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【データで読み解く:転職時の年齢】全体の55%が35歳以上(転職完了時の平均年齢は38歳・最年長はなんと!!)

  • 【データで読み解く:転職時の年齢】全体の55%が35歳以上(転職完了時の平均年齢は38歳・最年長はなんと!!)

「35歳を過ぎると転職が難しくなる」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。

「35歳を過ぎてしまうと転職できなくなってしまう」と焦った気持ちでご相談に来る方も少なくありません。

求人票の応募要件に「35歳以下(長期勤続によるキャリア形成のため)」と記載されている求人も多いため、そう信じてしまうのも理解できます。

しかし、当社で実際の転職完了時の年齢(新しい会社に入社する時の年齢)を調べると、35歳より高い年齢で転職に成功している人が多数います。

実際、55%が35歳以上で転職成功しており、平均年齢は38歳、最年長は64歳、最年少は20歳です。

 

・年齢の出し方:入社年月日ー生年月日 
・調査人数 2024年4月1日時点で山形転職を利用して転職を完了した250人

未経験の領域へのチャレンジの場合、教育期間などを考慮すると、年齢が若い方が採用されやすい傾向があります。しかし、一定の経験値、知識、マネジメント力などが求められる求人では、年齢が高い方が採用要件に合うことが多いです。

特に、当社が力を入れている「提案案件(求人票になっていない潜在的な募集)」では、その傾向が強く見られます。

「もう35歳を過ぎたから転職先がない」と諦める必要はありませんし、
「35歳までに転職しなければ」と焦る必要もありません。

もっとも大事なのは「転職をして何を叶えたいか」ということです。

私たちといっしょに、転職や将来のキャリア、叶えたい人生の希望について、お話してみませんか?
ご相談お申し込みお待ちしています。

2024.04.22:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

「提案案件」の進め方 vol.2 ~ジンジャーズの強み!~

  • 「提案案件」の進め方 vol.2 ~ジンジャーズの強み!~

ひとつ前の記事で、求人が出る要因のほか「提案案件とは社長や経営層の頭のなかにある未完成求人のことである」とお伝えしました。
→「提案案件」の進め方vol.1 ~求人にはどんな種類がある?~


今回はその続きです。


<未完成求人とのマッチング>

「未完成求人」=「社長や経営層の頭のなかにしかない求人」を、ジンジャーズは把握していることがあります。もちろんすべて把握済みとは言い難いですが、県内企業さんを訪問して社長や経営層とも直接のやり取りを日常的にしております。
そしてお聞きした内容、採用についての考え、今後の事業展望などをコンサルタント全員で日々共有をしています。

 

一方で、転職したい!とジンジャーズにご登録いただく求職者の皆さんとも、私たちは丁寧に面談をさせていただいております。
(参考)【転職体験記/番外編】 ~初めてのご相談~「お気軽にご相談ください」って言われても不安ですよね。

皆さんの知識・経験はもちろんのこと、学生時代の専門分野や現在の環境等、さまざまな角度からお話をお聞きしています。

 

お聞きしたお話をもとに、
「求職者Aさんの〇〇の知識は、先日X社の社長がおっしゃっていた話にぴったりだ」
「求職者Bさんの■■の経験は、Y社の専務が今後の会社の展望としてお話していた内容とぴったりだ」
等と、表に出ている求人や未公開求人はもちろんのこと「未完成求人」ともマッチングを行っています。

 

<社長や経営層に直接アプローチ>

ジンジャーズでは、未完成求人について、求職者へ確認を取りつつ「〇〇の知識を持つAさんが、貴社に興味を持っています」と社長や経営層にアプローチをしています。これが【提案案件】です。

提案案件は具体的な求人にはなっていない未完成なものですので、正式な採用ニーズとして形になるかどうか、話が進むかどうかの有無は正直に申し上げて「アプローチ後に確定」となることが多いです。

つまり、打診した結果「今は、人材は採用するつもりはない」となることもありますし「いずれは採用したいと思っているが、できれば■■の知識や経験がある人でないと難しい」となることもあります。
もちろん「採用を前向きに検討したいから、一度お会いしたい!」「そういう方をぜひ採用したいと思っていた!」と話が進むこともあります。

ですので、私たちもアプローチをしつつ企業さんとも丁寧にやり取りを進めていますし、それらは求職者へもフィードバックさせていただいております。

 

<ジンジャーズの強み>

「求人票があること前提」の転職活動だけではなく、求人票が出ていない企業さんへも、このように直接アプローチできることが私たちの強みです。これは山形密着で動いているジンジャーズが、地域企業の皆さんから長年にわたりご信頼をいただいているからこそできることである!と自負しています。

