長井市中央地区公民館

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※この事業は終了しました。ご参加ありがとうございました。

中央地区に約60箇所設置されている史跡案内板を活用するために、毎年
行っているふるさと史跡めぐり。今年は2月に国の重要文化的に選定さ
れた「最上川上流域における長井の町場景観」の主に宮地区を歩きながら
河川が育んだ河岸段丘のを訪ねます。

水のまち長井らしく、日ごろ見慣れている町並みに川の流れた痕跡がある
なんて知らない人も多いのではないでしょうか? この機会に地形の秘密
を一緒に学習しましょう!


【ふるさと史跡めぐり】祝!重要文化的景観選定
最上川上流域における長井の町場景観と河岸段丘を訪ねる
い つ:2018年9月23日(日) 9時〜12時
どこで:交流センターふらり集合 → 野川河川敷解散
講 師:ながい黒獅子の里案内人 会長 田中健三さん
参加無料
おおむね20名程度(小学4年生までのお子さんは保護者の方とご参加ください)
※野川河川敷で行われる1000人いも煮会の会場で解散となります。帰りは
 無料循環バスまわるんを利用し、あやめ公園から道の駅まで移動するこ
 とができます。
※閉会後に1000人いも煮会で昼食をとりながら、質問や交流の時間を設ける
 予定です。いも煮などの食事代は自己負担となります。〈自由参加〉

申し込み:中央地区公民館(電話0238-84-5869)
参加ご希望の方は9月11日(火)までお申し込みください。

詳しくはこちらから(PDF)






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恒例の史跡案内板活用事業「ふるさと史跡めぐり」を今年も行いました。
今回のテーマは、馬街道とウラ道・小径(こみち)長井の水路の歴史を
歩くです。ながい黒獅子の里案内人の井形節子さん、平田君子さんを
講師に迎え、23名の参加者が2つの班に分かれて、約5kmのコースを
歩いてめぐりました。



▽道の駅を通ってスタートです!


免震工事でジャッキアップ中の長井小学校第1校舎のそばを木蓮川沿いに
歩いて、最初に訪れたのは長井小学校の校庭。雨水排水のための下水道と
緑豊かなせせらぎ水路を上下2段の構造にしている、撞木川せせらぎ緑道
を見学しました。



スポ少のみなさんの元気な声が響く日曜日の校庭を、せせらぎ沿いに歩き
ます。水路のそばには「思い出に残る水辺の校庭」として平成12年に甦る
水100選に選ばれた時のモニュメントも設置されていました。

次は砂押川沿いを栄町に向かい、ままの上、東町の路地を南に向かって
移動です。最上川の流れによって作られた河岸段丘の段差がしっかりと
残っていました。

ちなみに、地名になっている「ままの上」の“まま”とは崖を意味する
“圸”のことだそうで、かつてはこの段差の上を圸の上、下を圸の下と
言ったそうです。



木蓮川沿いを通って向かったのは上杉藩直轄の製蝋場の跡。今は片田
稲荷として社が残っています。野川上流で切り出された木財は木蓮川を
流して(流し木)下流に運ばれましたが、その多くは製蝋場の燃料と
して使われたとのことでした。



今度は平野川沿いを南にどんどん移動します。



白山神社は、かつてこの地を治めた大須賀氏の館があった場所。わずか
に残る土塁が往時の面影を残します。四ツ谷にある大樋川と野呂川の
立体交差は、館の堀に水を引くために作られたのではないかとも言われ
ているそうです。参加者の皆さんはどちらでも熱心に話を聞いていました。



▽水が多いときは越流が美しい立体交差水路


次はいよいよ馬街道です。土木県令・三島通庸が整備したという越後街道
から枝分かれさせた道として、馬や馬車がしきりに往来したという馬街道
を歩きました。



街道沿いには、造園の名手だったといわれる絵師・小田切寒松軒が、西山
を借景に作ったというお庭もありました。



花作川などを見ながら街道を歩いていくと、流し木の木揚場(きあげば)
に到着。アブラハヤなどの魚が元気に泳いでいました。今の川幅を考える
と、たくさんの木材を流していたとは信じられませんが、講師の先生に
よると、木蓮川には製蝋場の裏手など3ヶ所の木揚げ場があったそうです。

