コレクション展「上杉文書をひらく」の展示資料をご紹介!
上杉文書には、上杉斉憲の年譜作成時に手がけられた下書きが残っています。
朱書きや薄墨で校正されたものと、
清書された形(国宝「上杉家文書」)を比較してご覧ください!
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【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001
令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。
《永享の乱》
【展示期間】1月2日(月)~1月29日(日)
第10回目は、「永享の乱」をテーマとして関連文書を紹介します。
永享の乱とは、鎌倉公方足利持氏と関東管領上杉憲実の武力衝突で、室町幕府の援助を受けた憲実が持氏を滅ぼした事件です。応永23年(1417)の上杉禅秀の乱以降、持氏は敵対勢力の討伐を徹底しました。敵対勢力の側は幕府と結び、持氏と幕府は対立を強めていきました。憲実はこの対立を収めるべく尽力し、また関東管領の職務に則って幕府の意向に沿うような意見を持氏に述べました。このような中で持氏と憲実の対立は激化していき、衝突へと至るのです。しかし、憲実には持氏を滅ぼす意図はありませんでした。今回は、持氏との交戦をめぐる憲実の苦悩などを紹介していきます。
「国宝上杉本洛中洛外図屏風」は、原本の完成時を想定した1995年制作の複製Aを展示します。
▼ コレクショントーク
日時:1月8日(日) 10:00、15:00
場所:常設展示室 上杉文華館
※入館料が必要です。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
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米沢市上杉博物館 0238-26-8001
令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。
《武蔵守護》
【展示期間】11月25日(金)~12月25日(日)
第9回目は、「武蔵守護」をテーマとして関連文書を紹介します。
武蔵国(埼玉県・東京都・神奈川県)は武家政権にとって重要な国で、室町時代には鎌倉公方の直轄地とされました。応安年間(1368~75)には関東管領が守護を務め、至徳年間(1384~87)ごろに守護機構を中心とした支配体制が確立したとされます。応永24年(1417)の上杉禅秀の乱平定後、関東管領職を独占した山内上杉氏は武蔵支配を強化し、15世紀半ばに始まる東国の戦国時代における上野(群馬県)から武蔵、相模(神奈川県)、伊豆(静岡県)にわたる上杉氏の勢力圏の構築へとつながっていきました。
「国宝上杉本洛中洛外図屏風」は、原本の完成時を想定した1995年制作の複製Aを展示します。
▼ コレクショントーク
日時:12月4日(日) 10:00、15:00
場所:常設展示室 上杉文華館
※入館料が必要です。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001
12月3日(土)よりはじまるコレクション展のお知らせです。
コレクション展「上杉文書をひらく」
「上杉文書」は国宝「上杉家文書」とは別に、昭和29年(1954)に上杉家から米沢市に寄贈された史料群で、米沢藩の藩政史料が大部分を占めています。米沢藩御記録所で作成された記録類のほか、中世史料や林泉文庫(伊佐早謙所蔵本)から編入された史料が含まれており、その数は約1万点に及びます。
「上杉文書」の史料的価値は以前より高く評価され、研究に供されてきましたが、詳細な目録が作成・公開されていないため、その全容を把握する必要がありました。そこで、米沢市では、令和3年度より文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」を活用して、5ヵ年計画で調査事業を行っています。
本展では、これまでの調査成果から、米沢藩の葬儀や刑罰の実態、上杉家の歴史編纂、米沢藩内を描いた絵図などを取り上げ、「上杉文書」から紐解かれる米沢藩の諸相をご紹介します。
【期間】12月3日(土)~1月15日(日)
【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12/26~1/1)
【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)
【入館料】一般210円(160円)/高大生110円(80円)/小中生50円(40円)
※( )は20名以上の団体料金
【ギャラリートーク】展示解説 ※事前申込制
日 時 : ①12月3日(土)17:15~
②1月7日(土)9:15~
場 所 : 米沢市上杉博物館 企画展示室
定 員 : いずれの回も20名
参 加 費 : コレクション展入館料
担当学芸員 : 池野 理
※ギャラリートークは全て、11月7日(月)9:00から募集開始
お申し込みは
TEL 0238-26-8001
詳しくは当館ホームページをご覧ください。
皆様のご来館を心よりお待ちしております!
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米沢市上杉博物館 0238-26-8001
本展では、幕末から明治初期の有力者の肖像写真(鶏卵紙)が充実。
画像は最後の将軍徳川慶喜(個人蔵)
この他旧大名家では会津藩主松平容保、土佐藩主山内容堂など。
縁戚関係や政治的に立場の近い大名家が多いようです。
有力者の容貌は、他所の写真と比較可能ですが…
難しいのが上杉家の分家や家臣たちの容貌の判断。
この幕末の写真(個人蔵)は、左から3人目を上杉茂憲と推定。
他は誰か未詳ですが、茂憲の右隣に座る人物は上杉家の一族でしょうか。
左右に控える家臣?は誰か??
藩主茂憲の側近や重臣でも、幕末の容貌が分かる人物はわずか。
今後の課題です。
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