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◆オニヤンマに慕われて◆

  • ◆オニヤンマに慕われて◆
倉庫前で朝の掃除をしていると不意にオニヤンマが飛んできてコンクリートの地面に落ちた。

毎年夏の盛りに茶の間の縁側にやってきて事も無げに飛び去るオニヤンマ。

それが事も有ろうか目の前でじっとして動かない。

そっと指の間に4枚の羽を挟んで捕まえてみる。

まるで少年のような好奇心一杯でしばしの観察タイム。

後は人差し指に捉まらせ羽を自由にしてやれば直ぐに元気に飛んで行く筈が。

何と彼は我が指から離れようとしない。

それならと窓の格子に留めてみた。

それでもじっと動かないのはどうした事か。

それならという事で、これも何かのご縁と記念撮影と洒落込んでみる。



人差し指から離れないオニヤンマ君、名残惜しくはあるものの何時までも一緒に過ごせる筈も無く。

意を決し腕を高く揚げたらば、夏空高く飛んで行ったとさ。

2012.08.11:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆真昼の珍事◆

  • ◆真昼の珍事◆
ゴールデンウィークの谷間、5月2日は公共施設も通常通りに開いている事をふと思い付き。

思い立ったが吉日とばかりに連休後半には不可能な作業に取り掛かった。

そうです、日常の生活でお世話になり燃えないゴミと化した御品々。

点かなくなった蛍光管、電球、チャッカマンに乾電池、壊れたプラケースや発泡箱、磨り減った除雪用具や旗竿等など。

溜りに溜ったこれらの御用済みを一気に廃棄すべく軽トラに詰め込んで、向かった先は最上川の堤防沿いにひっそりと佇む長井クリーンセンター。

こちらは置賜広域行政事務組合が運営する公共施設です。

そして到着するや否や出くわしたのが画像通りの見たことも無いこの情景。

整理誘導にあたっている職員さんによれば‘最後尾にお回りください、順次ご案内しま~す’との事。

‘計量台に上がるまでにはどの位待ちますか’との問いに何とナ~ンと‘約一時間位すかねぇ’、(*_*)

‘どこのお父さん方も考える事は同じちゅう事なんでしょうね、溜った不燃ゴミや粗大ゴミをキレイサッパリ片付けてゆっくりと連休を過ごしたいんじゃないんですかぁ’との御返答。

言われてみれば当にその通りとしか言いようがないと思える木の枝や家具や布団などを満載した車ばかりが長蛇の列を形成しておりました。

少しづつ進む数珠繋ぎの列に加わり5分もする頃にはもう既に10台以上の積載車が後ろに繋がっていて、おもむろに時計を見ると11時半を廻っているじゃないですか。

直ぐにピンときたのがお役所仕事の生真面目さゆえの対応について。

そこで‘12時になったら一旦閉門してお昼休みにするんですか’と聞いてみた所、‘とんでもない、こんなに並んでもらってるのに、この渋滞が片付かねぇ事には休んでなんかいられるもんでねぇ’と。

これには嬉しくなりましたね、行政マンの心意気を見た思いが致しました。(^^♪

それから30分後、目出度く計量を済ませ身も心もスッキリと処分場を後にする事ができました。

千波に処分料金として支払ったのは300円也、これで生活空間から不必要で目障りな物が無くなった事を思えば決して高い対価ではないと思います。

さてさて連休も後二日、はりきりモード全開でがんばりま~す。
2012.05.04:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆春風に誘われて◆

  • ◆春風に誘われて◆
桜の蕾もようやく膨らんできた北国の春、朝のお散歩も爽やかで気持ち良く感じる季節となりました。

嗚呼ようやく春が来たなぁとしみじみと思うのはこの冬の過酷さが身に沁みたからでしょう。

今朝は直江杉の下で鶯の美声に聞惚れてしばし長閑な気分に浸りました。

さて先日珍しく食指が動いた趣味本に遭遇し、思わず購入。

この手の雑誌を買ったのは実に久しぶりの事。

最近は何時も立ち読み程度で済ませる所ながらパラパラと捲っているうちに興味深い記事が盛り沢山。

これは永久保存版の価値有りという事で購入決定となりました。

読めば読むほど上がるテンションについつい連夜の夜更しです。(^^ゞ

そしてようやく愛車達を永の冬眠から揺り起こす時がきたようです。

今度のお休みは春風に誘われて今シーズンの初乗りと洒落込む想いに駆られています。
2012.04.17:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆陽の光◆

