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グラフでみる山形転職(転職実績求人編)

色々なエージェントさんの情報を見たり調べたりしていると、どこのエージェントさんも「求人は色々掲載されているけれど、実際はどんな求人に入社されている人が多いのか」を情報として出していらっしゃる会社は少ないように思います。(見つけられていないだけかもしれません・・・)


私たちジンジャーズが一体どんな求人に対してご紹介を活動し、転職成功に結びつけているのか、グラフで表してみました。

 

 

調査の対象は、2019年11月時点でご入社(内定含む)が決まっている50名の方です。
大手さんに比べると本当に少ない参考値ですが、私たちと一緒に転職活動をする際の参考にしていただければ幸いです。


ご紹介実績で一番多かったのが「未公開・未完成求人」でした。

「未公開・未完成求人」とは社長や経営層の頭の中にある「こんな感じの人がいたら」「その人にあった待遇で迎えたい」と思っている求人ニーズのこと。
結構あるのですが、こういった求人ニーズは、規定の求人票にはなりにくいため、企業との信頼関係がないと出てこないですし、企業情報がしっかり理解できていないと候補者を提案できないので、選考に結びつきません。

求人情報は、もはやインターネットで誰でも簡単にどこからでも手に入れられる環境ですので、私たちはネットでは手に入れにくいところでのご紹介に力が入っているんですね(結果的に・・・ですが)。

もちろん事前に会社に訪問して、諸条件、概ねの給与などは把握しておりますし、ご本人希望を企業に伝えた上で進めるので、「入社してから違った!」ということはありません。


2番目が「SE・ITエンジニア」でした。

山形でもIT関連の求人が増えているように思います。ちょっと前は、SEの方は県外も視野に入れて転職活動をされるケースも少なくなかったですが、最近は山形にもIT系の職種、企業が増えてきていますので、UIターン希望の方にもチャンスが広がっていると思います。

 

以下、営業職、製造技術職が続いています。

 

求人は出していないけれど、良いご縁があれば採用したい、と思っていらっしゃる会社が多いので、転職を考えていらっしゃる方はぜひ一度ご相談ください。

2019.11.11:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

求人倍率、実は0.54倍?!人手不足で誰でも転職しやすい環境とは言い切れない事情。

毎月月末になると、労働局から「有効求人倍率」が発表されるのをご存知の方も多いでしょう。
新聞やニュースで「求人倍率は~~倍で」とか「人手不足で売り手市場が続く」など見聞きすることも多いと思いますが、その根拠となる数字です。
労働局が1ヶ月間のデータを集計したものを、山形労働局HPや新聞報道で毎月公表されます。

 

「求人倍率が高い」というのは、求職者(就職・転職希望者)に対して出る求人数が多い状態を表します。
求人倍率1倍というのは、1人の求職者について1件の求人案件があるということになり、求人倍率2倍というと、1人の求職者について2件の求人があるという状態です。
山形労働局発表の最新値だと、求人倍率1.55倍で、求職者数より求人数が上回っているので、「求職者有利の売り手市場」とか「人手不足」と一般的に言われることが多い状況です。

 

しかし、この求人倍率はあくまで参考としてみておくほうが良いです。理由は2つあり、一つは、労働局(ハローワーク)に求職登録した人だけが母数になっている(ハローワークに登録していない人は計算に入っていない)と、もう一つは「全職種」の平均だというところに注意する必要があります。

今回はその「全職種平均だと、どうして注意する必要があるの?」について簡単にまとめてみました。

 