そして【提案案件】は、求職者の皆さん・求人企業、双方にとって新しい可能性が広がっていくことでもあります。

 

ご面談させていただきながら、転職を含めた可能性やキャリアの方向性をともに考えていきます。山形で転職を考えた皆さん、ぜひご相談くださいね。

 

2024.01.15:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

「提案案件」の進め方 vol.1 ~求人にはどんな種類がある?~

  • 「提案案件」の進め方 vol.1 ~求人にはどんな種類がある?~

私たちがお手伝いし、転職が叶った方を「実績報告」として一覧にし毎月掲載をしています。

そのなかに【提案案件】と書いてあるものが複数。

なかなか聞きなれない言葉かと思いますが、これはハローワーク等での「求人ありき」「求人があること前提」の転職活動と異なります。そして【提案案件】は、ジンジャーズの大きな強みでもあるのです。

今回はそんな【提案案件】についてお伝えしますね。

 

<そもそも、求人って?>

求人はどんなときに生まれるのか、ということをまず整理します。

①欠員補充
これは分かりやすいかと思います。すでに社内で働いている誰かが辞める・休職する等で空いた枠を「補充する」ために生まれる求人です。

②増員
すでに働いている方がいるものの、業務量の増加や定年退職を控えた方がいる等を見越して「増やす」ために生まれる求人です。

③新規事業の開始
上記2つに比べると数は少なくなりますが、「新たに事業をスタート」するために生まれる求人です。

 

これらは求人としてハローワークや求人媒体に載り、表に出てきます。その際には求人票にも「欠員補充のため」等、募集理由が書かれていることが多いです。ただ、実はこれ以外にも【表に出ない求人】があるのです。

 

<表に出ない求人>
表に出ない求人とは、「未公開・非公開求人」および「未完成求人」のことを言います。

 

①未公開・非公開求人
未公開求人は「求人」としてハローワークや求人媒体には載っていませんし、企業のホームページにも載っていません。表に出したくない、公開はしたくないが採用したい、という企業側の意図があります。なぜ未公開にするかというと、企業の事業戦略上の理由(新規事業に係る人材募集について競合他社に知られたくない等)や既存社員への配慮が挙げられます。
未公開ではありますが、求人としてしっかり存在しています。

 

②未完成求人
世の中には出ていない、「未完成な求人」です。この求人がどこにあるかといいますと【社長や経営層の頭のなか】にあるのです。

 

例えば・・・

「もっと〇〇の知識を持っている方がいれば、自社の営業力はきっと上がるだろうなあ」

「将来的には◇◇な会社にしたい。そのためには■■の資格や経験を持った人がいればなあ」

「〇〇について、自分と同じ目線で仕事をしてくれる方がいればなあ」

 

このように、社長や経営層の頭のなかには「もっと〇〇な方がいれば・・」という漠然とした採用ニーズが隠れている場合があります。そしてそれは、さまざまな事情からいつも表に出てくるとは限りません。「社長や経営層の頭のなかにしかない求人」ですので、「未完成求人」とも言えるのです。

 

そして、冒頭でお伝えした【提案案件】はこの「未完成求人」のことを指しています!
(ここまで長くなりましたが・・)

【提案案件(未完成求人)】はジンジャーズの大きな強み。
その詳細を次の記事にてお知らせします!
「提案案件」の進め方 vol.2 ~ジンジャーズの強み!~

2024.01.11:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

【山形転職の小ネタ】2023年に転職が決まった人の年齢は?転職回数は?

  • 【山形転職の小ネタ】2023年に転職が決まった人の年齢は?転職回数は?

2024年、また新たな年を迎えました。
1年経つということは、私も歳を取り、あなたも歳を取る。
「歳を取る」ということは、経験値が増え、成長するということでもある一方で
年齢が上がれば上がるほど「衰え」てくる部分もあり、不安になることもありますね。

転職市場においては、昔から「35歳限界説」といって、35歳を過ぎると転職可能性が無くなってしまうような話をよく聞きます。

実際のところはどうなのか。当社にご相談にいらっしゃる方の中にも「35歳を過ぎると転職が難しくなると聞いて不安になっています」と言う方は少なくありません。

そこで、2023年までに転職活動を進められて、実際に内定が出た方の当時の年齢について調べてみました(n=60)。

 

