HOME > キャリアアップ情報

今更かもしれないけれどお伝えしたい「履歴書の顔写真」

こんにちは、佐藤大輔です。

先日、HPの更新や名刺用に(弊社では名刺に顔写真が付いています)、プロカメラマンの長岡信也さんに、写真撮影をしていただきました。

なかなかプロに写真を撮っていただく機会がないのですが、やはりアマチュアが適当に撮るのと、プロが撮るのとでは出来映えが全然違って、私のように素材が悪くても明るくキリッと撮って貰えるんだなぁと、改めてプロの凄さを感じました。

それで今回は、ふとその写真撮影のことを思い出し、改めて「履歴書の証明写真」について皆さんにお伝えしてみようと思った次第であります。

撮り方次第で書類選考時の評価も大きく違いますので、私たちが転職サポートする時も、履歴書写真の撮り直しをお願いすることも稀にあります。

「なんで撮り直した方がいいのか?」をサンプルを使いながらご説明します。

 

1.無表情は結構怖い。

 

 

履歴書ってこんな感じですよね。

 

 

 

何の意識もせずに撮った写真です。変じゃないけど。。。素材が悪いのは置いといて

 

 

 

2.ちょっと口角をあげるだけで

 

 

 

 

ちょっとだけ口角(口の両端)に「んっ」と力を入れた感じです。

 

 

 

元の素材は変わりませんが、ちょっとキリッとしました。

 

 

 

3.微笑むくらいがちょうどいいかも

 

 

1.2.と比べると結構違う感じがしませんか?
全く同じ日、同じ肌のコンディションで撮った写真です。

 

 

 

 

口角をあげて「んっ」っと踏ん張った状態から、頬っぺたをちょっと引き上げた感じです。
私はよく「軽く微笑むくらいで写真撮ってください」とお願いするのですが、それがこのくらいです。

 

 

4.歯を見せるとちょっとやり過ぎ感

 

 

ニッコリ笑ってみました。

 

 

 

接客や販売職など、笑顔を期待される職種・業界ではこのくらい歯を見せてもいいかもしれません。会社の社風などにも合わせて、「求める人物」に合致する表情というのが必要ですね。
 

 

並べてみると結構違う

 

 

履歴書は、企業と皆さんの一番最初の接点になりますので、できれば印象が良いものの方がいいですよね。

 

また、私たちは、企業にご推薦する際に面談で感じた「お人柄」について補足説明しています。その際に良い表情のお写真があると、鬼に金棒、なのです。

転職は、スキルや知識だけのマッチングではなく、人と人との関係を大事にしたいと考えています。
「ちょっと会って話してみようか」と企業の担当者や社長に思ってもらえることで、新しいご縁が広がります。
ご自身の履歴書のお写真の表情について見返していただければ幸いです。

 

 

最後に・・・履歴書写真を撮るならレジャーの前がオススメ

 

 

冒頭の撮影日、すでに日焼けで真っ黒になった弊社の吉田は、どこかの実業団野球の選手のような写真になりました。
これから海などにお出かけのご予定のある方は、夏のお出かけ前に撮影を済ませておくと良いかと思います。

 

夏の日焼けの前、冬のスキー焼けの前に、ぜひ履歴書写真はご準備ください。

 

2019.07.26:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

転職者はいつ入社しているんだろうか、内定の出る時期に傾向はあるのだろうか?調べてみた ~山形での転職事情~

4月と言えば「新しいスタート」のイメージですね。

山形でもようやく桜のほころび始めた今日この頃、ピカピカのランドセルを背負った小学生や、サイズが大きい制服姿の学生さんをあちこちで見かけます。
訪問先の企業では、きっと導入研修を終えたばかりであろう初々しい新入社員のみなさんも、お見かけするようになりました。

 

 

 

学校を卒業するまでは、だいたいみなさん同じ時期に卒業や入社を迎えて新しいスタートを切りますが、その後の各種ライフイベントは人それぞれです。

そこで、山形の転職者はいつ頃新しい会社に入社しているのが気になったので、ジンジャーズのコンサルタントが直近1年で関わった転職者約50人のデータを使ってサンプル調査してみました。

 

【入社が多いのは・・・夏休み明けに初々しい新入社員気分を味わう人が多い?】

 

 

 

転職者の入社が多い月

第1位は【9月】
第2位は同率で【4月】【12月】

9月入社は、退職手続きや業務引き継ぎを行なうことを逆算すると、夏のボーナス支給が終わって、夏休みに有給休暇の消化をしてから入社というパターンが多いのかな、と思われます。
12月入社はちょっと意外な感じがしました。この1年での特徴かもしれません。

 

 

【内定が出るのは・・・春の訪れと共に】

 

