HOME > 仕事の流儀

ビシッと怒る

怒るときはいつも本気で、ありったけの愛情を持って怒ります。

怒るタイミングも重要です。あとになって怒っても、そのときの感情や記憶が薄らいでいます。

By鹿嶋真弓

(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.44より)
2009.03.23:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

クラスの和をどのように生み出したのか

最初は、子どもたちから、「仲のいい子が一人もいない」、「こんなクラスではやっていけない」と何度泣つかれたかわかりません。

子どもたちの変化は、いつどこで訪れるかわからないので、試行錯誤しかありません。

ただ、だんだんと本音を語れるようになってくる様子は、見ていてわかります。

クラスの和が出てきたなあと感じるのは、自分たちで自治活動ができるようになったときですね。

そうなれば、私は見守るだけで、いちいち何かを言う必要はなくなってきます。

by鹿嶋真弓

(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.44より)
2009.03.22:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

つながりが人を育てる

「コミュニケーション力が非常に低下しているために、なかなか本音で語れないとか、人との関わりを持てないという子どもたちが増えています。
そこで、学校の中で意図的に人と触れ合うきっかけをつくってあげることが必要なのです」

生徒たち一人ひとりのコミュニケーションが深まり、絆が生まれたクラスには、いじめの入り込む隙はない。

絆のあるクラスをつくるには、生徒同士のつながりだけでなく、教師と、一人ひとりの生徒とのつながりも欠かせない。
鹿嶋は、そのための努力を日々怠らない。


(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.44より)
2009.03.21:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

絆のあるクラスづくり

エンカウンターの授業には様々なプログラムがある。
この日は、10の権利が書かれた手製のプログラムが配られた。
「きれいな空気を吸う権利」「愛し・愛される権利」「みんなと違っていることを認められる権利」・・・・などなど。
書かれている権利の中で、何が一番大切な権利かを、グループに分かれて話し合って決める。

話し合う中で、生徒たちは自然と、一人ひとりの考えや価値観が違うことに気づいていく。
エンカウンターの意味は「出会う」。
これまで知らなかったクラスメートの一面や気づかなかった自分自身の考え方にも出会う。

100を超えるエンカウンターのプログラムを駆使して、生徒の「自己理解」「他者理解」を促し、クラスのつながりを深めていく。

(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.44より)
2009.03.20:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

鹿嶋真弓の仕事の流儀~その熱意が生徒のつながりをつくる~

全国で連鎖する陰湿ないじめや学級崩壊。
行政も教育現場も必死になって解決の決め手を探している。
その、いじめを防ぐことにつながるのではないかと、注目を集める教育法がある。

生徒にコミュニケーションのきっかけを与え、関係を深める「構成グループエンカウンター」と呼ばれる条業。
その授業を教育現場で実践したパイオニアの一人が、公立中学の教師・鹿嶋真弓だ。
11年ほど前から、エンカウンターを取り入れた学級運営を行ってきた。

担当するクラスでは生徒が「いじめや学級崩壊とは無縁」と言い切るほどだ。
生徒同士がつながり合い、支え合う。
誰もが学校現場の理想として思い描く姿がそこにはある。

(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No44より)
2009.03.19:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]