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ジンジャーズってどんな会社?vol.1~転職は目的ではなく手段である~

こんにちは!

2019年10月にジンジャーズに入社しました澤村千明です。昔からのご縁と、諸々のタイミングが重なり入社となりました。

 

 

まだ入社して数ヶ月。「新人」目線で『ジンジャーズってどんな会社?』というところを綴ってみたいと思います!

 

 

 

 

私が入社して、「入社前に話には聞いていたけど、ホントにそうなんだなぁ」と分かったこと・驚いたことが三つあります。

 

 

1.転職「させる」とはしていない

 

ジンジャーズは人材紹介会社です。

人材紹介会社とは、文字通り、人材(求職者)を企業へ紹介する会社です。紹介したうえで、企業で面接等の選考が行われ、入社となった際に企業からジンジャーズへ手数料が支払われます。

 

ですので、正直に言うと、どんどん求職者の方に入社(転職)してもらったほうがジンジャーズは儲かります。

でも、ジンジャーズは転職「させよう」とはしていない。

それはなぜか??

 

 

【転職は目的ではなく、手段である】

 

 

この考え方が、メンバーみんなに徹底されているからです。

 

ジンジャーズの利益のために、無理やりに慌てて転職「させる」のではなく、その人が望む生活・どのように働きたいかをしっかりお聞きしたうえで、転職支援にあたっています

ですので、お問い合わせをいただいた方とは基本的に全員の方と一時間程度の面談をします。

 

 

 

 

・これまでどんなお仕事をしてきたのか

・そのなかでどんなことを見て、感じてきたのか

・今、どのような気持ちで転職を考えているのか

・ご家族を含めた生活全般はどうか

 

いろいろお聞きしますが、どれも求職者の方みなさんのことを「よりよく知りたい」との想いからのものです。

 

 

これからご登録される方、面談のための時間調整、よろしくお願いいたします!

ぜひぜひ、いろんなお話、聞かせてけろ~。

 

 

 

私がジンジャーズに入って分かったことの一つ目はこんな感じです。

二つ目、三つ目は別の記事でご紹介しますねyes

2020.01.07:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

~山形での転職事情2019~山形県の年収相場を考える~

転職を考えていらっしゃる方には「今の給与では十分満足できない」「仕事に見合った給与がもらえていない」と思っていらっしゃる方も多いと思います。

「転職すれば年収が上がる」「転職して年収を上げよう」と考える方も少なくないと思いますが、実際にすぐに年収アップが叶う事例というのはそれほど多くないのが実情です。

まずは、山形県で働く方々がだいたいどのくらいの収入を得ているのかを知り、自分がどの位置にいるのかを考えてみることからはじめてみることをオススメしています。

そこで、今回は2019年発表の賃金構造基本統計調査を踏まえて年収についての考え方をお伝えします。

 

【山形の年収相場をつかむ】
 
年収は、今より高ければ良いに越した事はないのでしょうが、業界・業種・職種・地域を踏まえた「相場」があり、企業側としても、既存社員とのバランスを考えながら、年齢や入社時の役職など、自社の給与規定の範囲の中で年収提示をすることになります。
厚生労働省の調査では、山形県ではこのような賃金水準になっています。
 
 
令和元年度 山形県の賃金統計
性別 年齢 勤続年数 労働時間 所定外
労働時間
決まって支給する
現金給与額
所定内
給与
年間
賞与
男性 43.5 14.6 169 16 31万1100円  27万300円 72万9800円
女性 42.7 11.6 165 7 21万9500円 20万6600円 46万1100円
 
       業界業種別、年齢別など細かい数値は、こちらのデータでご確認ください。
 
※「決まって支給する現金給与」とは、残業含めての額です。所定内給与というのが、残業を含めずに支払われる額です。
 
このデータか見るとと山形県の平均年収は
【(決まって支給する現金給与額)×12ヶ月+年間賞与】で計算して・・・
 
男性平均年収=4,463,000円
女性平均年収=3,095,100円
 
となります。


山形での転職支援を行なっている私たちの経験上、実際に「大幅アップ!」が叶う事例は、そんなに多くありません。

そんな中でも年収アップが叶うケースというと・・・

【転職で年収アップが叶いやすいケース】
(1)現状の職場の給与が「相場より低かった」というケース
(2)業界・職種を変える(キャリアチェンジ)ケース

 

(1)現状の職場の給与が「相場より低かった」というケース

学校を卒業してから1社しか経験していない人は、今の状況が普通と思ってしまっているかもしれません。
転職などを考えたこともなく真面目にコツコツ仕事をされてきて、ご結婚して子どもができて生活が厳しくなり、収入を増やすには転職しかないかも、というような状況になった人がこういったケースによく当てはまるようです。
各企業の給与規定などそれぞれ事情があるかと思いますが、勤め始めて5年経っても10年経っても初任給とほぼ変わっていない、などの場合は、同業他社や同程度の規模の会社ではどのくらいの年収が想定されるか、社外の情報も得ておくべきです。
「年収が高い=良い会社」とは必ずしも言い切れませんが、ご自身の能力が社外ではどういう評価がされるのかを知っておいて損はないでしょう。

