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◆エリザベス◆

  • ◆エリザベス◆

唯でさえ残暑が厳しいというのに顎下の負傷が化膿していたアム君はこんな状態に。

見ただけでも暑苦しいこのお姿、本人のご苦労は如何ばかりかとお察しします。

そんな彼に付いた仇名は‘エリザベス’、首に巻いたエリザベスカラーに由来しているのは見ての通りです。

本人も最初はこのカラーのお蔭でバランス感覚や平衡感覚が狂い難義な様子でしたが、ここ数日は傷も大分癒えカラーにも慣れたご様子。

一番のお気に入りは御仏壇の前、このお姿にはご先祖様もさぞ吃驚しておられる事でしょう。

実はアム君、エリザベスと呼ばれる前には‘西瓜丸’と呼ばれており、倉庫に置いていた大きな西瓜が何故か怖くて近寄れなかったんです。

怖い西瓜が無くなって一安心だった彼にとっては一難去ってまた一難、治り掛った傷口のカサブタが痒いのでしょうか後ろ足でカラーを叩く音が何とも不憫でなりません。

毎朝カラーを外してお母さんに傷口を消毒してもらう時の気持ちよさそうな表情を見ると一日も早い全快を祈らずには居られません。

2013.08.22:maru8:コメント(0):[四っ足の家族]

◆雀の嫁入り◆

  • ◆雀の嫁入り◆
今日7月26日、ようやく梅雨明けが報じられた山形県地方。

心なしか空気も乾いて爽やかに感じるのは小生だけでしょうか。

さて今月も色々な事がありましたが、その筆頭は月初めから我が家に草鞋を脱いでいたこのお方。

実は愛猫がくわえてきたのですが、彼は既に全ての歯が抜けて無かった為に生死に一生を得たという訳です。

まだまだ幼鳥ゆえに飛ぶ事も侭ならず餌も口に運んでやらねばならないこの子雀を昨日まで面倒を看ていたのは他ならぬ我が家の主婦、お母ちゃん。



まるで我が子を慈しむかのような献身的なお世話の甲斐あって‘ピちゃん’と名付けられた子雀は日に日に健やかな成長を遂げ、彼女を母と信じているご様子。

しかし二匹の猫が住む我家にこの先も同居できる筈はなく、かと言って現時点で野に放つ事もできずに途方に暮れていた折も折、偶々小生の留守中に配達に伺った得意先の飲食店でママさんと常連さんに話した所、引き取り手が見つかったのだとか。

先ずは目出度し、目出度しという事になりました。

そして昨夜、三週間慣れ親しんだ我家に別れを告げた‘ピちゃん’を乗せた車はママさん御一行の待つお店へと向かったという顛末。

家内曰く、あちらでも可愛がって頂いてやがて成鳥になった凛々しいお姿を見るのが楽しみだとの事。

嫁入りなのか婿入りなのかは定かでないとは云うものの家内と共に‘ピちゃん’のご多幸を祈って止みません。

‘ピちゃん’元気でね。
2012.07.26:maru8:コメント(0):[四っ足の家族]

◆偶にはのんびりと◆

  • ◆偶にはのんびりと◆
2月も明日は20日、時が流れるのは早いものです。

週末に到来した寒波がまたも大雪を降らせる心配があった長井市ですが、どうやら事無きを得ましたね。

但し気温はすこぶる低くてこの何日かは氷点下の真冬日続きですが。^^;

それでも降雪よりはまったくもって有難いですよ。

何日か降らない日が続いたお蔭で屋根の雪も随分と降ろせましたのでホッとしています。

そんなこんなで今日の休日は朝からのんびりまったりとしてました。

画像はテレビを観ている小生と愛猫アム君。

デジタル時計が10時50分を表示してますので「小さな村の物語 イタリア’のアンコール放送」のエンディングですね。

この画像、実は家内が内緒で後ろから撮ったものなんですが、自然体ゆえに何かホノボノ感が漂ってますよね。

誰しも己の後姿というのは中々見る機会が無いと思うのですがこうして自分の後姿を見てみると50男の哀愁を感じちゃいました。

猫背は今更治しようもないんですが生まれながらに猫背なお隣の方、テレビ観賞が何より大好き。

毎朝NHK番組「ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅」を観る事を日課にしているのです。

今時季はコタツに入って居たりしますが家内が‘アムちゃん、サトヤマ始まるよ!’と声を掛ければ直ぐに飛び出して来てテレビに釘付け。

こんな猫、他にも居るんでしょうかねぇ。(^^ゞ

さて週末にご近所を配達で廻っていたらこんな光景が目に飛び込んできましたよ。



当店の前の道路を北進すると数百メートルで置賜野川の堤防にぶつかるんですが、雪捨て場となっているその河川敷の今の現状がこれです。

雪の上に乗っているダンプカーの高さと手前の民家の屋根の位置関係から雪の量をご想像ください。

尋常じゃないのがお解り頂けるかと思いますが、こんだけの雪が春には消えて無くなるんですから摩訶不思議。

春が待ち遠しい今日この頃です。
2012.02.19:maru8:コメント(0):[四っ足の家族]