  • ◆陽の光◆
早いもので2月も今日でお終いですね。

大雪だったこの冬、雪害のプレッシャーと戦いながら過ごした日々も何とか無事にやり過ごし安堵感に浸っております。

さて先日朝の事、お店の掃除をしているとゴミ袋を出しに行った家内が‘外を見てごらんよ’と言うので早速表に出てみましたよ。

そこで目に入ったのは温度差で分断された道路の表面の情景です。

何と建物の影に隠れた部分と朝陽を浴びた部分が線を引いたようにきっぱりと分断されていたんです。(@_@。

更に解りやすいのがこの画像。



アスファルトは熱を吸収し易い特性があるのかもしれませんが、それにしても明暗クッキリ陽の光に照らされた部分は既に乾いていますね。

この朝は冷え込みが厳しくて粉雪が3~4cm程積っていたのですが、朝から陽が射していて気持ちの良いホッとするような朝でした。

そんな朝ならではの道路に積もった雪を溶かす陽の光の力をはっきりと見せつけられて感心しきりの一時。

こんな光景に遭遇すると日々お天道様に感謝して暮らして来た我々の祖先の気持ちが解るような気がします。

3月は陽の光が雪解けを誘うこんな日が多くなると良いですね。

麗らかな春の陽射しが楽しみな今日この頃です。(^^♪
2012.02.29:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆ALWAYS 三丁目の夕日’64◆

  • ◆ALWAYS 三丁目の夕日’64◆
1月22日、封切二日目に「三丁目の夕日'64」を観た。

同シリーズ三作目となったこの作品、期待を裏切らないストーリーに今回も心が洗われた。

人間の幸せは金や出世や物的満足だけじゃない事を複数の人生観を通して示していた。

そして‘絆’と人を思いやる隣人愛、やっぱり今回も涙が溢れた。

1964年という時代背景を巧みに再現したこの作品には観る者を引き付ける魅力が一杯だが取分け自分にとっての特筆は‘みゆき族’に代表される若者達のファッションである。

当時4歳の自分には記憶などあろう筈も無いが10数年後の高校生が夢中になった憧れのアイビーファッションが活き活きと登場していた。

想えば当時健在だったVANの洗礼を享けた若者達を魅了したのがアイビー、アメトラ(アメリカントラディショナル)ファッションであり、庶民の服飾文化に寄与した功績は大きい。

何故ならこのファッションは拘りの約束事が多く、それを学習していくうちに自然と着こなしのTPOが身についてゆくのである。

我々中高年世代には多感な青春期をアイビーに身を包みお洒落を楽しんだ方々が少なからず居られ今もその流れに沿った着こなしを踏襲しているのは自分だけではないだろう。

そんな方々にもぜひ観てもらいたい作品である。

なお旧知の方が運営する拘りのアメトラ専門のオーダーサイト‘ガーベル新潟’をご紹介したい。
一型(アメトラ型)のスーツやジャケットをお探しの折にはぜひこちらのサイトをご訪問されたい。
品質、縫製、細部のディテールに到るまで必ずご満足頂ける事請け合い。


ちょっと話しが脇道に逸れた感があるが、初体験の大迫力3D映像を含め満足度二重丸であった。

千波に一緒に観賞した母と娘、自分も含めて世代が異なる者がそれぞれの感慨に浸りながらも‘日本人に生まれて良かった’と素直に思えたのはきっと同じに違いない。

作品の公式ページはこちら
2012.01.26:maru8:コメント(4):[春夏秋冬]