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◆稔りの秋◆

  • ◆稔りの秋◆

台風の影響で朝から雨模様となっている長井地方です。

この台風が全国で大きな災害に繋がらないようにと願うばかりです。

さてこのところ忙しさに感けて久しぶりの更新となった拙ブログ。(^_^;)

時は一週間遡って9月最終日曜日、スカッと秋晴れの好天に恵まれたこの日、昼前にソロでのプチツーに出発です。

向かった先は赤湯温泉にお店を構える老舗のカフェレストラン、「パーク」さん。

一日限定10食の旨豚ランチから今回は生姜焼きをチョイス。

 

 

誰が何と言おうと絶対に美味しいのがこちらの「洋風トンカツ」ですが、どうしてどうして「生姜焼き」だってクオリティの高さでは全然負けていません。

このお肉、噛めばボリューム感と軟らかさが感じられ、そこいらのペラペラした生姜焼きとは物が違うのでとってもリッチな気分に浸れます。

素材の良さと熟練の調理技術の巧みさが融合した逸品ですよ。

食後のコーヒーを飲みながらマスターとしばしお喋りさせて頂いた後はフルーツラインを北上して吉野街道を一路R348を目指します。

 

 

路肩に広がる景色はご覧のような黄金の絨毯、頭を垂れた稲の刈入れが始まっていましたよ。

 

 

フルーツラインの愛称に因んだリンゴや洋梨の実が間もなく収穫の時期を向かえようとしています。

こんな素敵なロケーションの道がすぐ近くにある環境でバイクライフを楽しめるんですから田舎暮らしも悪くはないですよぉ。^^

最後に立ち寄ったのは白鷹町蚕桑地区にある田圃アート。

 

 

陽が傾き始めた時刻でしたが綺麗なアートが待っていてくれました。

こんなのも家から僅か10分程度バイクを走らせれば観る事ができるんですから贅沢ですよね。

実はこの日、旧車仲間のY氏の御助力でリアタイヤとスプロケット、それにチェーンを新品に付け替えして初めての試走。

結果、何の問題もなくスムーズな走行ができました。

それと前回のミニツーで気になったエンジンの異音、こちらも今回は発生せず先ずは一安心。^^

残るは僅かなオイル漏れ対策ですね。

同好の仲間が身近に居て助けて頂けるのは有難い事です。

Y氏には本当に感謝です。<(_ _)>


 

 

2014.10.06:maru8:コメント(0):[愛しのオートバイ]

◆おみこく◆

  • ◆おみこく◆

平成二十六年總宮神社例大祭も恙無く終了し秋本番を向かえた長井郷。

六町の氏子の家々を獅子が清めて廻る恒例の御神輿・獅子舞渡御。

その折に頂戴するのが「おみこく・墨符」という厄除け札’。

我家では毎年「おみこく」を頂戴した晩は神棚に安置して、明くる日にお店の出入り口正面上部に納める慣わしです。

御来店の折には目に留めて頂ければ幸いです。

さて今年の‘おみこく’は鬼字の符。

知らず知らずに何らかの象意を受けて体に変調がおこり現代医学でも解明できない心や身体の不安に陥ることが無いようにとの祈祷を受けたおみこくです。
有難くお祀りさせて頂きます。

そして一年間災難に遭わず無事に過ごせたのも昨年の‘おみこく’悪星退散のご加護があったからでしょう。

一年間の平穏無事を感謝して心安らかに‘おみこく’を付け替えました。

2014.09.23:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆築地にて◆

  • ◆築地にて◆

秋晴れの爽やかなお天気が続き稲穂も頭を垂れて秋たけなわとなりました。

さて先日の東京出張を振り返りメインのお仕事が済んだ翌朝の単独行動をアップしておきましょう。

早朝早起きして向かった先は未だ昭和の香りが色濃い中央区築地。

言わずと知れた日本中の海産物が一同に集う日本一の鮮魚卸売市場です。

そんな築地の場内に暖簾を掲げる正統派の江戸前寿司の名店、舌の肥えた食通ばかりか仕入れに来た同業者までもが訪れる事で知られる大和寿司さん。

せっかくの上京という事で何年かぶりかで並んでみました。

画像は朝の6時30分、既に満席20名以上が入店している店外もこの行列です。

それではこの続きを時計回りにサクッとご紹介致しましょう。

 

 

