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おうちで戦国京都と上杉家ツアー⑤

  • おうちで戦国京都と上杉家ツアー⑤

 

 

 ⑤将軍邸(京都市上京区)

【画像】足利将軍室町邸址(上京区室町通今出川)

 

足利将軍の多くは今出川に御所を構えましたが、応仁の乱の火災で焼失しました。

その後天文8年に足利義晴によって再び築造されました。

この時期は、三好長慶との対立など相次ぐ争乱で将軍が度々離京し、京都不在の期間が目立ちました。

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」には、将軍邸の脇を行列が通る姿が描かれています。

他の洛中洛外図屏風にはない描写で、上杉本の独自性が示されています。

この行列を上杉謙信とする見解や将軍・足利義晴とする見解が出されており、今後の研究の深化がまたれます。

【画像】国宝「上杉本洛中洛外図屏風」左隻4・5扇より

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.06.02:denkoku:[博物館情報]

米沢市上杉博物館 付属庭園「置賜の庭」

  • 米沢市上杉博物館 付属庭園「置賜の庭」

 

 

付属庭園「置賜の庭」の整備を行いました。

 

庭には上杉鷹山が編纂を命じた『かてもの』に取り上げられている

食べられる植物や薬草が植えられています。

 

今回の整備では、

一年草の植え付け、植物名のプレートの取り付けなどを行いました。

草刈りも済み、美しく懐かしい「置賜の庭」を是非散策してみてください。

2022.06.01:denkoku:[博物館情報]

令和4年度 上杉文華館「関東管領上杉氏」

  • 令和4年度 上杉文華館「関東管領上杉氏」

 令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 

《越後守護》

【展示期間】5月26日(木)~6月21日(火)

 

 第3回目は、「越後守護」をテーマとして関連文書を紹介します。越後国は南北朝期に憲顕が守護に任じられ、その死後は末子の憲栄が継承、関東の上杉氏から越後上杉氏として分立しました。しかし、両氏は以後も密接な関係を維持していきました。今回は、越後守護の活動や基盤について紹介していきます。なお、越後守護は、15世紀の中ごろまでは京都で幕府政治に関わっていたので、現地で守護の職務を行ったのは守護代長尾氏でした。上杉謙信は、その守護代家に生まれました。

 

 「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も展示します。1995年制作の複製で、制作当時の状況を想定したものです。

 

 

▼ コレクショントーク

 日時:6月5日(日)  10:00、15:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.05.26:denkoku:[博物館情報]

おうちで戦国京都と上杉家ツアー④

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④革堂行願寺(京都市中京区)

 

【画像】革堂行願寺本堂

 

行願寺は天台宗の寺院で、寛弘元年(1004)に行円によって開山されました。 16世紀には、ここで集会の鐘が鳴らされ、上京の住人の集会の場としても機能しました。 また、行願寺は三好義継の宿舎としても利用されました。

 

前期展示では、京都市立芸術大学芸術資料館所蔵の「三好義継像紙形」を展示中! 将軍・義輝が亡くなった永禄の政変の首謀者と言われています。前代未聞の大事件後、京都は再び動乱の世を迎えます。 現在公開中の、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」と併せてご覧ください!

【画像】国宝「上杉本洛中洛外図屏風」左隻5扇に描かれた革堂行願寺

 

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【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.05.10:denkoku:[博物館情報]

おうちで戦国京都と上杉家ツアー③

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③聚光院(京都市北区)

 

 

聚光院は大徳寺の塔頭で、三好長慶の菩提を弔うために建立されました。

狩野派の絵師ともゆかりが深く、重要文化財「四季花鳥図襖絵」などの諸作品が現存します。

また、茶道の流派である三千家の菩提寺としても知られています。

 

前期展示では、聚光院所蔵の重要文化財「三好長慶像」を展示中。

今年は三好長慶の生誕500年に当たる記念の年でもあります。 この機会に是非ご覧ください!

 

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【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2022.05.07:denkoku:[博物館情報]