当社では35歳までに転職が実現した方は、36歳以上の方が全体の60%を占める結果となっていました。

46歳以上でも26%、56歳以上(役職定年などの年齢)であっても転職が叶えられる方が一定数いらっしゃいました。

確かに求人票などに長期勤続によるキャリア形成」などの理由で、求人への応募を35歳以下に限っている案件もありますが、よく企業に状況を聞くと「本当は40代でも構わない」とおっしゃっていただくケースは少なくありません。

 

また、年齢とともに気になるのが「転職回数(経験社数)」です。

転職回数が多くなると書類選考に通過しにくくなる傾向は、確かにあります。

「当社に入社してもまた辞めてしまうのでは・・・」という企業側の懸念からです。
とはいえ、最近では転職も一般的になっていますので、複数の企業を経験するのはもはや当たり前となりつつあります。

当社をご利用されて転職を叶えられた方は、平均して「2.6社(転職回数では1回~2回)」というデータになりました。

5社以上経験されている方でも転職が叶っている実績もあることから、転職回数についても一概に何か上限があるということではなく、転職の背景や個々の事情による、というのが実態と言えます。

当社がお取引している多くの企業の経営層や人事担当にお話を聞く限り、採用においては「年齢」「転職回数」だけではなく、経験値や知識、自社の社風へ合うかどうかなど、そういった観点がより重視される傾向が強くなっています。

歳をとったから守りに入るのではなく、新たな可能性を切り開き続けていく意欲を持って過ごしていきたいものですね。

まずは相談してみる、そんな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。
お気軽にお申し込みいただければ幸いです。

お会いできますことをコンサルタント一同楽しみにしております。

2024.01.09:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

【データで読み解く】~今年のボーナスどうだべか?~山形県の年収を考える2023版

  • 【データで読み解く】~今年のボーナスどうだべか?~山形県の年収を考える2023版

最近は「賃上げ」が報道等で話題になることも多くなっておりますが、
みなさんの会社や周囲ではいかがでしょうか。

収入について、ご自身の生活が十分に成り立っているのであれば、わざわざ他の人と比較する必要はないと考えます。
ただ、「自分の成果に見合った評価がされていないのではないか」「自分だけ極端に賃金が低いのではないか」とお感じになるような方は、ご参考いただければと思います。

年収については、2019年に記事を掲載していましたが、その後どうなっているのか、データを調べてみました。

 

山形県の賃金統計 2023-2019 ・()内が2019年度の数字
性別 年齢 勤続年数 労働時間 所定外
労働時間
決まって支給する
現金給与額
所定内給与 年間賞与
男性 45.2
(43.5)
14.4
(14.6)
169
(169)
12
(16)
30万7700円
(31万1100円)   
28万2400円
(27万300円)  

73万9200円
(72万9800円)   

女性 43.6
(42.7)
11.5
(11.6)

165
(165)

6
(7)
22万2600円
(21万9500円)
21万1400円
(20万6600円)   
45万1300円
(46万1100円)
 

この賃金データは、毎年厚生労働省が行っている「賃金構造基本統計調査」を見るとわかるようになっています。
リンク:山形労働局 賃金室 / サイト中段「山形県の賃金統計」をご覧ください。

3年前と比べると、男性においては残業時間が減ったことで、若干給与が下がっているという傾向がみられますね。

ちなみに、賞与はどうなっているのでしょうか?下記が賞与の推移です。

 

 

年間賞与その他特別給与額の推移 
西暦 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
男性 72万9800円 74万9000円 75万8000円 77万4100円 73万9200円 ??万????円
女性 46万1100円 46万1100円 49万9100円 50万7700円 45万1300円 ??万????円

 

年間賞与の推移で見ると、2021年に比べると2022年は4~5万円も全体で下がっているんですね?!
あくまで全産業、全企業規模での平均になっているので、業界や企業規模でみるとまた違ったことがわかりますし、もちろん個別企業ごとに業績は違いますので、「自分のところは少し上がったけど世間的には下がってたんだな」なんてこともあるかもしれませんね。

2023年はどうなるのでしょうか?この賃金統計は、毎年11月頃公表とのことですので、今年の結果は来年11月にまた確認してみたいと思います。

 

「もっと給与を上げたい」=「転職すれば万事解決!」ということにはなりません。
特に転職直後は、評価期間により賞与が全く出ないケースもありますので、実際の手取りが大きく減ることもあります。

収入と支出のバランスを考えて、マネープランの視点からの生活改善も検討が必要になるかもしれませんので、「とにかく転職」ではなく、転職も選択肢に入れながらも、より広い視点からライフプランを考えてみることをお勧めします。

【参考:コラム】~山形での転職事情2019~山形県の年収相場を考える~

2023.12.14:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]