では、選考の最終結果である「内定」はいつの時点で出るのが多いのかというと

転職者への内定が多く出る月

第1位は【3月】
第2位は同率で【9月】【11月】

1月~2月は企業の稼働日が少なく、選考もややスローペースで進むため、その分3月にまとめて内定が出てくる、という感じでしょうか。

 

 

【内定から入社までの日数は・・・】
平均は48日ですが、最長で155日、最短では翌日(?!)と幅がありました。
中央値は37日ですので、多くの人が内定後1ヶ月で入社ということですね。

 

企業側の選考期間は全国的に短くなる傾向があり山形でも短くなっているようですので(また今度調べてみたいと思っています)、山形の転職者の動きとしては、以下のようなパターンが多いと言えそうです。

 

【パターン1】年明けから選考受検、2~3月に内定が出て、4月入社
【パターン2】6月頃から選考受検、7~8月に内定が出て、9月入社


直近1年だけの少ないデータですので、経年で見ていくと違った結果が出るかもしれませんが、私たちコンサルタントの感覚値にも近い感じですので、そう大きく変わらないように思います。

そうすると、企業探しや転職相談の時期としては、パターン1の場合は10~11月頃、パターン2の場合は4~5月頃(もうすぐ!)がちょうど良い時期なのかもしれません。

 

「思い立ったが吉日」と言ったりもしますが、転職活動では思いつきでの行動や焦りには注意が必要です。


心理的にも環境的にも余裕のある時期に、私たちのような転職コンサルタントに相談されるのをお勧めします。

 

 

ジンジャーズでは、なんとなく気になったことを身近な実例を元に調べてみようと思っております。「こんなことが気になっているんだけど」「こういうデータはないかな?」というご意見やご感想があれば、お気軽にお声がけください。お答えできる範囲で調べてみたいと思っております。

HPでのお問い合わせのほか、フェイスブック(@yamagatatenshoku)やツイッター(@yamagatatenshok)からでもどうぞ。

2019.04.15:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

転職回数は何回まで?山形転職(ジンジャーズ)を使って転職成功した人の経験社数(転職回数)はどのくらいか調べてみた。~山形での転職事情~

当サイトをご覧になっている人のうち、これまでにご自身で転職をしたご経験がある人は、どのくらいのでしょうか。
少なくとも「転職」を選択肢として検討されている人がご覧になっているかと思います。


終身雇用、定年まで勤め上げて当たり前、という昔とは違って、「転職」も一般化しています。テレビCMやインターネット広告でも、転職に関わるサービスを毎日のように目にするようになりましたし、ご自身の身の回りに転職したことがあるという人もチラホラいらっしゃることと思います。

 

しかし、ふと、山形在住のみなさんは何回くらい転職しているものなのか気になってしまい、インターネットで調べてみました。でも、でてくるのは全国的なデータ(主に首都圏)ばかりで、山形にフォーカスしたデータが見つからない・・・、

そこで、山形の転職に特化している弊社のデータが参考になるのではないかと思い、2019年3月20日時点まで、弊社コンサルタントが関わってご転職された人について調べたところ、以下のようになりました。(直近35名の方)


一番割合が多かったのは、1社(初めての転職を弊社にて経験)という人でしたが、一方で最多で8社(弊社からのご紹介で9社目)という方もいらっしゃいました。

山形転職・ジンジャーズがご支援して転職できた方の多くは、2社目3社目(合計で46%)ということが言えます。

 

ちなみに年齢構成では、30代が最も多く、6割の方が30代での転職となっています。

これらのデータ(とはいえ、サンプル数が少ないので参考値でしかありませんが)から、「30代で2社経験している人が、新たに転職活動をして3社目に入社する」というのは、よくある話であり、「1回転職に失敗してしまっても、十分やり直しができる」と言えます。

 

企業側としては、転職回数が多いと「うちもすぐに辞めてしまうのではないか」と不安に思ってしまうことは確かですが、人材不足が進んでいる昨今においては「複数回転職しているから絶対採用しない」という状況ではありません

 

転職回数を重ねている方であれば「転職数が多いと不利では?」とか「次は失敗できない」という思いも強くお持ちでしょう。一度も転職を経験したことのない方にとっては、転職は勇気がいることですし、失敗したらどうしよう、と不安でいっぱいかと思います。


当社のデータに限って言えば、転職回数が重なったとしても、面接などを通して、転職理由や退職時の状況を正直に真摯にお話いただくことで、山形でも転職を成功させることができる、と言えるのではないかなぁと思います。

ただほとんどの場合、転職回数が多くなればなるほど、転職が難しくなる傾向はあります。「転職すればいいや」と安易に離職せず、慎重にご検討ください。

 

2019.03.22:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

「転職相談」「転職支援」「キャリアカウンセリング」「キャリアコンサルティング」に違いはあるの?

