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上杉文華館「初公開 上杉鷹山関連および幕末・明治期資料」

本年度の上杉文華館は、「初公開 上杉鷹山関連および幕末・明治期資料」をテーマに国宝を中心としたゆかりの文化財、貴重な史料をご覧いただきたいと思います。

 

【展示期間】平成31年3月5日(火)~平成31年3月24日(日)

 

《第12回 上杉家の法要》

 

 国宝上杉家文書の近世文書には上杉鷹山周辺の多くの内政文書や幕末・明治期資料が含まれています。今回は上杉鷹山周辺の不幸に関する法要や、忌服(喪に服すこと)の期間についての鷹山の考えを示した文書など五通と歴代藩主の中から七代藩主上杉宗房の法要の記事を『歴代年譜』から紹介します。

 

  元和九年(一六二三)三月二〇日、米沢城で亡くなった初代藩主上杉景勝は、その直前の三月九日に法音寺(真言宗)と極楽寺(浄土宗)宛に自筆遺言状を残し、死後の葬儀や年忌の供養を詳細に指示しています。景勝の葬儀は法音寺能海が導師を勤め、遺骸は荼毘に付され(火葬)、遺骨は能海が守護して高野山清浄心院に納められました。以後の藩主もこれにならい、米沢で火葬の後、遺骨は高野山に納められ宝塔が建てられました。七代藩主宗房は火葬された最後の藩主で、八代藩主上杉重定からは土葬へと葬法が転換しました。莅戸善政は高野山清浄心院に、従来は遺骨と位牌を納め、山上に宝塔を建立していましたが、土葬となったため、位牌だけを納め宝塔建立も延期させてほしい旨、書状を送りました。高野山には宗房までの宝塔しかないことから、宝塔建立は延期から中止になったと思われます。また、従来は法音寺が遺骨を守って上京していましたが、土葬の重定からは、法音寺が米沢で百箇日の法要を勤め、変わって大乗寺と霊仙寺が位牌を守って高野山清浄心院に納めることになりました。また、幕末の藩主であった上杉斉憲と茂憲は神葬という時代を反映した葬儀となりました。

  上杉鷹山周辺の法要は、生家秋月家の実弟秋月頼母種懐(桂林院)の一周忌をめぐるもので、それに対する上杉家の対応と鷹山の兄弟たちの対応が垣間見えます。また、忌服の期間についての鷹山の考えを示した文書では、亡くなったのが実父母か養父母か、男女の別などに言及しており、藩主のように形式化したのを踏襲するものとは異なり、その都度の対応が検討されたものと思われます。

 

 織田信長が謙信に贈った狩野永徳筆の国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は、複製(2作目=複製B)となります。

 

▼ コレクショントーク

  平成31年3月9日(土)

  14:00~

  場所:常設展示室 上杉文華館

  ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2019.03.05:denkoku:[博物館情報]

♪開催報告~オーケストラクリニック第3回「公開練習会」~

  • ♪開催報告~オーケストラクリニック第3回「公開練習会」~

3月3日桃の節句のこの日、伝国の杜オーケストラは今年度最後の合奏練習を一般公開しました。

本番ではないので指揮者も団員も私服の緩やかな雰囲気。でも演奏は回を重ねるごとに曲のイメージが膨らみ、ピリッとした緊張感のなか、感動的なフレーズのリレー、お互いに支え合う相乗効果など、合奏でしか味わえない豊かな音楽づくりができました。

この日の練習会は公開で行われ、客席にいらしてくださったお客様からは、練習とはいえ本番さながらの演奏に大きな拍手をいただきました。

今年度のオケは、これをもって解散となりましたが、一度結ばれた仲間とのオケ魂は確かなもの。またの再会を誓って幕を閉じました。

音が楽しいと書いて、音楽♪

文字通りの楽しい楽しい時間でした。

指揮者の先生方、団員の皆さん、お疲れ様でした!

2019.03.04:denkoku:[ホール情報]

♪サポート報告~クラリネット五重奏演奏会~

伝国の杜ちかくのナセBAでWoody Concertが開かれました。今回は米沢吹奏楽愛好会のクラリネット五重奏。「楽しみにしてだんだ」というお客様も多数お越しくださいました。

小さいクラリネットから大きなクラリネットまで4種類の楽器たち。初めて間近でご覧になる方もいらっしゃったのではないでしょうか。

至近距離からの生演奏を解説つきで楽しめて、あったかな気持ちになれる、そんなコンサートでした。

Woody Concert 次回は4月に開催を予定しています。

2019.03.01:denkoku:[ホール情報]

伝国の杜ファンクラブ新年度会員募集のおしらせ

伝国の杜ファンクラブ新年度(2019)会員募集が、明日3月1日から始まります。

特典いろいろ、お得なファンクラブに是非ご入会ください。


・博物館が何度でも入館無料
・ホール主催事業の先行予約・割引
・ミュージアムショップ オリジナルグッズの割引

など、盛りだくさんです。

さらに
・今年度会員の方が、3月末日まで更新されますと、200円引きになります。

詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2019.02.28:denkoku:[博物館情報]

♪よねざわ市民ミュージカル 年度末成果発表会

  • ♪よねざわ市民ミュージカル 年度末成果発表会

米沢近郊では、今週から卒業式が始まります。ご卒業を迎える皆さん、そして支えてこられたご家族の片にお祝い申し上げます。おめでとうございます。

さぁ。芸術文化団体の活動も発表会シーズン。3月は頑張ってきた成果が実を結ぶ時ですね。

置賜文化ホールでは、3つの成果発表があります。 

 

1.伝国の杜オーケストラ・クリニック第3回「オーケストラ公開練習会」

3月3日(日)午後1時から3時まで公開

⇒昨年度の伝国の杜オーケストラ指揮者・竹谷智氏(元山形交響楽団首席オーボエ奏者)を迎えて合奏練習を行います。演奏は、高校生・大学生・社会人までが世代を超えて参加している地元のアマチュア演奏家で、ビゼー「アルルの女」、ベートーヴェン「運命」を課題として練習してきた最終日の様子を公開し、客席からご覧いただくことができます。指揮者の細かな指示に奏者が応える様がわかります。

 

2.伝国の杜こども狂言クラブ春休み発表会

3月21日(木祝)午後2時から4時頃まで

⇒6歳から高校生まで10名の子どもたちが、プロの狂言師に習いながら一年間を通して稽古してきた番組を能舞台で披露します。着物と袴のりりしい姿、長セリフと独特の所作など、見所満載のステージです。

 

3.よねざわ市民ミュージカル伝国座2019春・成果発表会

3月23日(土)午後2時から3時頃まで

⇒伊達政宗の幼少期をテーマとした「梵天丸」、現代の繊維産業の礎となる人絹を発明した秦逸三博士を描く「Faith」など、地元題材をテーマにしたオリジナルミュージカルを上演してきた伝国座。ミュージカル作家の梶賀千鶴子(SCSミュージカル研究所主宰)らの指導のもとで一年間を通してレッスンに励んだ歌とダンスで綴る創作ステージ。

 

いずれも入場無料ですが、3.のみ入場整理券が必要です。お求めは伝国の杜、ナセBA、文化センターまで。

2019.02.26:denkoku:[ホール情報]