上の表のように、労働局では各職種別の求人倍率も発表していますが、あまり目立って取り上げられることはないようです。

一番上の行が全体の結果で、確かに求人倍率は1.43倍になっていますが、下を細かく見ていくと、職種による差がかなりあることがわかります。

求人倍率が高いのは「販売」「サービス」「保安」。警備員などが含まれる保安の職業に至っては6倍を超える高い水準です。

これらの職種については、なかなか経験者が集まらない環境でもあるため、未経験からのチャレンジを受け入れる傾向が強くあります。

一方で倍率が低いのは「管理的職業」「事務的職業」。経験と高いスキルが期待されるマネジメント層にあたる職種は0.85倍、事務系の職種に至っては0.54倍と、そういった職種を目指される求職者にとってはなかなか厳しい状況が続いています。

企業が求める経験やスキルは相変わらず高い水準を維持しているため、これらの職種を目指す場合は、就職環境が厳しかった頃と同様にしっかり準備して臨む必要があります。

転職活動においては、自分はどんな強みがあるのか、どういった経験を活かせるのかを整理するとともに、これから進んでいきたい業種・職種の雇用環境を知っておくと良いでしょう。

 

※参考:山形労働局HP

本記事は、2018年12月に作成したものを、データ更新して掲載しています。

2019.10.21:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

山形県民の転職きっかけは何?ポジティブな理由じゃないと転職できないの?【YOUはどうして転職を?!】

こんにちは、佐藤大輔です。

 

私は、ジンジャーズに至るまで、2回職場を変えていますが、いずれも、ある晴れた日に、突然天から「転職しなさぁい」という声が聞こえたことがきっかけでした。



 

・・・嘘です。


しかし、何かふとしたきっかけがあって「転職しようかな」と思うのは、皆さん一緒だと思います。

私の場合は、東京で就職していて、30歳を超えてそろそろ親や家やお墓などが気になって考えた結果、「Uターン」を選びました。そういう意味では、「ご先祖様の思し召し」かもしれないなぁと思ったり思わなかったり。。。

実際のところ、転職エージェントである私たちジンジャーズを利用して転職を試みる方は、どんな理由で転職活動を始めたのか、調べてみました。

唐突ですが・・・

YOUはどうして転職を?!言ってみたかった)

 

 

以下は、私たちジンジャーズにご登録いただいて転職活動された直近50名の方のデータです。(2019年9月末時点)

 



 

・「UIターン転職」=県外での就業から、県内での就業に変えることを目的にした転職。
・「キャリアチェンジ」=職種を転換することを目的にした転職。
・「キャリアアップ」=同業または同職種での転職。
・「労働環境の改善」=給与や休日の待遇改善や、人間関係改善を目的とした転職。


「キャリアアップ」と「労働環境の改善」は一緒では?と思われるかもしれませんが、前者は「転職しなくてもいいんだけれどもっと良い条件や業務内容の会社とご縁があれば」という意識なのに対し、後者は「今の職場を変えたい」という意識が強くという違いがあります。

同様に「キャリアチェンジ」と「労働環境の改善」については、前者は「この仕事はもうやめたい」例えば、机に座ってじっとしているより外で人と話をしたいので、事務職から営業へ転換したい、営業は疲れたから他の職種を探したい、などという場合を入れています。一方後者は、職種にはこだわらずとにかく外の会社に、という意識の違いがあります。

それぞれを強いて分けるなら、キャリアアップはポジティブな転職理由キャリアチェンジ・労働環境の改善はネガティブな転職理由と言えます。

そういった分け方でグラフを見ると、半分以上の方が、「会社辞めったいなぁ」「この仕事やんだなぁ」というネガティブなきっかけから転職を果たしているんですね。

 

ポジティブな転職理由じゃないと転職できない、わけじゃない。

 

転職サイトなどの情報を見ていると、『転職理由はポジティブ(前向き)な内容で伝えましょう』などと書いてあるところも多いですが、実際のところ、ポジティブに転職する方ばかりではないのが実態です。

Uターン転職だって、積極的に帰ってきたい方もいれば、止むを得ず帰らざるを得ないという人もいるので、一概には言えません。

ポジティブな理由じゃないと転職できないのではなく、『現状を踏まえて将来どうしたいかを伝えられるかどうか』が結果を左右します。

私たちの転職支援にご登録いただいて面談させていただく際は、「転職の背景」を色々と聞かせていただきます。
それは、転職はあくまで「より良い人生を送るための手段」だと考えているからです。