 

(2)業界・職種を変える(キャリアチェンジ)ケース

業界水準、職種水準というものがあります。業界を比較した際によく言われるのが飲食・小売業界は年収が低い傾向があり、金融や不動産業界は高い傾向があるというもので、職種では、一般事務職は他職種より低い傾向がある、などというものです。
同じ営業職でも、賃金水準の高い業界へ転職して年収を上げる、同じ業界でも、事務職から営業職へ転職する、などで年収を上げられる可能性があります。
ただし、職種転換は注意が必要です。未経験職種への転職は、入社初年度は現状より下がってしまう場合もあります

 

年収が高い傾向の業界や職種はありますが、もちろん求められる経験や能力によっても差があります。収入は高いけれど、毎日やりたくない仕事、嫌な仕事を続けていく、あるいは、どうしても合わない風土で過ごし続けるのは苦痛なものです。
年収アップだけでなく、職場環境や働き方など、生きていくうえでどう仕事と向き合っていくかを考える選択肢として、転職を検討してみると良いでしょう。

私たちジンジャーズの転職支援は、申し込んだからといって「必ず転職させる」というものではありません。じっくりとお話しをうかがって、他社の状況やキャリアチェンジの可能性を踏まえて、場合によっては転職をお引き留めすることもあります。

 

2019.12.02:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

グラフでみる山形転職(転職実績求人編)

色々なエージェントさんの情報を見たり調べたりしていると、どこのエージェントさんも「求人は色々掲載されているけれど、実際はどんな求人に入社されている人が多いのか」を情報として出していらっしゃる会社は少ないように思います。(見つけられていないだけかもしれません・・・)


私たちジンジャーズが一体どんな求人に対してご紹介を活動し、転職成功に結びつけているのか、グラフで表してみました。

 

 

調査の対象は、2019年11月時点でご入社(内定含む)が決まっている50名の方です。
大手さんに比べると本当に少ない参考値ですが、私たちと一緒に転職活動をする際の参考にしていただければ幸いです。


ご紹介実績で一番多かったのが「未公開・未完成求人」でした。

「未公開・未完成求人」とは社長や経営層の頭の中にある「こんな感じの人がいたら」「その人にあった待遇で迎えたい」と思っている求人ニーズのこと。
結構あるのですが、こういった求人ニーズは、規定の求人票にはなりにくいため、企業との信頼関係がないと出てこないですし、企業情報がしっかり理解できていないと候補者を提案できないので、選考に結びつきません。

求人情報は、もはやインターネットで誰でも簡単にどこからでも手に入れられる環境ですので、私たちはネットでは手に入れにくいところでのご紹介に力が入っているんですね(結果的に・・・ですが)。

もちろん事前に会社に訪問して、諸条件、概ねの給与などは把握しておりますし、ご本人希望を企業に伝えた上で進めるので、「入社してから違った!」ということはありません。


2番目が「SE・ITエンジニア」でした。

山形でもIT関連の求人が増えているように思います。ちょっと前は、SEの方は県外も視野に入れて転職活動をされるケースも少なくなかったですが、最近は山形にもIT系の職種、企業が増えてきていますので、UIターン希望の方にもチャンスが広がっていると思います。

 

以下、営業職、製造技術職が続いています。

 

求人は出していないけれど、良いご縁があれば採用したい、と思っていらっしゃる会社が多いので、転職を考えていらっしゃる方はぜひ一度ご相談ください。

2019.11.11:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

求人倍率、実は0.54倍?!人手不足で誰でも転職しやすい環境とは言い切れない事情。

毎月月末になると、労働局から「有効求人倍率」が発表されるのをご存知の方も多いでしょう。
新聞やニュースで「求人倍率は~~倍で」とか「人手不足で売り手市場が続く」など見聞きすることも多いと思いますが、その根拠となる数字です。
労働局が1ヶ月間のデータを集計したものを、山形労働局HPや新聞報道で毎月公表されます。

 

「求人倍率が高い」というのは、求職者(就職・転職希望者)に対して出る求人数が多い状態を表します。
求人倍率1倍というのは、1人の求職者について1件の求人案件があるということになり、求人倍率2倍というと、1人の求職者について2件の求人があるという状態です。
山形労働局発表の最新値だと、求人倍率1.55倍で、求職者数より求人数が上回っているので、「求職者有利の売り手市場」とか「人手不足」と一般的に言われることが多い状況です。

 

しかし、この求人倍率はあくまで参考としてみておくほうが良いです。理由は2つあり、一つは、労働局(ハローワーク)に求職登録した人だけが母数になっている(ハローワークに登録していない人は計算に入っていない)と、もう一つは「全職種」の平均だというところに注意する必要があります。

今回はその「全職種平均だと、どうして注意する必要があるの?」について簡単にまとめてみました。

 

