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ペルシャ絨毯のごとく、美しく織りなす人生

運命がタテ糸なら
運命を開く努力はヨコ糸
一つの節にぶち当たり
そこで諦めず努力すれば
また新たな節が待っている
こうして自分だけの織物ができ上がる
どこまで織ることができるか
美しきペルシャ絨毯のごとくに

(「心に情熱の炎を燃やせ」より)
2006.12.22:反田快舟:コメント(0):[経営箴言]

大きく考えて、大きく夢見て、大きく動く

たった一度きりの人生
自分なりの大きな夢を描き それを追求したい
戦後の電力業界再建の父 松永安左ヱ門翁は
八十歳を過ぎても
日本のエネルギーの将来を描く夢は壮大であった
周囲を圧倒する精神のみずみずしさを保っていた
夢を抱こう
それもできるだけ大きな夢を

(「心に情熱の炎を燃やせ」より)
2006.12.21:反田快舟:コメント(0):[経営箴言]

自分が燃えなければ、他人の心に火はつけられない

古今の名経営者は
苦境に立つと必ず支援してくれる人が現れる
なぜだろうか
偉大な成功者ほど
他人の心に火をつけるのがうまいのだ
その秘訣とは何か
自らが燃え続けることだ
それ以外に秘訣などない

(「心に情熱の炎を燃やせ」より)
2006.12.20:反田快舟:コメント(0):[経営箴言]

水の中にいて渇を叫ぶ

“会社にとって一番大切なのは、金でもなければ設備でもない。それは従業員の心である”とは、ホンダ技研の本田宗一郎のことばであるが、どこでも人材不足を嘆き、社員の能力向上対策に一生懸命である。

それも、従業員の異動は激しく、企業規模は拡大していきつつある状態にあっては、とくに中堅幹部の能力をいかに向上するかが焦眉の急と考えている。
人材がいないのではない。人はいながら、人材はいないといっているのが現状ではなかろうか。

その姿は、洪水の中に飲み水なしというか、水の中にいなから喝を叫ぶ姿そのものである。トップ層は、いますぐ役にたつ人間、あるいは放っておいても自己啓発をして、経営者が期待する仕事をしてくれるような人の不足を訴えているのではなかろうか。

悠然として流れる水を飲用に適する水に変えるのは、それを生かす人の能力であり、知恵である。部下の能力アップをはかるより、だれでもがそのとおりにすれば、立派な仕事ができるような仕事の仕組みをつくるのが経営者の仕事なのである。

子は親の鏡というが、トップ゚の姿勢が問題なのである。親が模範を示す。しつけをする。よい家風をつくることが必要なのだ。
理屈ではない。毎日毎日の現実の仕事のあり方、習慣をどのようにしていくかである。その基本がしっかりしていれば、だれでもが一番よい仕事ができるのだ。

各人の頭で考えさせるのではない。しきたり、しつけをこしらえるのである。たとえば、出退勤管理についてみると、タイム・カードは長に手渡しするとなると、責任者は部下より早く出勤するだろうし、カードの手渡しを通して、朝のあいさつから仕事の打ち合せ、健康状態をも含めて、人員の掌握ができるであろう。

この考え方を、執務のすべてに及ぼしていくことだ。人さえいれば、仕事ができるような仕組みや、システムづくりをするのが各人の能力アップより大切なことであることを知らねばならない。人材不足をいうのは、トップの怠慢といわれてもいたしかたないであろう。

2006.12.06:反田快舟:コメント(0):[経営箴言]

健康な人間の環境条件

健康な人間の環境条件とは、次のようなことをいうのだそうである。
① 輝く太陽
② きれいな空気
③ きれいな水
④ 完全な食物

 科学技術の発達によって、われわれの生活環境はすっかり変わり、文明、文化の遠く及ばない原始自然の状態とは、まったく隔絶したものになってきた。
放射能、煙害、スモッグ、騒音によって汚染された大気からは、きれいな空気は望むべくもなく、密集して建てられた都市の谷間からは、輝く太陽をながめるすべもない。

 生産機能の拡大は、消費、廃棄、自然還元のバランスを崩し、各種の汚水、加工色素、農薬、防腐剤、消毒剤の混入した水からは、きれいな水は期待できそうにもない。
 
 各種化学薬品の乱用から、食用動物には奇型を生じ、摂取する魚類、牛、豚、馬、ひつじ、とり、たまごなど動物性たんぱく質についても、安全なものはない。

 農産物についても同じことがいえる。失われたものを求めて、原始にかえり、自然に戻ろうという基本的な欲求は、一つは自然環境破壊反対、日照権を守れなどという住民運動となってあらわれているが、個人としての立場からは、自分の力をもって獲得しようと、それをレジャーやセカンドハウスに求め、あるいは科学機器に頼ろうとしている。

この四つの基本的な環境条件に対する姿勢はいずれも
① よりよく-できるかぎりそれに似た状態に
② より近く-空間的に(距離)
③ より速く-時間的に
④ より安く-費用面から
ということである。

レジャーやセカンドハウスという形で、安らぎの場を求めようとする場合は、この条件を満たすものでなければならない。換言すると、レジャー施設のねらい、キャッチフレーズ、セールスポイントなどは、いずれもこれでなければならないということである。

 また、機器開発の着眼もこれである。
太陽の光りに近い照明、太陽光線と同じ作用をする人工光線発生器や、紫外線透視ガラス、空気清浄器から、オゾン発生、除湿、有毒ガスなどの防御装置。
小さくは酸素吸入マスクに至るまでである。

きれいな水となると、水道のじゃ口にとりつける簡易消毒器から、水がうまくなる装置など、種々あろう。

完全な食物となると、自然食品から、玄米食運動、それを容易にするための各種機器も出ている。

われわれは、生き物である以上、生存の根本条件を考え、よりよき人間の環境条件をつくり、社会人類に奉仕し、なおかつ利益をあげる新事業のあり方について、正しい姿勢をとっていくべきではないだろうか。


2006.11.28:反田快舟:コメント(0):[経営箴言]