この度の大震災で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。
過去に経験の無い大きな地震発生から丸二日が経過し被害の全容が明らかになる程に心が痛みます。
ご心配をお掛けしましたが当地長井市は大きな被害もなく被災者もないまま今を向かえております。
我家も電気が使えない状況下で石油ストーブと湯たんぽで暖を取り、ロウソクとラジオ頼みで家族肩を寄せ合い一夜を明かしました。
陽が沈み二日目の暗い夜に入ろうとした午後6時過ぎ、照明に灯が灯り電気が復旧しました。
50年の人生において普通に暮らせる事の有難さをこの時ほど実感した事はありません。
電気が使えるようになり酒類業界関係の情報も知る事ができるようになってきましたが、信じられないような悲惨な事実を知る度に愕然としています。
今はこれ以上被害が拡大しないようにと祈るばかりです。
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◆地酒三昧の休日◆
慌しく過ぎた2月でしたが覚悟していた雪が事の外降らなかったのは幸いでした。
そんな如月も今日が最終日、昨日は定休日を利用しての酒蔵見学、搾りたて新酒を楽しむ宴と続く当に‘地酒三昧の休日’を過ごしました。
今回見せて頂いたのは有機米の産地として知られる高畠町上和田に蔵を構える羽陽錦爛 醸造元、後藤康太郎酒造店さん。
造りも終盤との事で甑倒しも済んで上槽を待つ醗酵中の諸味も残り少なくなっておりました。
この三本は何れも1500KG仕込みの純米酒ですが、それぞれに使用している酒米が違うのだとか。
巷では‘純米の錦爛’と云われるほど純米酒の美味さに定評があるお蔵ですので三者三様にきっと素晴らしいお酒になる事でしょう。(^^♪
さて一日を振り返りいつものように右上から時計回りにサクッとご紹介したいと思います。
先ずは出鼻を挫く突然のラーメンから。(^^ゞ
腹が減っては戦ができぬという訳で同行者との昼食は高畠町の名店‘福よし’さんへと向かいました。
小生が考える米沢ラーメンのトップはやはりこのお店の中華そば。
煮干の香りがプーンと鼻腔を刺激して食欲を誘う。
久しぶりの‘福よし’でしたがやっぱり美味しかった、期待を裏切らない大満足の一杯。
この日向かった方向が高畠方面という事と夕方早くからの酒宴が控えている為にガッツリ系の昼食でない事という条件を満たすベストな選択でした。
いよいよお蔵に到着、応接室でお茶をご馳走になり、今期から杜氏として蔵人を指揮している専務さんにお話しを伺う。
今期は酒米が硬く溶け難かったとの事で御苦労なされたようです。
続いてお蔵をご案内頂く、既に今期の仕事を終了した麹室の内部。
清潔感が印象的な素晴らしい設備です。
そして仕込み蔵の内部、手造りの地酒蔵らしい空間に整然と並ぶ仕込みタンク。
良いですねぇ、心が和みます。
この蔵はどこを拝見しても全てが整然としていて更に清潔感があり美を感じます。
お邪魔する度に感心してしまいますが、当に地酒蔵の見本のようなお蔵ですね。
さてまだ陽も高い刻限ながら夕方5時には酒宴の始まりです。
都合がつかず酒蔵見学に行けなかったメンバーも公民館に合流して折詰めの酒肴で搾りたて新酒を楽しみました。
最後はメインの寄せ鍋です。
海の幸、山の幸がたっぷり入った味噌仕立ての豪華版に舌鼓。
折詰めも鍋も全て仕出しで頼んだお手軽さとは云う物の、どっこい中身は美味しいもの尽くしというわけです。
料飲店とは又違うまったりとした雰囲気の中、気が付けば酒瓶も全て空となりアッという間の午後9時に。
何と四時間も過ぎていたのでありました。
偶にはこういうのも良いものですね。
然るにあんなに沢山飲んだのに目覚めはスッキリ快調そのもの。
二日酔いのふの字も無かったのはゆっくりと時間を掛けて飲んだのと10時には床に付いた事が幸いしたのでしょうか。(^^♪