野川の木蓮堰から流れる木蓮川が、まちなかでいくつもの川に分かれて
産業や生活など様々なところで利用され、そしてまた木蓮川に合流して
最上川へと流れていくとのこと。

最後は木蓮川に平野川や花作川が合流するところを見学、交流センター
ふらりへと戻りました。



過ごしやすい夏だったとはいえ、まだまだ日差しの強い8月末の日曜日
でしたが、暑い、暑いといいながらも楽しく、そして無事にコースを
めぐることができました。

▽小学生のみなさんもお家の方と元気に参加してくれました


ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回も新しい視点で史跡めぐりを行いたいと思いますのでお楽しみに♪






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史跡案内板活用事業として毎年行っているふるさと史跡めぐり。今回は
やまがた長井観光局の平 正行さんを講師に迎え、江戸時代から昭和初期
の地図を読みながら市街地の成り立ちを学び、当時の面影を今に伝える
路地や歴史的景観を散策しました。

▽学習会の会場は桑島記念館


▽趣のある建物の中で古地図を見ながら市街地の成り立ちを学びました


▽嘉永5年(1852年)の地図


▽当時のあら町。市神は薬師寺境内ではないところにあります。


▽大正3年(1914年)の地図


▽長井小学校は中央十字路の東側に建っていました。


長井小学校は53年間の間に4回も建て直しが行われたとのこと。現在の
場所に建設されたのは昭和8年のことだそうです。

数種類の地図で街並みの変遷を学んだところで、いよいよ散策開始です。

▽中央十字路南側で西を眺め、かつてあった町役場を想像します。


▽そばを流れる小川には梅花藻が咲いていました。


▽かつて製蝋場があった片田稲荷


▽小路を通りながら羽前銀行や山清、旧小池医院などの歴史的建造物を
 訪ねました。
 

普段は車での移動が多く、なかなか通ることのない小路を歩くと、よく
知る街のはずなのにとても新鮮に見えます。夏を惜しむような穏やかな
天候のもと、和気あいあいとした楽しい学習会になりました。






中央地区に60か所設置されている史跡案内板を活用するとともに、
ふるさとの歴史を再発見する史跡めぐり&おやこ史跡めぐり。

今年の宮コースは花菖蒲が華やかに咲く6月に開催。かつては山形
県一名所にもなったあやめ公園の歴史を学び、あやめまつり真っ盛
りの公園と周辺の史跡を訪ねました。

▽まずは昔のあやめ公園の写真を見ながら歴史を学びます。


講師は(一財)置賜地域地場産業振興センターの平 正行 観光交流
推進部長にお願いしました。



続いてあやめ公園へ。見ごろを迎え、観光客でにぎわう園内をめぐり、
長井古種について話を聞いたり、県一名所記念碑などを説明してもら
いました。

▽長井古種の長井古紫と長井小紫の違いについて聞く皆さん


5月までの暑さがウソのように爽やかな天気で、花菖蒲も気持ちよさ
そうに咲いていました。

あやめ公園のあとは總宮神社へ。宝物殿で昔の獅子頭を見たり、厄払
い茅の輪くぐりをしたり…子どもたちも楽しそうです。

▽總宮神社


その後は国指定登録有形文化財になっている造り酒屋・長沼合名会社
と鍋屋本店を訪ねました。

▽長沼合名会社の蔵の中。昔使っていた井戸や道具がいっぱいです。


▽鍋屋本店。江戸時代の商家の間取りを今に伝えています。


最後は文教の杜の丸大扇屋へ。長井のまちを代表する豪商の家や蔵、
庭を見学しました。母屋では毎月第3土曜日に昔語りを聞かせてくれ
いている小町の会の方の語りを楽しく聞きました。

▽丸大扇屋




住んでいても知らないことが多いふるさとの歴史。まだまだ発見が
いっぱいあるはずです!次回は秋に小出コースを行います。
ぜひご参加ください。


▽講師の平先生が紹介する長井の懐かしい様子はこちらからご覧ください。
読みもの長井物語

長井市中央地区公民館の10月の事業予定を紹介します。
スポーツの秋!芸術の秋!意欲に満ちた過ごしやすい季節になりました。

今年も地域の皆さんがひとつになってスポーツを楽しむ“絆と感動”の
中央地区スポレク大会を開催します。また、交流センターふらりを利用
する皆さんによるお祭り交流センターふらりまつりも行います。スポーツ
やレクリエーションの体験、和紙ちぎり絵、レザークラフト、さしこ等の
展示や体験、木工、左官などの技能展示も満載です。たくさんのご来場を
お待ちしています。

星座教室や史跡めぐり(宮コース)も開催します。

秋を満喫できる様々な催しがいっぱいです!