◆春の珍客◆

  • ◆春の珍客◆
得意先の配達を終えて何時ものように配送車を倉庫前に戻そうとした時、フロントガラス越しに見た小さな塊。

卵位の大きさの毛玉がコンクリートに落ちていたのであります。

恐る恐る触れてみると動いているじゃありませんか。

掌に乗せて注視して吃驚、何とそれは‘蝙蝠の赤ちゃん’だったのです。(@_@。

そんな状況を山ノ神に報告している上空の電線では一羽のカラスが鳴いています。

恐らくはこのカラスが運んで来たに違いない小さな命。

放置すれば落ち着く先はカラスの胃袋という事でしょう。

こんな哀れな珍客を放っておける筈はなく、里親となって孤軍奮闘中のお母ちゃん。

毎日小鳥用の餌を爪楊枝の先端に付けては小さなお口に運んでおります。

水はどうして与えているのかというとそれが彼方、綿棒を湿らせてお口チュウチュウさせているという仕儀。

凄いなぁ、アイディアに感心しきりです。

そんなこんなで現在我が家の家族構成は人間以外に♂犬一頭、♂猫二匹、性別不明の蝙蝠一羽、(蝙蝠は哺乳類だから一匹か)^^;

カラスの危険から解放された蝙蝠君は今度は猫二匹の危険に晒されて、それでも日毎に逞しく元気に育っているのです。

そんな蝙蝠君を小生はバットクンと呼んでいたのですが最近キィキィと鳴く事に因みショッカーと改名したとのお告げがありました。

それじゃ差し詰め猫のアム君はショッカーの天敵だから仮面ライダーだなぁ。(^^♪

手強い里親に可愛がられている蝙蝠のショッカーが無事に我家を巣立って羽ばたく事を願う今日この頃です。

閑話休題、7日の午前中偶然に通り掛った母校では晴の入学式が挙行されておりました。



遥か遠い幼き日々、六年間通った懐かしの学び舎が今も当時のままに残っています。

この小学校に小生も妹も娘も息子もお世話になった事を想う時、遥かな時の流れと風雪に耐えて変らない姿で居てくれる存在の有難味を感じます。

きっとこの校舎は我々卒業生にとっての偉大なる母なのでしょう。

そうそう、妹と云えば茨城県古河市に嫁いだ妹夫婦が営んでいる珈琲店で遅ればせながらブログホームページを開設しました。
ブログを更新しているのはどうやら妹のようでそれを閲覧する事で近況が判るというのも嬉しいものですね。
ささやかな楽しみが一つできました。(^^♪

実は妹の夫でもあるマスターとは若かりし頃、東京の喫茶専門学院で机を並べた学友であり数年間共に働いた間柄なんです。

兎に角頑固なマスターだけに開店当初から30年もスタイルを変えずにポリシーを貫いてきたんですね。

身内が言うのも何ですが心地よい空間で最高の珈琲を最高の器で手作りケーキと共に楽しんで頂けるクオリティの高いお店です。

お近くにお出掛けの際にはお立ち寄り頂ければ幸甚です。

茨城県古河市の珈琲店★カフェヌーベルクラシック★
2011.04.13:maru8:コメント(4):[四っ足の家族]

◆残暑お見舞い申し上げます◆

  • ◆残暑お見舞い申し上げます◆
残暑厳しき毎日ながらも朝夕はめっきり気温が下がり初秋の気配も感じ始めた長井郷。

とは云っても今日も全国的には30℃を越える真夏日ですよね。

皆様お身体くれぐれもご自愛くださいませ。

さてお盆期間中は沢山の方々に御来店頂きありがとうございました。
この場にて篤くお礼申し上げます。
お蔭さまで夏の限定酒もほとんど完売状態となりました。

そんな夏の繁忙期も過ぎ、夏の甲子園では今日が優勝戦、球児達の熱闘もいよいよクライマックス。
青空に浮ぶ雲もいわし雲に変って秋がそこまで来ている事を感じます。

ひんやりとした蔵の静寂に身を任せた‘夏越し酒’が眠りから覚めるのも間もなく。
来月は‘秋の旨酒ひやおろし’が入荷します。
どうぞご期待ください。

画像は毎日保冷材を首に巻いてもらって夏を過ごした12歳のお爺さん。
そして片隅に居るのはお客様に頂いた奥様お手製のマスコット。
もうすっかり耳も遠い彼ですが幼い頃はこんなだったんですよねぇ。(^^ゞ
2010.08.21:maru8:コメント(0):[四っ足の家族]