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隈研吾のプロフェッショナルとは

同じことを繰り返さない人だと思います。
人と人、人とモノとの一期一会の価値のある出会いをちゃんと形にできる人。
それでいて、同じことを繰り返さない人がプロじゃないでしょうか。

(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.45より)
2009.04.17:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

建築の影響力とは

建築には、ものすごい影響力があります。
周りの景観に影響を与えるだけでなく、そこで行われる経済活動にも大きな影響力があります。

企業の社屋であれば、そこでの仕事のやり方などを違ったものにするだけの力があると思います。
建物が仕事を変えるし、人間を変える。

決してうわべのものでなく、そこにこそ本質があるはずです。
本当に力のある建築ならば、そこを使ったり、そこに住んだりする人の人生を演出するメディアでもあります。

By隈研吾

(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.45より)
2009.04.16:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

これからの建築はどこに向かうのか

カギとなるのは、「バーチャル」と「リアル」という点です。
バーチャルに関しては、ある極限まで行き着いたと思います。

ここで、逆にリアルの方にいくと思います。リアルで制約のあるものをどのようにクリエイティビティにつなげていくか、という方向に進む気がします。

By隈研吾

(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.45より)
2009.04.15:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

モノづくりで大切なことは何か

大切なのは、モノを大事にすることです。
モノを尊敬して大事にする精神がないと、技が空回りしてしまいます。

単にすごい形を思いつく人は世界中にたくさんいますが、本当にモノを大事にして、それに即した建築のデザインができる人は、かなり限られます。

ところが、日本には、そういう才能がたくさんある。
それが、日本建築に対する評価の高さにつながっていると思います。

By隈研吾

〔プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.45より〕
2009.04.14:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

新しい発想に挑戦し続ける原動力

同じことを繰り返すのが嫌いだから、新しいものを手がけることはすごく楽しい。
原動力になっているのは好奇心でしょうか。
新しい場所に行くと、そのたびに発見があります。

人に対しても好奇心があります。
その人の中から、場所や文化のヒントといった様々なものが引き出せます。
だから、僕はいつも聞き役です。

By隈研吾

(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.45より)
2009.04.13:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]