今年の牡蠣! 最高! ホタテも極旨!
食べ飽きているはずの地元民が「今年の出来は最上」と言うほどの出来です!
私をここまでの牡蠣好きにさせたのは、南三陸町歌津丸七水産の高橋ご一家です(笑)。
長々としたストーリーに興味のある方は最後まで読んでいただけると嬉しいのですが、
気の短い方は、早い話、「ぜひこの至極の牡蠣&ホタテを取り寄せて食べて~!」、
というお願いというか、食べないともったいないというか、そういうことです(笑)。
丸七水産の回し者ではありませんが、いちファンではあります。
ファンとしては応援しないわけにはいきません。ここまでで十分長いですね(笑)。
いったん、連絡先を書いておきますね。
丸七水産高橋栄樹さん(marushitisuisan@gmail.com 090-4476-2118)
剥き牡蠣250gパックと500gパックがあります(内容の割に安すぎ!)
(どちらも滅菌海水でうまみを損なうことなく滅菌、ぜひ生で)
殻付き牡蠣もあります(あれで1個〇〇円はあり得ない安さ!)
殻付きホタテ(この新鮮さで1個〇〇円は安すぎでしょ!)
注文の仕方は、例えば、剥き牡蠣500g×2パックとホタテ10枚といった感じです。
あとは送り先と希望の到着日時を指定していただき、
商品到着後に請求書のところに振り込めばOKです。
スーパーに並んでいるのと食べ比べてください。病みつきになること間違いなしです!
さて、連絡先と注文方法がわかったところで、お時間に余裕のある方は、
もう少しストーリーにお付き合いくださいませ。
栄樹くんのお父さん高橋七男さんは元トロール船でバリバリ活躍していたのですが、
奥様和子さん恋しさからか(想像・笑)、陸に上がる決意をしました。
豊かな海が広がる南三陸町歌津は、牡蠣ホタテワカメなど、育てる漁業の
盛んなところですが、すでに漁業権の関係で、条件のいい漁場は空いてません。
潮流が速くて養殖設備の管理がむずかしい(落下したりしやすい)場所しか
空いてなかったのです。
しかし、うまくやれさえすれば、流れが速い=とてもきれいな海、ということで、
生牡蠣には最高の条件と言えるわけです。
テレビ番組で広島県産牡蠣の特集があり、陸に近い側は栄養分が豊富だけど
どちらかというと加熱用、沖合は生食に向いている、と。
なんとなくわかりますよね。歌津は陸に近くても十分きれいな海ですが、
少し沖合はさらにきれいです。
ところで、牡蠣はRのつく月に食べると言われていますね。9月~4月です。
その中で本当に旨いのは何月?
実は花見牡蠣という言葉があるように、2月~4月が一番栄養が詰まって美味しいのだそうです。
そこで頑固な七男さん(通称すっつぁん)は、高値で売れる9月10月の出始めの頃には
養殖棚には近づかず、年が明けてそろそろ値崩れする頃になって、本当に旨い牡蠣を
提供するというこだわりが定評となっていました。
金じゃないよ、旨さだよ、と。
しかし、東日本大震災で海の環境が一変。養殖施設がすべてやられてしまったため、
海の養分がいっぱいあるおかげで、しばらくは3年ものに匹敵する大きさが
2年で育つほどの豊かな栄養状態になったのでした。
さて、今年はコロナの影響で、ご想像どおり飲食店向けの出荷がガクンと減り、
さしものすっつぁんも、早出しをせざるを得なかったといいます。
しかし、みんなが早出しをしたことが幸いして、今、海の栄養状況が非常に良く、
年明けと同じくらいに育っているというのです。
論より証拠、すでにその牡蠣を先日いただきました。
旨い!! さすが地元民が唸るだけある!
しかも、まだまだ在庫(海の中)がそれなりにある、というのです。
これは宣伝せねば!とファン魂に火が付きました。
ということで、くどくどと長い説明をしましたが、歌津丸七水産の牡蠣&ホタテの
ファンになってほしいな、という希望です。この高橋家、実にあったかい人達なのです。
ぜひぜひ応援してくださいね。
特にホタテがあまり気味だそうなので、よろしくお願いします。