転職することによって何を得たいのか、どういう状態を目指したいのかを相談者の皆さんと共有することで、どんな会社に応募するか、転職後どういうキャリアを積んでいくか、が明確になります。

転職の背景を丁寧にヒアリングして、目指したいゴールを共有することを大事にしているのです。

「こんな気持ちで転職したらダメじゃないだろうか」「こんな転職理由では採用されないのではないだろうか」と心配になっていらっしゃる方も少なくないかと思いますが、転職の背景は人それぞれで、何が良いとか何が悪いとか、「転職しやすい」とか「しやすくない」ということはありません。

転職を通して、将来どうなっていきたいか、を一緒に考えていきましょう。
どうぞ安心してご相談ください。今度はあなたの番です。

それでは、YOUはどうして転職を?!

(ご存知ない方ごめんなさい。義母が好きなテレビ東京の番組のタイトルをもじったものです)

2019.10.01:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]

【40代の転職体験記】「きちんと評価してほしい!」会社の評価制度への不満から、活動3ヶ月で転職成功した40代男性Aさん~コンサルタントインタビュー編 Vol.2~

皆さん、こんにちは!キャリアカウンセラーの澤村千明です。
 

今回は、ジンジャーズの代表、佐藤広一さんへインタビューしました。またしても、興味深い「転職体験記」を聞きましたので、お伝えしますね。

 

 

【今回のケース 「きちんと評価してほしい!」会社の評価制度の不満から、活動3ヶ月で転職成功したAさん(40代・男性)】

 

澤村「広一さん、Aさんはどういう方なんですか?」

 

広一「Aさんは20年以上県内のある中小企業で働いていて、職場でも部長職を任されるほど。経理や総務部門のプロなんだ。」

 

澤村「部長職にも就いていた方なんですね」

 

広一「んだんだ。でも、年々増えていく自分の仕事量や責任と、年収が見合っていないのでは?と感じることが常々あったそう。部長職に就いてから、その思いがより強くなっていったんだって。将来ずっとこのままは嫌だな、と転職を考え、ジンジャーズに来てくれたよ」

 

澤村「そうなんですね。自分が精一杯取り組んできたことは、やはり目に見える形で評価してほしい。私もよく分かります・・・。Aさんも、自分の仕事ぶりを、きちんと評価してほしいという気持ちが強かったのですね。初めての転職活動、Aさんは不安に思うことはなかったのですか?」

 

広一「Aさんと話していて感じたけど、Aさんは物おじしない性格。カメラなど趣味もいろいろお持ちで、フットワークも軽く、友人知人が多い!今回ジンジャーズに来てくれたのも、知人にオススメされたとのことだったよ。だからウチに来てくれたときも、初めての転職をすごく前向きに捉えていたよ」

澤村「なるほど~。そして、どのように転職活動を進めていったのですか?」

 

広一「私からは、AさんへX社とY社の2社をご提示したの。どちらも、経理部門の管理職候補を求めていた。2社面接もして、どちらも好感触。Aさんは特にX社に興味がわいたんだよ」

 

澤村「おお!じゃあそのままそのX社に決まりですか?」

 

広一「いや、それがね。Aさんのなかで『X社は本当にきちんと仕事ぶりを評価してくれる会社なんだべか?』と不安が出てきたそうで。」

 

求職者の不安を解消する「求人票に書かれていない情報提供」

 

澤村「きちんと評価してほしい、という思いから始めた転職活動ですもんね…。広一さんは、そのときどんなお話をされたのですか」

 

広一「求人票に書かれていない情報について、Aさんに話をしたよ」

 

澤村「求人票に書かれていない情報!?
 


