HOME > 記事一覧

おうちで戦国京都と上杉家ツアー③

  • おうちで戦国京都と上杉家ツアー③

 

 

③聚光院(京都市北区)

 

 

聚光院は大徳寺の塔頭で、三好長慶の菩提を弔うために建立されました。

狩野派の絵師ともゆかりが深く、重要文化財「四季花鳥図襖絵」などの諸作品が現存します。

また、茶道の流派である三千家の菩提寺としても知られています。

 

前期展示では、聚光院所蔵の重要文化財「三好長慶像」を展示中。

今年は三好長慶の生誕500年に当たる記念の年でもあります。 この機会に是非ご覧ください!

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.05.07:denkoku:[博物館情報]

おうちで戦国京都と上杉家ツアー②

  • おうちで戦国京都と上杉家ツアー②

 

 

②泉涌寺(京都市東山区)

 

【画像】泉涌寺の仏殿(手前)と舎利殿(奥)

 

泉涌寺は皇室の菩提寺として御寺(みてら)とも呼ばれています。

当時の越後守護・上杉定実が泉涌寺の塔頭・新善光寺への屋敷地の寄進や、京都に常駐する家臣・神余氏の泉涌寺への入寺など、長尾・上杉家との関係が指摘されています。

 

【画像】泉涌水屋形 泉涌寺の寺号の由来になった清水が今も湧き出ています。

 

【画像】国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の右隻1扇に描かれている泉涌寺

 

前期展示では、越後守護・上杉房能が後柏原天皇の即位式の費用の一部を負担したことが記録されている「泉涌寺文書」のほか、謙信に「五虎退」を授けたことでも知られる「正親町天皇像」を展示しています。 この機会にお見逃しなく!

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.05.07:denkoku:[博物館情報]

おうちで戦国京都と上杉家ツアー①

  • おうちで戦国京都と上杉家ツアー①

 

 

① 安国寺(京都府綾部市)

 

 

【画像】安国寺本堂

 

安国寺は足利尊氏の出生地との伝承があり、境内には産湯の井戸が残されています。

 

【画像】産湯の井戸

 

また、尊氏とその母・上杉清子、正室・赤橋登子を供養する宝篋印塔も残っており、上杉家と足利将軍家のつながりを感じることができます。

 

【画像】宝篋印塔  左から上杉清子、足利尊氏、赤橋登子が供養されています。

 

5月15日(日)までの前期展示期間では、安国寺に伝わる重要文化財「安国寺文書」を展示しています。 上杉家のルーツを感じていただける資料ですので、この機会にぜひご覧ください!

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.05.07:denkoku:[博物館情報]

5月の体験学習室

5月の体験学習室についてお知らせいたします。

 

季節企画は「端午の節句」(4/28(木)~5/24(火))です。

造形体験は「ホログラムシートで宇宙をつくろう」(4/28(木)~5/24(火))です。

  

きらきら輝くホログラムシートをつかって、ちいさな宇宙をつくってみよう♪

 

※ご利用の際はマスクの着用、手指の消毒(手洗い)にご協力ください。
※発熱や、風邪症状のある方はご利用をお控えください。
※5人以上のグループでのご利用は、事前にご相談ください。
※現状での定員は15名です。混雑時はお待ちいただくこともございます。

それではご来館を心よりお待ちしております。
お問い合わせは 米沢市上杉博物館0238-26-8001までどうぞ。

2022.04.27:denkoku:[体験学習室]

令和4年度 上杉文華館「関東管領上杉氏」

  • 令和4年度 上杉文華館「関東管領上杉氏」

 令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 

《上野守護》

【展示期間】4月27日(水)~5月24日(火)

 室町幕府は、東国支配のために鎌倉府という地方機関を設置しました。これは、足利尊氏の息子義詮・基氏、そして基氏の子孫に継承された鎌倉公方をトップとして、幕府とほぼ同様の組織を編成し、管下の武士に対して強力な支配を行っていました。その鎌倉府のナンバー2の地位にあって、鎌倉公方を補佐し、政務を統轄する立場にあったのが関東管領でした。初期は上杉氏以外の諸氏も含めた人事がなされましたが、最終的に山内上杉氏が継承、家職と位置付けられていきました。15世紀半ばに鎌倉公方と関東管領の対立によって鎌倉府が崩壊した後も、関東支配の重要な地位にあり続けました。

 第2回目は、「上野守護」をテーマとして関連文書を紹介します。上野国は室町幕府開設以来、10年余りの一時期を除き、謙信が継承した山内上杉氏が守護を務め、その権力基盤となり、戦国時代においても拠点となった重要な地域でした。謙信もその支配にこだわりをみせていました。14世紀半ば、南北朝時代初期、山内上杉氏の祖と位置付けられる上杉憲顕の上野守護としての役割、その基盤、そして成果を中心に紹介していきます。

 

 「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も展示します。2000年制作の複製で、現状を忠実に再現しています。

 

 

▼ コレクショントーク

 日時:5月8日(日)  10:00、15:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※特別展入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.04.27:denkoku:[博物館情報]