HOME > 記事一覧

若者達へ23 二人の恩師・・

 思い返すと、このコーナーを立ち上げたのが、2年前の2013年1月30日(⇒ http://samidare.jp/orada/note?p=list&page=5&c=385414&kw=)でした。坂本九さんの「上を向いて歩こう」に始まって、私が好きな(笑)保健室のお話(⇒ http://samidare.jp/orada/note?p=list&page=4&c=385414&kw=)などを話してきました。本日は、本コーナーの2周年を記念して、ちょっぴりためになるかもしれないお話をしたいと思います。

 今の時代に、優しい子供が育つかどうかは、第一は愛する夫婦によって生まれたかどうか。いいか、愛情だぞ愛欲ではないぞ(笑)。そして、優しいお爺さんとお婆さんがいて、昔話をしてくれたかどうかな訳よ(⇒http://samidare.jp/orada/note?p=list&page=2&c=385277&kw=)。そして、つい先日、私の部下職員の義父が亡くなりました。彼女は、たまたま6年間ぐらい同居した義父の死を悲しみ、旦那さんと二人で号泣したそうです。昨年、私の中学校の3年間を担任してくれた先生が亡くなりました。その先生から「お前なんぞ死んでしまえ!」ぐらいの言葉をかけられた私の友人に、「高橋、おまえが一番迷惑をかけたんだから、お前が弔辞を書け。俺が読んでやるから」などというセリフを吐いたのです。

 どうだ、少しはカッコいいと思うべ。ところが、遺影の前に立って、弔辞を読み始めたら涙が出てきて出てきて、字が読めなかったのです。(というと本当と思うでしょうが、単に老眼鏡を忘れて行っただけかもよ)

 そんなことはどうでもよい。人が人として幸せな人生を全うするためには、①夫婦の愛 ②自分にも子供にも厳しい父と優しい祖父母がいること ③二人の恩師に出会うこと。一人は、学ぶことの面白さを教えてくれる学生時代の恩師。 ④二人目の恩師は、社会人になってからの先輩や上司である。人間は動物である、アリさんと同じに仕事を成し遂げて初めて、人生を全うできるのである。いま、真面目な仕事に就けないでいる方は、小中学校の時に、先生の話をじっくりと聞けなかった子供なのだ。でもそれは、辛い家族の中で育ったからなんだと思う。

 でもな、これを読んでくれているあなた方が、社会人であれば、人の性にするんじゃないぜ。フリーターなんてあったもんでねぇ!。自分の道は自分で決めろ、思った道を歩けばいいのだ!還暦間近の変な叔父さんが、若者たちに伝えたい最大のメッセージでごわす!!

雪灯り回廊 in 成田駅

  • 雪灯り回廊 in  成田駅
  • 雪灯り回廊 in  成田駅
  • 雪灯り回廊 in  成田駅

 さてさて、結構忙しい日々を過ごしており、更新が遅くなってしまいました。土曜日に作業に出られる会員も少なかったのですが、優しい灯りに包まれた駅舎。そして列車から降りる人々を温かく迎えるホームの灯り。そんな素敵な仕事をなさいます『おらだの会』のメンバーは、やっぱり、酒を飲む訳です。なお、長井市の雪灯り回廊祭りのHPも覗いてみてください。

 ⇒ http://samidare.jp/yukiakari/

2015.02.18:orada:コメント(0):[成田駅イベント情報]

雪灯り回廊まつりの風景です

  • 雪灯り回廊まつりの風景です
  • 雪灯り回廊まつりの風景です
  • 雪灯り回廊まつりの風景です

 2月7日(土)は、長井・雪灯り回廊祭りです。今年で12回目の開催となりましたが、昨年度は「山形雪祭り大賞」を受賞したそうです。

 それはさておき、成田駅前の作業風景をご覧ください。

2015.02.14:orada:コメント(0):[成田駅イベント情報]

