HOME > 記事一覧

【次回展示予告】開館20周年記念コレクション展 国宝「上杉家文書」の世界Ⅵ 戦国の交渉

  • 【次回展示予告】開館20周年記念コレクション展 国宝「上杉家文書」の世界Ⅵ 戦国の交渉
  • 【次回展示予告】開館20周年記念コレクション展 国宝「上杉家文書」の世界Ⅵ 戦国の交渉

2月11日(金・祝)よりはじまるコレクション展のお知らせです。

開館20周年記念コレクション展 国宝「上杉家文書」の世界Ⅵ 戦国の交渉

 

 近隣大名と抗争を繰り広げていた戦国大名は、共通の敵を持つ大名や中立的な立場の大名、時には敵対する大名とも交渉し、友好的関係や同盟関係を結び、維持することに努め、自らの立場を守ろうとしました。

 このような交渉は、大名同士が対面して行われることは稀でした。使者が派遣される場合、大名の意思を口頭で説明し、より詳しい、具体的なやりとりがなされたと思われます。しかし、その場合でも大名やその側近の文書が相手に渡され、交渉を進める手立てとなりました。また、常に使者の派遣が可能とは限りませんでした。飛脚のように、内容の伝達にはかかわらず、文書を届けるだけの場合もありました。大名同士の意思疎通に文書が果たした役割は、実に大きかったのです。

 国宝「上杉家文書」には、長尾氏・上杉氏と諸大名との外交交渉を示す書状が数多く残されており、その特徴の一つに挙げることができます。本展では、これらから戦国大名の外交交渉をめぐるさまざまな様相を紹介していきます。

 

【期間】2月11日(金・祝)~3月13日(日)

【休館日】毎週月曜日

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

【入館料】一般210円(160円)/高大生110円(80円)/小中生50円(40円)

     ※( )は20名以上の団体料金

 

【ギャラリートーク】展示解説 ※事前申込制 

 日   時 : ①2月11日(金・祝) 17:15~ 〈延期〉2月23日(水・祝)17:15~

         ②3月13日(日)     9:15~

  ※①は1月20日(木)、②は2月15日(火)の9:00より受付開始

 場   所 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 定   員 : ①20名

         ②10名

 担当学芸員 : 阿部哲人

 ※コレクション展の入館料が必要です。

 ※ギャラリートークのお申込み

  TEL:0238-26-8001

 

展覧会の詳細は当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.01.27:denkoku:[博物館情報]

上杉文書の概要と調査

  • 上杉文書の概要と調査

今年度から、当館所蔵の上杉文書約1万点の史料調査を実施中。

写真は目録作りの様子です。

文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」の補助を受け、5カ年の計画で進めています。

調査事業の概要は

https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugimonjyo.htm?fbclid=IwAR1MsA-z-HipGZjuuWhPh-ZD-fK6CYKtC_9D0vxzxtF1cw2ZKWJjTcj1njg

上杉文書は従来も利用されてきましたが、詳細目録はなく、マイクロフィルム未収録の資料もあるため、全容は分かっていません。原本と写本、編纂物が混在し、製本された老中奉書など今後の修理等が必要な史料が多数あり、活用が困難な状態です。

今回の調査では、史料1点ごとに表題、内容、年代、法量、発給関係などを採録し、その伝来や特徴を明らかにしていきます。

調査の様子や成果などをHPやSNSでも、随時情報を発信していきます。

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2021.12.26:denkoku:[博物館情報]

1月の体験学習室

1月の体験学習室についてお知らせいたします。

 

季節企画は「お正月/小正月」(1/2(日)~ 1/26(水))です。

造形体験は「ハニカムペーパーを楽しもう!」(1/2(日)~ 1/26(水))です。

 

ハニカムペーパーとは、薄い紙を何層にも重ねて貼った素材のことで、開くとハチの巣(ハニカム)のような形になります。
不思議な紙を使って、飛び出すカードをつくってみませんか?