詳しくはこちらから(PDF)
史跡案内板を活用しながら、中央地区の歴史に親しんでもらうための史跡め
ぐりを今年も開催しています。

教育ボランティア西置賜支部と長井小学校に共催いただいているおやこ史跡
めぐりとともに、今回からは歴史に興味のある方ならどなたでも参加できる
史跡めぐりを同時開催。7月は小出コースを巡り、舟運の歴史を訪ねました。
講師は昨年に引き続き、中央史談会会長 小林幸雄 先生です。

今年も白つつじ公園からスタート!
平野川沿いの細道あるいて最初に向かったのは元羽前銀行長井支店。

▽元羽前銀行長井支店

昭和9年(1934)に建てられた石造りの洋風建築。ギリシャ風の丸い柱が特徴
的ですヽ(▽⌒*)
※現在は個人の住宅です。外観の見学の場合にもご配慮をお願いします。

続いて訪れたのは齋藤家住宅。母屋と土蔵が平成20年に国の登録有形文化財
に指定されています。

▽齋藤家住宅

※外観は一番上の写真です。

9代目になるご当主によると、黒漆喰が美しい土蔵は、コピー用紙1mmほどの
漆喰が塗られていて、建設当時の輝きを取り戻すには現在では250万円もの
修繕費がかかるとのこと( ̄Д ̄;) 重厚な扉は今でも十分におごそかでした。

次は昨年も伺った山一醤油製造所を訪問。こちらも国指定の登録有形文化財。
明治期に大火を経て、建て直されたものだそうです。

▽山一醤油製造所


米沢藩では間口の広さで税を徴収したので、こちらのあら町の商店街では
間口が狭く奥行きがある敷地が多いのだそうです。山一醤油製造所でも、
みそ蔵までの奥行きが100mもあるのだとか!

そのみそ蔵には大きな桶が20基も。樹齢150年以上の杉でないと作ることが
できないため、今ではとても貴重だそうです。中には江戸時代に北前貿易
で届いた屋久杉の桶もあるそうですよw(*゚o゚*)w…どれかはわかりませんが。

山一醤油製造所を後にしてたずねたのは小出の市神碑です。

▽小出市神碑
 

近世期には2日、7日、12日、明治以降は2日と7日に市が立ったという小出
地区。もとは違う場所にあったそうですが、現在は薬師寺の境内にあります。

そしてやませ蔵美術館へ。

▽やませ蔵美術館


江戸時代から続いている紬問屋・山清の蔵を美術館に利用しています。
洋画や日本画など、長井市にゆかりのある作家を中心に、季節替わりで作品
を展示しています。

きれいなお庭には涼しげな音を奏でる水琴窟も。紅葉の季節は本当に鮮やか
に色づくそうです。蔵とお庭を周り、古い道具や写真などの民俗資料も見せ
てもらいました。ほんの100年ほど前の長井の様子だとはにわかに信じられ
ない感じです。

コーヒーもいただきちょっとブレイク。白つつじ公園に戻った後は自動車で
船玉大明神に向かいます。

▽船玉大明神
 

船頭たちが航行の安全を願って信仰したこの碑は舟運を語るうえで欠かせま
せん。

そして最後に訪れたのが宮舟場跡。近年、船通し水路として整備されました。

▽宮舟場跡


梅雨の中休みのような薄曇りの天候の中でしたが、普段歩いて見るだけでは
わからない歴史をそれぞれの場所でじっくり伺い、参加した皆さんにもとて
も満足していただけたようでした。

次回は10月20日(日)に宮コースを予定しています。
是非ご参加ください。

▽最後は恒例の流しソーメンでお腹も大満足です(ノ*^▽)ノ 


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小出コースのMAPと史跡をめぐりながらトライしたクロスワードパズルを
PDFで掲載します。ぜひご活用ください。

中央地区公民館史跡めぐり 小出コースMAP2013

中央地区公民館史跡めぐり 小出コースパズル

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