何はともあれ地酒三昧の有意義な休日でありました。
そんな如月も今日が最終日、昨日は定休日を利用しての酒蔵見学、搾りたて新酒を楽しむ宴と続く当に‘地酒三昧の休日’を過ごしました。
今回見せて頂いたのは有機米の産地として知られる高畠町上和田に蔵を構える羽陽錦爛 醸造元、後藤康太郎酒造店さん。
造りも終盤との事で甑倒しも済んで上槽を待つ醗酵中の諸味も残り少なくなっておりました。
この三本は何れも1500KG仕込みの純米酒ですが、それぞれに使用している酒米が違うのだとか。
巷では‘純米の錦爛’と云われるほど純米酒の美味さに定評があるお蔵ですので三者三様にきっと素晴らしいお酒になる事でしょう。(^^♪
さて一日を振り返りいつものように右上から時計回りにサクッとご紹介したいと思います。
先ずは出鼻を挫く突然のラーメンから。(^^ゞ
腹が減っては戦ができぬという訳で同行者との昼食は高畠町の名店‘福よし’さんへと向かいました。
小生が考える米沢ラーメンのトップはやはりこのお店の中華そば。
煮干の香りがプーンと鼻腔を刺激して食欲を誘う。
久しぶりの‘福よし’でしたがやっぱり美味しかった、期待を裏切らない大満足の一杯。
この日向かった方向が高畠方面という事と夕方早くからの酒宴が控えている為にガッツリ系の昼食でない事という条件を満たすベストな選択でした。
いよいよお蔵に到着、応接室でお茶をご馳走になり、今期から杜氏として蔵人を指揮している専務さんにお話しを伺う。
今期は酒米が硬く溶け難かったとの事で御苦労なされたようです。
続いてお蔵をご案内頂く、既に今期の仕事を終了した麹室の内部。
清潔感が印象的な素晴らしい設備です。
そして仕込み蔵の内部、手造りの地酒蔵らしい空間に整然と並ぶ仕込みタンク。
良いですねぇ、心が和みます。
この蔵はどこを拝見しても全てが整然としていて更に清潔感があり美を感じます。
お邪魔する度に感心してしまいますが、当に地酒蔵の見本のようなお蔵ですね。
さてまだ陽も高い刻限ながら夕方5時には酒宴の始まりです。
都合がつかず酒蔵見学に行けなかったメンバーも公民館に合流して折詰めの酒肴で搾りたて新酒を楽しみました。
最後はメインの寄せ鍋です。
海の幸、山の幸がたっぷり入った味噌仕立ての豪華版に舌鼓。
折詰めも鍋も全て仕出しで頼んだお手軽さとは云う物の、どっこい中身は美味しいもの尽くしというわけです。
料飲店とは又違うまったりとした雰囲気の中、気が付けば酒瓶も全て空となりアッという間の午後9時に。
何と四時間も過ぎていたのでありました。
偶にはこういうのも良いものですね。
然るにあんなに沢山飲んだのに目覚めはスッキリ快調そのもの。
二日酔いのふの字も無かったのはゆっくりと時間を掛けて飲んだのと10時には床に付いた事が幸いしたのでしょうか。(^^♪
何はともあれ地酒三昧の有意義な休日でありました。
◆金太郎さんの御出座し◆
降り続く雪が途切れた束の間の晴間、車庫前の雪を片付けていて何気なく目に留まったのがこれ。
何と金太郎さんが自分を見下ろしているじゃありませんか。(@_@。
もちろん誰かが意図的に作った訳でもなく雪と風の融合によって形成された自然の妙。
しばし見惚れて、そうだ早速デジカメに収めておかなけりゃという事でパチリ。
何でも良い方へ想いを廻らすポジティブ指向ゆえに‘金太郎さんが雪に身を包んで足柄山から我家に来てくれた、更に右腕を大きく振って俺を励ましている’と解釈したわけです。(^^♪
こいつは春から縁起が良いぞってなもんで早速おかーちゃんも呼んで居合わせた酒蔵の営業さんと三人、しばしの金太郎さん見物と洒落込みました。
さてさてそれから物の数分後、役目を終えられた金太郎さんは突然足柄山へと帰山され、残ったのは身を包まれていた雪の衣の残骸。
早速キレイにお清め致しましたが、何ともせっかちな金太郎さんですねぇ。