 

《年末年始休館のお知らせ》
12/23~12/26は、体験学習室の整備のため、お休みをいただきます(博物館は営業しております)。
また、12/27~1/1は伝国の杜の年末年始休館となります。

※ご利用の際はマスクの着用、手指の消毒(手洗い)にご協力ください。
※発熱や、風邪症状のある方はご利用をお控えください。
※5人以上のグループでのご利用は、事前にご相談ください。
※現状での定員は15名です。混雑時はお待ちいただくこともございます。

それではご来館を心よりお待ちしております。
お問い合わせは 米沢市上杉博物館0238-26-8001までどうぞ。

2021.12.23:denkoku:[体験学習室]

【次回展示予告】奥羽再仕置430年記念展示「天下統一と上杉氏」

  • 【次回展示予告】奥羽再仕置430年記念展示「天下統一と上杉氏」

 

12月11日(土)よりはじまる記念展示のお知らせです。

奥羽再仕置430年記念展示「天下統一と上杉氏」

天正18年(1590)、豊臣秀吉は北条氏を滅ぼし、奥羽の諸大名を服従させて天下統一を達成しました。戦国時代に一応の終結をもたらした秀吉の天下統一は、多くの歴史の教科書がこのように説明しています。

しかし、それは検地や刀狩りなどの政策の執行によって、奥羽の人々や土地を豊臣政権の支配体制に組み込むことで、実体を伴って完成しました。このような奥羽に対する一連の政策執行を奥羽仕置といい、その完了は翌19年に及びました。また、天正18年のみを奥羽仕置といい、翌19年を奥羽再仕置とよんで区別する場合もあります。検地などの執行は一応、18年で完了し、翌19年に豊臣軍の再出兵による反乱の鎮圧とそれに伴う統治政策の再執行が行われたことから、それぞれを区分したためです。

この奥羽仕置・再仕置には、上杉景勝が豊臣軍の一翼を担って参加し、奥羽の地を豊臣政権の支配下に編入することに努めました。この展示では、2ヶ年にわたる秀吉の天下統一の完成に景勝がどのように関わったのかについて、館蔵資料によって紹介していきます。

また、令和3年(2021)は、天正19年から数えて430年目に当たります。この展覧会は、この奥羽再仕置を記念して青森・岩手・宮城・山形・福島・新潟・栃木に及ぶ7県に所在する13の博物館が連携しながらも、それぞれの立場で開催する展覧会です。

【期間】12月11日(土)~1月10日(月・祝)

【休館日】毎週月曜日(1月10日を除く)、12月27日(月)~1月1日(土・祝)

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

【入館料】一般410円(330円)/高大生210円(150円)/小中生110円(60円)

     ※( )は20名以上の団体料金

 

【コレクショントーク】展示解説 

 日   時 : 12月11日(土) 10:00~、15:00~ ※同じ内容です。

 場   所 : 米沢市上杉博物館 

 定   員 : 参加者人数を制限する場合があります。

 ※常設展の入館料が必要です。

 

展覧会の詳細は当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2021.12.10:denkoku:[博物館情報]

12月の体験学習室

12月の体験学習室についてお知らせいたします。

 

季節企画は「冬至/お年とり」(11/26(金)~12/22(火))です。

造形体験は「型絵染の年賀状」(11/26(金)~12/22(火))です。

型紙をはがきの上にのせ、切り抜かれた部分に刷毛で絵の具をすりこみます。

   

昨年度に引き続き、日本の伝統的な文様の型紙をご用意しました。また、来年の干支「寅」の型紙も新登場!
型紙はお持ち帰りできるので、ぜひおうちでも型絵染を楽しんでください♪

 

《年末年始休館のお知らせ》

12/23~12/26は、体験学習室の整備のため、お休みをいただきます(博物館は営業しております)。
また、12/27~1/1は年末年始休館となります。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

※ご利用の際はマスクの着用、手指の消毒(手洗い)にご協力ください。
※発熱や、風邪症状のある方はご利用をお控えください。
※5人以上のグループでのご利用は、事前にご相談ください。
※現状での定員は15名です。混雑時はお待ちいただくこともございます。

それではご来館を心よりお待ちしております。
お問い合わせは 米沢市上杉博物館0238-26-8001までどうぞ。

2021.11.25:denkoku:[体験学習室]