30分程並んで暖簾を潜ると案内させたのは幸運にも付け場の親方が立つ真向いの御席。
前回の来店時も親方に握って頂いた事を思い出し、一枚お願いしてカメラを向けると気さくに応じてくれました。


ほとんどの客がオーダーするお任せ握りの一部がこれ。
溢れんばかりに乗せられた雲丹がとろける軍艦、煮きりが塗られた大間の鮪、巻物は鉄火にイクラ、当に至福の一時。
偶にはささやかにこんな贅沢も良いでしょう。

 

店を出て築地場外を散策中、名物の出汁巻玉子の立ち食いを。
冷えた、熱い、甘い、甘くないの四つのバージョンから選べて更にオプションで大根おろしの無料トッピング。
これが何とワンコイン、五百円じゃないですよ、百円です。(@_@)

 

おやつの後は午前8時開店、まぐろどんぶりの瀬川さん。
開店15分前の画像です。

 

6名が座れるスタンドの一番客の一人で頂いたまぐろ丼がこちら。
丁寧な仕事が施された漬けの本鮪が乗った正統派の鮪丼です。
奇をてらったところなど一切感じさせない江戸前の味を例えれば、糊の利いた折り目正しい純白のワイシャツといったところでしょうか。

 

そして最後は番外編、日本名門酒会40周年記念のサプライズで頂戴した逸品。
お江戸の名店、虎屋のどら焼きです。
名門酒会のロゴが焼印で押された粋な表現が心憎いですね。
半月形のしっとりとした皮にぎっしりと詰め込まれた餡子の味わいに今時のトレンドとは一線を画す懐かしさを感じます。
これこそお江戸の銘菓の真骨頂かと。(^^♪

 

2014.09.20:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]

◆惣邑スペシャル◆

  • ◆惣邑スペシャル◆

9月1日、弊店のみで限定販売する秋上がりのスペシャルなお酒の選定に蔵元へ。

斗瓶で採取され一夏を経過した惣邑の雫酒を斗瓶毎に利かせて貰い、その中から官能を頼りに最も優れた1点選んだ。

【利き酒の行程】

1.利き猪口を上から覗き色とテリを見る。
2.利き猪口を鼻に近づけ香り(上立香)を利く。
3.酒を少量口に含み口中に行き渡らせて五味(甘・辛・酸・渋・苦)のバランスと舌触りによる熟度を利く。
4.口中に少量の空気を取り込み酒と併せる事で生じる香り(含み香)を利く。

 

 

 

舌と鼻に神経を集中して真剣に酒と向き合う酒屋おやじ。

今回も昨年同様に酒屋女将(女房殿)も参加して二人の利き酒結果を総合評価して選定。

 

 

利き酒に立ち会ってくれたこのお方は蔵元ご子息の行(こう)ちゃん。

何とも嬉しいサプライズでした。(^^♪


どのお酒も高レベルで甲乙付け難い逸品揃いながら今回は味乗りが一歩リードしていた仕込み17号を頂戴する事で完結。♪

半年の熟成を経て円やかに秋あがりした‘羽州誉米’ならではの‘ひやおろし’の雫酒です。

この秋お勧めする美酒の大本命、惣邑選抜雫酒仕込17号、ぜひご賞味ください。(^^)/

◆ご注文はこちらから◆

 

2014.09.04:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆煎餅汁◆

  • ◆煎餅汁◆

早いもので8月も明日限り、カレンダーが9月に切り替わるのに合わせたわけでもないのでしょうがここ数日気温が下がって急に秋がやってきたかのようですね。

そんなわけで先週息子が土産に買ってきてくれた「八戸せんべい汁」の出番となりました。

楽しみにしていたこのお鍋、煎餅に火が通りシコッとした食感になった位が食べ頃のようでお雑煮のようなシンプルな醤油味でこれぞ八戸のソウルフードといった素朴さが伝わります。

それと先日のツーリングで持ち帰った住吉屋 清流庵の三角揚げ(厚揚げ)。

これも美味かったぁ。

豆腐が美味いんだから厚揚げが不味いはずはないんですけどね。(^.^)

お酒はもちろん〆張鶴の月(我家の定番酒)。

 

 

煎餅に火が通って食べ頃になる少し前の状態がこちら。

こんなに早い時期に食卓にお鍋が登場するのも珍しいんですが皆で美味しく頂きました。

来月はいよいよ「芋煮」の登場かな。(^^♪

 

2014.08.30:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]