もう少しゆっくりして行かれれば良いものを、危くシャッターチャンスを逸する所でしたよ。^^;
最後は雪繋がりという事でアップした雪降しの風景です。
場所は惣邑、直江杉を醸す長沼酒造さんの母屋。
どうですかこの積雪量、屋根の上の雪が首の高さまでありますね。
我家もようやく一通り全ての屋根を軽くできましたが、まだまだこれからも積もるんでしょうねぇ。
雪解けの春を楽しみに金太郎さんの励ましを糧にしてがんばろうと思います。(^.^)
何と金太郎さんが自分を見下ろしているじゃありませんか。(@_@。
もちろん誰かが意図的に作った訳でもなく雪と風の融合によって形成された自然の妙。
しばし見惚れて、そうだ早速デジカメに収めておかなけりゃという事でパチリ。
何でも良い方へ想いを廻らすポジティブ指向ゆえに‘金太郎さんが雪に身を包んで足柄山から我家に来てくれた、更に右腕を大きく振って俺を励ましている’と解釈したわけです。(^^♪
こいつは春から縁起が良いぞってなもんで早速おかーちゃんも呼んで居合わせた酒蔵の営業さんと三人、しばしの金太郎さん見物と洒落込みました。
さてさてそれから物の数分後、役目を終えられた金太郎さんは突然足柄山へと帰山され、残ったのは身を包まれていた雪の衣の残骸。
早速キレイにお清め致しましたが、何ともせっかちな金太郎さんですねぇ。
もう少しゆっくりして行かれれば良いものを、危くシャッターチャンスを逸する所でしたよ。^^;
最後は雪繋がりという事でアップした雪降しの風景です。
場所は惣邑、直江杉を醸す長沼酒造さんの母屋。
どうですかこの積雪量、屋根の上の雪が首の高さまでありますね。
我家もようやく一通り全ての屋根を軽くできましたが、まだまだこれからも積もるんでしょうねぇ。
雪解けの春を楽しみに金太郎さんの励ましを糧にしてがんばろうと思います。(^.^)
◆屋根の雪道◆
いやぁ~降りも降ったり、大雪です。
このところ毎晩降り積もった雪のお蔭で街中が除雪一辺倒の慌しさに包まれています。
流石にご近所さんが屋根に上っている姿を見るに及んでこりゃダメだとばかりに重い腰を上げました。
ここ数年屋根の雪降ろしはせずに済んでいた為か高所の恐怖感への慣れと雪降しの手順を思い出すのに少し戸惑ったものの第一クールの店舗部分の屋根は無事終了。
これから第二クール、母屋の屋根が待っているのです。
それが終われば第三クール、車庫の屋根、自販機の屋根、もうどうにでもなれって感じです。(--〆)
さて気を取り直して自分流のアイディアをご紹介しましょうかね。
屋根の雪止めに沿って作った雪道です。
作ったというよりはこの部分だけ雪を残したというべきでしょうが、この雪道の効能は高いと自負しています。
先ず水平なので歩き易く、バランスが取り易い、加えて雪の運搬が楽にできるのです。
この雪道を敢えて残す事で次回の雪降しの足場が確保され効率良く作業がはかどる訳です。
真直ぐ立って作業できるというのは安心感が伴なうのか高所にいる恐怖をかなり軽減するという実感があります。
同形状の屋根の雪を降ろす際には参考にして頂ければ幸甚です。(^^♪
では恒例の4コマ画像、今回は店の屋根から見た雪景色です。
先ずは開始直後の屋根の様子、軒先まで垂れ下がった雪の厚みと斜めに立てたスコップを見ただけでもお解りのように積雪は尋常じゃないのです。
千波に周りに見えるご近所の屋根は既に雪を降ろした後です。
後方にそびえる總宮神社の直江杉もご覧のような状況です。
西側の屋根は雪道を活用しスノーダンプで雪を運んで一ヶ所に排雪します、しかし高いなぁ。^^;
東側は店先に雪を落として側溝に排雪、何と二日掛りの作業でした。トホホ..。
このところ毎晩降り積もった雪のお蔭で街中が除雪一辺倒の慌しさに包まれています。
流石にご近所さんが屋根に上っている姿を見るに及んでこりゃダメだとばかりに重い腰を上げました。