2月7日は長井雪灯り回廊まつりだよ~ん

  • 2月7日は長井雪灯り回廊まつりだよ~ん
  • 2月7日は長井雪灯り回廊まつりだよ~ん
  • 2月7日は長井雪灯り回廊まつりだよ~ん

 2月7日は、長井の雪灯り回廊祭りですよ。そこで、今日は、灯りについて考えてみようかと思ったわけです。人類と動物を分けることになったのは、三つの要素があったことは、過去のブログに(http://samidare.jp/orada/note?p=list&c=385278)書きましたよね。一つは火と狩猟道具と言語又は文字。火は、夜の間に出てくる獣を遠ざけるためであり、寒さを凌ぐため、そして食べ物を煮るため。言語は、弱い人間たちがコミュニケーションをとりながら狩りをするためが起源だったと思うのです。

 竪穴式住居の囲炉裏の中で、その灯りは揺らめていたであろうと思うのです。その灯りは時代が進んでロウソクとなりました。ローソクは、キリスト教の教会でも、日本の神社や寺においても共通した必須の祈りの道具となって今に残っているのです。神棚にもロウソクを灯すでしょう。ロウソクの灯りは、現代人に、縄文時代からの人類の記憶を甦えさせるものである、と言ったら言い過ぎだろうか。でも、だからこそ、雪灯り回廊祭りで揺らめくロウソクが、最高に美しく、人の心を癒してくれるのではなかろうか。

 たしか11年前、今よりももっと厳しい不況の時に、若者たちが「長井を元気にしたい!」と言って始まったこの祭りに、来てみてください。彼女と連れ立って、優しい揺らめきの中で愛を告白してはいかがでしょうか? 成田駅にも遊びに来てね!

 長井雪灯り回廊祭り ⇒ http://www.city.nagai.yamagata.jp/yukiakari/1827.html

 関連イベント まち巡り美術館 ⇒ http://yamagatakanko.com/log/?l=375448 (一見の価値あり!!)

 

 

2015.01.31:orada:コメント(0):[成田駅イベント情報]

若者達へ 22 青春とはなんだ!

 「青春とはなんだ」というテレビ番組があったことを覚えている方は少ないでしょう。還暦を迎えた年寄りが、何故いまさら「青春」を語るかというと、昨日、長井の勤労青少年ホームの新年会にご招待を受けて、若い人達と酒を飲んで楽しいひと時を過ごしたので、無性に書きたくなってしまいました。

 「青春」を英語で言うと「Blue  Spring」。Blue  とは“憂鬱”の意味もありますね。そうすると、「青春」とは、いろいろな草花が芽吹く春なのに、不安で憂鬱な時期であることを示していると思いますよね。仕事や恋愛で悩み、人生に悩む日々が青春です。だから青年は辛いのです。

 次に“青”の付く漢字を並べてみましょう。”青”に“心”を書くと、「情」になります。情け、ああ無情、情報(情けに報いる)、情熱・・・etc。これをつないでいくと、悩み多き青春時代を過ごすことは、人の優しさを受け止めることができる人となり、挫折を乗り越え、自らの生きる道を見つけ、新たな社会を切り拓く“情熱”を持つことができるのだと思います。そんな人になれるか、はたまた沈没するかは、2人の師に出会えるかどうかです。一人は学生時代の恩師、もう一人は社会人になってからの上司です。年寄りは、若者の支えにならなければならないと思います。それが、私達の最後の仕事だろうと思います。

 ただし若者達よ、君の人生の辛さを周囲の大人の性にするんじゃないぞ。求めなければ出会うことはできないのだ。こんな素晴らしい(?!)青春時代を精一杯悩み、生きて欲しい。それが青春だ!。そこから何かが見えてくるんだ。頑張れ!!

※『青春とはなんだ』 夏木陽介主演、1965年10月から1年間、日本テレビ系列で放送され大人気※『これが青春だ』  1966年に公開された夏木陽介主演の東宝映画作品