転職を検討されている方が、転職サイトや転職エージェントのHPを見ると、「転職相談」「キャリアカウンセリング」「キャリアコンサルティング」というフレーズを目にすることが多いと思います。

どれも一緒くたにしているところもあれば、「キャリアカウンセリング」や「キャリアコンサルティング」を有料サービスとして位置付けしているところもありますね。

 

「実際のところ、どんな違いがあるのか?」

世の中の実態としては、厳密に分けて表現されていないことが多く、キャリアカウンセリングと称した転職支援もあれば、キャリアコンサルティングにおいて転職相談に乗っているような場合もありますし、ベースとなっている理論や手法は概ね同じなので、厳密にわけるのは難しく、あんまり気にしなくても良いような気もしますし、気になる人は多くないんじゃないかという思いもありますが(^^;;、

私、佐藤大輔が妙に気になってしまったので、私なりの考えをまとめてみました。

 

<<思い切って分けてみたず~の図>>

まずは「転職意欲」が高いかどうか

私たちコンサルタントに対して、話にくる人を「来談者」と言います。
来談者の来談目的の主なテーマが「転職」で「転職しようかどうしようか」「転職するならどう進めるか」「求人情報が欲しい」といった場合は転職相談、転職支援が該当しますね。


一方でキャリアカウンセリング・キャリアコンサルティングは、転職云々に限らず、広く職業人生について、能力開発についてテーマにする、という違いがあります。「この先どうしましょう?」とか「会社の中で成長するには・・・」という視点です。今回はこれを縦軸に置きました。

 

次に、横軸がどういう具合かなぁと頭を悩ませて、1つに絞れなかったので2つ置きました。1つは「具体的行動度合い」、もう1つは「専門性の幅」と置いてみました。

 

具体的活動度合いとは・・・


転職相談・キャリアカウンセリングは、行動を起こす前段階までのお話。転職支援・キャリアコンサルティングは、具体的に行動や学習を起こして続けていくところまで、ということです。
もやもや~っとしたものを整形して、設計図を描く準備するところまでが転職相談・キャリアカウンセリングであり、設計図を描いて具体的に作っていくサポートが転職支援とキャリアコンサルティング、というようなイメージです。

具体的活動度合いのイメージ図

 

 

「専門性の幅」とは・・・
キャリアカウンセリングも専門領域ですし、高い専門性が期待されるものではありますが、「幅」と表現したのは、コンサルタント側の視点を考えたからです。

個人の内面に向き合って深く掘っていく「転職相談」「キャリアカウンセリング」と、一方の「転職支援」「キャリアコンサルティング」は、対外的な労働市場や社会の潮流、個別企業に対する情報量など、広い視野が求められるという観点からです。

 

ちょっとしっくり来ない感じもあるのですが、ニュアンスで感じていただければありがたいです。

 

 

では「キャリアカウンセラー」と「キャリアコンサルタント」は違うの?

「キャリアコンサルタント」は法律で規定されていて、資格試験に合格したのち、国に登録しないと「キャリアコンサルタント」を名乗ることができません。実務上の面でどっちが優れているとか劣っているとかは、その人個人の経験や技量に左右されるように感じます。

今のところでは、「キャリアコンサルタント」は、国のお墨付きをもらってきちんとキャリアカウンセリングやキャリアコンサルティングができる人なんだなぁ、というところでしょうか。
この先、弁護士資格のように、「キャリアコンサルティングは、国家資格キャリアコンサルタントしかできない」ということもあるかもしれません。

 

山形転職は「転職支援を申し込む」になっているけど、転職相談やキャリアカウンセリングはしないのかい?

ここまで書いてみて、改めて考えると、これまで書いたような「転職相談」「転職支援」「キャリアカウンセリング」「キャリアコンサルティング」の分類は厳密にはなっておりませんで。。。(ーー;)

 

ただ、当サイトの「山形転職」では「転職支援に申し込む」としています。具体的に転職をするところまでお力添えしていきたい、と考えているのでそのようにしております。

私たちジンジャーズは、「転職最高!誰でも転職させます!」という考えではなく、転職をお引き止めしたりすることも少なくないので、結果としてキャリアカウンセリングやキャリアコンサルティングのような進め方になることがある、ということでしょうか。

お申し込み時に、「まだ転職することを決めていない」と回答いただいたご登録者のみなさんとは、転職しようかどうしようか一緒に考えるところから始めます。

 

ということで、みなさまあまり深く考えず、お気軽にご相談に来ていただければ(^^;;

 

まだまだ勉強中で理解が浅いところがあるかもしれませんので、もしお気付きの点があればご指摘いただければ幸いです。

2019.03.07:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]