6月7日、前日の雨も上がり穏やかな初夏の快晴に恵まれた山形県置賜地方。
楽しみにしていた「ツールド・アルカディア」を走るには最高のランニングコンディション。
走り慣れた置賜盆地をぐるりと巡るこの日のルートは125㏄のビンテージイタリアン2台を考慮して熟考したものだが福島のK氏に初夏の置賜のワインディングのみならず素敵な観光スポットも合わせてお楽しみ頂けるよう配慮した次第。
千波にツールド・アルカディアのタイトルは置賜盆地を走る趣旨から明治の昔にこの地を訪れた英国女性旅行家イザベラバードが置賜を東洋のアルカディア(桃源郷)と称賛した事から引用させて頂きました。
さて当日のルートをご紹介致しましょう。
まるはち酒店→白鷹ヤナ公園→朝日町椹平の棚田→R348→県道R5→南陽市カフェレストランパーク→R113→飯豊めざみの里→県道R4→白川ダム湖畔→県道R8→源流の森→県道R4→県道R10→長井市→やませ蔵美術館→旧西置賜郡役所小桜館→まるはち酒店
10時スタート17時フィニッシュという丸一日のツーリングながら前記した国道、県道はできるだけ回避した山際、川沿いの風光明媚なワインディングロードがメインのルートをアクセル全開、全行程150kmという充実した行程です。
50年も前に生産されたイタリアのピッコロバイク2台、小生のドカティ125sがベベルギア駆動のOHCならば片やK氏のモトビ125インペリアーレは水平OHV。
同じ125㏄の小排気量のマシーンながら乗り味も排気音も異なる楽しい共演。
止まる度毎に居合わせた人々に声を掛けられて嬉しいやら気恥ずかしいやら。^^
そして最後に訪れた旧西置賜郡役所。
明治期の疑洋風建築をバックに見事な調和を見せる2台のビンテージイタリアン。
帰宅後は近くの温泉、はぎの湯さんで一汗流しノンアルビールで打ち上げ会。
弾む会話からK氏にも充分に喜んで頂けた事が伝わり嬉しい一時。
今回のツーリングは小排気量の旧車にとっては結構な走破距離ながらも終始好天に恵まれた上、トラブルもなく無事に笑顔で終了できた事が何よりでした。
楽しかったあの日の余韻が心地良いのとは裏腹に今頃になって全身に筋肉痛を感じるのが玉に傷。^_^;
年は取りたくないものですね。
ツーリングの様子は以下のURLをクリックしてご笑覧ください。