上の表のように、労働局では各職種別の求人倍率も発表していますが、あまり目立って取り上げられることはないようです。

一番上の行が全体の結果で、確かに求人倍率は1.43倍になっていますが、下を細かく見ていくと、職種による差がかなりあることがわかります。

求人倍率が高いのは「販売」「サービス」「保安」。警備員などが含まれる保安の職業に至っては6倍を超える高い水準です。

これらの職種については、なかなか経験者が集まらない環境でもあるため、未経験からのチャレンジを受け入れる傾向が強くあります。

一方で倍率が低いのは「管理的職業」「事務的職業」。経験と高いスキルが期待されるマネジメント層にあたる職種は0.85倍、事務系の職種に至っては0.54倍と、そういった職種を目指される求職者にとってはなかなか厳しい状況が続いています。

企業が求める経験やスキルは相変わらず高い水準を維持しているため、これらの職種を目指す場合は、就職環境が厳しかった頃と同様にしっかり準備して臨む必要があります。

転職活動においては、自分はどんな強みがあるのか、どういった経験を活かせるのかを整理するとともに、これから進んでいきたい業種・職種の雇用環境を知っておくと良いでしょう。

 

※参考:山形労働局HP

本記事は、2018年12月に作成したものを、データ更新して掲載しています。

2019.10.21:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

山形県民の転職きっかけは何?ポジティブな理由じゃないと転職できないの?【YOUはどうして転職を?!】

こんにちは、佐藤大輔です。

 

私は、ジンジャーズに至るまで、2回職場を変えていますが、いずれも、ある晴れた日に、突然天から「転職しなさぁい」という声が聞こえたことがきっかけでした。



 

・・・嘘です。


しかし、何かふとしたきっかけがあって「転職しようかな」と思うのは、皆さん一緒だと思います。

私の場合は、東京で就職していて、30歳を超えてそろそろ親や家やお墓などが気になって考えた結果、「Uターン」を選びました。そういう意味では、「ご先祖様の思し召し」かもしれないなぁと思ったり思わなかったり。。。

実際のところ、転職エージェントである私たちジンジャーズを利用して転職を試みる方は、どんな理由で転職活動を始めたのか、調べてみました。

唐突ですが・・・

YOUはどうして転職を?!言ってみたかった)

 

 

以下は、私たちジンジャーズにご登録いただいて転職活動された直近50名の方のデータです。(2019年9月末時点)

 



 

・「UIターン転職」=県外での就業から、県内での就業に変えることを目的にした転職。
・「キャリアチェンジ」=職種を転換することを目的にした転職。
・「キャリアアップ」=同業または同職種での転職。
・「労働環境の改善」=給与や休日の待遇改善や、人間関係改善を目的とした転職。


「キャリアアップ」と「労働環境の改善」は一緒では?と思われるかもしれませんが、前者は「転職しなくてもいいんだけれどもっと良い条件や業務内容の会社とご縁があれば」という意識なのに対し、後者は「今の職場を変えたい」という意識が強くという違いがあります。

同様に「キャリアチェンジ」と「労働環境の改善」については、前者は「この仕事はもうやめたい」例えば、机に座ってじっとしているより外で人と話をしたいので、事務職から営業へ転換したい、営業は疲れたから他の職種を探したい、などという場合を入れています。一方後者は、職種にはこだわらずとにかく外の会社に、という意識の違いがあります。

それぞれを強いて分けるなら、キャリアアップはポジティブな転職理由キャリアチェンジ・労働環境の改善はネガティブな転職理由と言えます。

そういった分け方でグラフを見ると、半分以上の方が、「会社辞めったいなぁ」「この仕事やんだなぁ」というネガティブなきっかけから転職を果たしているんですね。

 

ポジティブな転職理由じゃないと転職できない、わけじゃない。

 

転職サイトなどの情報を見ていると、『転職理由はポジティブ(前向き)な内容で伝えましょう』などと書いてあるところも多いですが、実際のところ、ポジティブに転職する方ばかりではないのが実態です。

Uターン転職だって、積極的に帰ってきたい方もいれば、止むを得ず帰らざるを得ないという人もいるので、一概には言えません。

ポジティブな理由じゃないと転職できないのではなく、『現状を踏まえて将来どうしたいかを伝えられるかどうか』が結果を左右します。

私たちの転職支援にご登録いただいて面談させていただく際は、「転職の背景」を色々と聞かせていただきます。
それは、転職はあくまで「より良い人生を送るための手段」だと考えているからです。

転職することによって何を得たいのか、どういう状態を目指したいのかを相談者の皆さんと共有することで、どんな会社に応募するか、転職後どういうキャリアを積んでいくか、が明確になります。

転職の背景を丁寧にヒアリングして、目指したいゴールを共有することを大事にしているのです。

「こんな気持ちで転職したらダメじゃないだろうか」「こんな転職理由では採用されないのではないだろうか」と心配になっていらっしゃる方も少なくないかと思いますが、転職の背景は人それぞれで、何が良いとか何が悪いとか、「転職しやすい」とか「しやすくない」ということはありません。

転職を通して、将来どうなっていきたいか、を一緒に考えていきましょう。
どうぞ安心してご相談ください。今度はあなたの番です。

それでは、YOUはどうして転職を?!

(ご存知ない方ごめんなさい。義母が好きなテレビ東京の番組のタイトルをもじったものです)

2019.10.01:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]