ここ数年屋根の雪降ろしはせずに済んでいた為か高所の恐怖感への慣れと雪降しの手順を思い出すのに少し戸惑ったものの第一クールの店舗部分の屋根は無事終了。
これから第二クール、母屋の屋根が待っているのです。
それが終われば第三クール、車庫の屋根、自販機の屋根、もうどうにでもなれって感じです。(--〆)
さて気を取り直して自分流のアイディアをご紹介しましょうかね。
屋根の雪止めに沿って作った雪道です。
作ったというよりはこの部分だけ雪を残したというべきでしょうが、この雪道の効能は高いと自負しています。
先ず水平なので歩き易く、バランスが取り易い、加えて雪の運搬が楽にできるのです。
この雪道を敢えて残す事で次回の雪降しの足場が確保され効率良く作業がはかどる訳です。
真直ぐ立って作業できるというのは安心感が伴なうのか高所にいる恐怖をかなり軽減するという実感があります。
同形状の屋根の雪を降ろす際には参考にして頂ければ幸甚です。(^^♪
では恒例の4コマ画像、今回は店の屋根から見た雪景色です。
先ずは開始直後の屋根の様子、軒先まで垂れ下がった雪の厚みと斜めに立てたスコップを見ただけでもお解りのように積雪は尋常じゃないのです。
千波に周りに見えるご近所の屋根は既に雪を降ろした後です。
後方にそびえる總宮神社の直江杉もご覧のような状況です。
西側の屋根は雪道を活用しスノーダンプで雪を運んで一ヶ所に排雪します、しかし高いなぁ。^^;
東側は店先に雪を落として側溝に排雪、何と二日掛りの作業でした。トホホ..。
◆タイムカプセル◆
新春6日は恒例のYEG(商工会議所青年部会)の新年会に参加。
OBとなって5年が過ぎた今も毎年この時ばかりは御誘いを頂き現役メンバーと親交を深めている。
そんな新年会もYEGとしては1月例会も兼ねており、今回の例会行事は年の初めにはとてもタイムリーな内容だった。
その内容は「平成12年度2月例会にて行った‘10年後の自分’と題して書いた文章を開封して感想を述べる」というもの。
当に10年前のタイムカプセルを開けたわけで早速読み返してみた時の感慨は一入のものがあった。
10年後に想いを馳せて夢を綴ったあの時の自分がまざまざと甦り、懐かしさと共に夢と現実との狭間で心が揺れた。
そして思ったのは‘強く深く念じ続けてきた事だけが叶った’という事。
叶わなかった夢もある中で、10年掛けて叶った夢は当時の一番の望みであり、その為に走り続けた10年だったとしみじみと思う。
そして一緒に走ってくれた家内と家族に感謝したい。
さて次の‘10年後の自分’は何と還暦を迎えている。
その時に夢を叶えた自分に逢う為のチャレンジが待っている。
心に夢を強く抱きつつ気負わずに一歩一歩、前を向いて走りたいと思う。
画像は現会長から10年前の封書を受け取る酒屋おやじ
OBとなって5年が過ぎた今も毎年この時ばかりは御誘いを頂き現役メンバーと親交を深めている。
そんな新年会もYEGとしては1月例会も兼ねており、今回の例会行事は年の初めにはとてもタイムリーな内容だった。
その内容は「平成12年度2月例会にて行った‘10年後の自分’と題して書いた文章を開封して感想を述べる」というもの。
当に10年前のタイムカプセルを開けたわけで早速読み返してみた時の感慨は一入のものがあった。
10年後に想いを馳せて夢を綴ったあの時の自分がまざまざと甦り、懐かしさと共に夢と現実との狭間で心が揺れた。
そして思ったのは‘強く深く念じ続けてきた事だけが叶った’という事。
叶わなかった夢もある中で、10年掛けて叶った夢は当時の一番の望みであり、その為に走り続けた10年だったとしみじみと思う。
そして一緒に走ってくれた家内と家族に感謝したい。
さて次の‘10年後の自分’は何と還暦を迎えている。
その時に夢を叶えた自分に逢う為のチャレンジが待っている。
心に夢を強く抱きつつ気負わずに一歩一歩、前を向いて走りたいと思う。
画像は現会長から10年前の封書を受け取る酒屋おやじ