りきり最後は全員で集合写真を撮ってお開きとなりました。
小生も遠来賞を頂戴し、‘来年もぜひ’と声を掛けて頂いた。
きっと深夜の3時半に家を出た事の御褒美だったんでしょう。

‘オールドタイムランみかも’皆が主役になれる肩肘張らない素適な集い。
スタッフの方々の御苦労に感謝!


クリック→‘みかも2009’で撮ったスナップ

クリック→YouTube動画 スタート風景

クリック→YouTube動画 メグロ Z3
2009.10.28:maru8:コメント(4):[愛しのオートバイ]

◆プロジェクトY◆

  • ◆プロジェクトY◆
二月程前にひょんな事から1台のバイクを入手した。

少ないお休みを利用して車体の錆落しやキャブレターのオーバーホールなんかをやっている。(^^ゞ

そして今日はいよいよタンク内の錆落しという事に。

使用するのはホームセンターで入手した1.5mのステンレスのチェーンと通販で買った錆取り材。

この画像から車種が判別できる方は余程のヤマハ通かと。



先ずはタンクに水とチェーンを入れてこのような状態で天井から吊るす。

誰かのブログに吊るした状態で作業する事で腰への負担が軽減されると載っていたので~。

そして後はひたすら両手で支えてシェイク&シェイクの予定だった。

だったと言うのには落ちがある。

何と初めのシェイクで油断して水の重量に負けた紐が解け、あろう事か哀れタンクは地面目掛けて真っ逆さま。(-_-;)

タンクの先端に孔が開き水鉄砲状態を目撃するに至っては‘もはやこれまで’。

「プロジェクトY」はタンクの修復という泥沼にはまってしまったとさ。

チャン、チャン。
2009.10.18:maru8:コメント(12):[愛しのオートバイ]