ぱーグループの子どもたちは、収穫したトウモロコシで、コーンスープを作りたかったのですが、なんとハクビシンに食べられてしまいました。
そこで、代わりにじゃがいもスープを作ることになりました。
じゃがいもを洗ったり、ピーラーで皮をむいたり、包丁で保育者と一緒にじゃがいもを切ったりと、真剣な眼差しで作っていました。
「おいしくな~れ」とみんなで力を合わせて作ったじゃがいもをスープは、「とろとろ~」「あったか~い」とぺろりと飲んでおり、とてもおいしかったようです。
ちょきグループは話し合った結果、じゃがバターに決定しました。
じゃがいもを洗ったり、アルミホイルに包んだり、「こうやってつつむんだよ」と、優しく教えてくれる年長児の子どもたちの姿がみられました。
出来上がったじゃがいもを保育者がふたつに割ってみると、「わ~おいしそう」と大喜びの子どもたち。
「ほくほくしておいし~」「じゃがいもってこんなあじだったんだ~」と、いろんな発見をしながら食べていました。
「子どもたちが、安全にけがなく水あそびが出来ますように」と、関興庵の副住職の窪さんに、ご祈祷していただきました。
当日は天気が悪く、遊戯室に小さなプールを用意して、1,2歳児組の子どもたちも一緒に、お清めの水と塩で安全祈願をしました。代表の子どもたちは、ちょっぴりドキドキしながらも、小さな手でしっかり塩をつまみ、パラパラとプールに入れていました。その後、外のプールにもご祈祷していただきました。幼児組の代表の子どもたちが、お清めの塩をまいてくれ、「これでばっちりだね!」「はやくプールあそびしたーい!」と、心待ちにしている子どもたちでした。
「豊作」「無病息災」「子どもが早く育つように」など様々な願いこめて、山形県では古くから小正月にミズキの木に色鮮やかに飾り付けをする「だんごの木飾り」がおこなわれています(一般家庭では、あまり見かけなくなってしまった光景ですね)
「これ(練った小麦粉)を手のひらに置いて、こうやって丸めるんだよ!」と…年少さんに優しく教えてあげている年長さん。
鍋に沈んでいたお団子が茹で上がってプカ~っと浮いてくると「ういてきたぁ~っっ!!」と驚き、ワクワクしながら団子つくりをしました。
遊戯室と玄関ホールには、手作りの飾りを付けた立派なだんごの木が、子どもたちだけでなくお家の方もお出迎えしてくれています。
「今年も、みんな元気に過ごせますように」
乳児園庭にすずめが死んでおり、職員がもも組(2歳児)に見せてくれました。
「病院に連れて行こう」と話すM君。
死んでしまったから病気は治らないこと、お釈迦様の所に行くことを伝えると「かわいそう」と話す子どもたち。すずめをどうしたら良いか一緒に考え「ナムナム、お経をあげてくれる人誰だっけ?」と尋ねると、「次長先生!」と応えてくれた為、夕方次長先生にお経を読んで頂くことになりました。
夕方、次長先生にご祈祷して頂き、静かに手を合わせた子どもたちです。その後、お墓を作り「お星様になってね」「また会おうね」とお花を飾りました。
子どもたちのすずめに寄り添う気持ちに成長を感じ、2歳児なりに考え、命と向き合う機会になりました。