長井市中央地区公民館

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 川崎家系図
 
 涼香―荷笠―水山(亀峰)―蘆洲

 涼香は市郎右衛門といい、綿・織物の豪商川崎家の中興初代といわれ、家運
を盛り上げた人である。美濃派の俳人田中五竹坊と交わり、当地方俳人の先駆
者である。安政7年7月没。

 つつがなく顔見せたりな菊の宵

 荷笠は涼花の長男で董胤・次郎右衛門という。美濃派の俳人安田以哉坊と意
気投合し、自邸「閑涼亭」に迎えて、多くの郷土俳人がその教えを受けた。
小出俳壇の宗匠であり、「月の首途(かどで)」などの句集を出版。寛政7年没。

 草の実のこぼれて萌る小春かな

 水山は荷笠の長男で、次郎右衛門という。若い時に江戸に登り、沼田東江に
ついて儒学書道を学び、帰郷してから寺子屋を開いて子弟の教育にあたった。
書家として評価が高く亀峰の号で知られている。文化11年没。
 墓碑は右から左に向かって涼香・荷笠・水山・蘆洲の順にならび、川崎一家
はこの外に玄子を始め数多くの俳人が生まれている 




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