広一「ジンジャーズは、お取引のある山形県内各地域の企業を回っているのね。だから、それぞれの企業の社風や、社内体制、人事評価制度も把握していることが多い今回のX社についても、私が分かる範囲でそれらをAさんにお伝えすることができたよ」

 

澤村「なるほど。事前に企業の内情や実際のところの話を聞けるのは助かる!入社してみたら実は違った』というミスマッチが防げますね

 

広一「んだんだ。もちろん、Aさん自身も2回目の面接で気になることをX社へ直接聞いたそうだよ」

 

澤村「Aさんは上手く情報を集めたのですね」

 

広一「その通り。結果、無事内定が出て、Aさんも納得のうえ入社が決まった」

 

澤村「おお~よかったですね。ところで、Aさんが相談に来てから入社するまで、何か月かかったのですか?」

 

広一「それが3ヶ月だったのよ」

 

澤村「とってもスピーディー!」

 

前向きな気持ちでしっかり情報収集していくことが転職成功への道


広一「今回は

① Aさんが転職をすごく前向きに捉えて情報収集を積極的に行ったこと

② Aさんの経理や総務での管理職としての経験が企業にマッチした

③ X社について納得いくまでジンジャーズと一緒に情報収集したこと

   これらが重なり合って、すんなりと決まったな!」

 

澤村「その後、Aさんと何かやり取りはされていますか?」

 

広一「うん。実はAさんが転職後しばらくして、ジンジャーズに来てくれて。『広一さん、お世話さまです!今年度から課長に昇進しました~!』って本当に喜んでいた。年収も転職前の2倍以上だそうだよ」

 

澤村「それはよかったです!きちんと評価してほしい、というAさんの思いが叶いましたね。ほかには何かAさんは話していましたか?」

 

広一「社風や社内体制も、事前に私がAさんにお伝えしたとおりで、とても気持ちよく働けているって。同僚や上司とも快い付き合いができているそうだよ」

 

澤村「Aさんは物おじせず、とっても社交的な方なのですもんね」

 

広一「んだ。Aさんはジンジャーズにもとっても感謝してくれて、転職で悩んでいる知人数人をウチにご紹介してくれたの、実は。また俺も頑張ってその方たちのためにも仕事さんなね!」

 

澤村「おお。広一さん気合入ってる!その際は、またお話を聞かせてくださいね~」

 

 

【インタビューを終えて~一歩踏み出して得られる情報の大切さ~】


今回のAさんのように、「仕事量や責任が増しても給与に反映されない」とモヤモヤする方、実は多いのではないでしょうか?

一歩思い切って相談することで、新しい道が拓けてくることってあるのだなと思いました。

そして、社風や人事評価制度など求人票に載っていない部分の情報力があるかどうかが、転職エージェントを選ぶポイントだなと思いました。

ジンジャーズの情報力、転職を考えている方にうまく使っていただきたいですね。

 

【インタビュー&ライティング】
澤村千明 (さわむら ちあき)

山形市在住。地銀に6年勤務したのち、NPO法人にて就労支援相談業。現在はキャリアカウンセリング・FP・ジェンダーの視点でお客さまのライフプランを共に創る人になるべく勉強中。
twitter @ love_dash_echia
ブログ https://ameblo.jp/chiakisawamura
2019.08.19:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

今更かもしれないけれどお伝えしたい「履歴書の顔写真」

こんにちは、佐藤大輔です。

先日、HPの更新や名刺用に(弊社では名刺に顔写真が付いています)、プロカメラマンの長岡信也さんに、写真撮影をしていただきました。

なかなかプロに写真を撮っていただく機会がないのですが、やはりアマチュアが適当に撮るのと、プロが撮るのとでは出来映えが全然違って、私のように素材が悪くても明るくキリッと撮って貰えるんだなぁと、改めてプロの凄さを感じました。

それで今回は、ふとその写真撮影のことを思い出し、改めて「履歴書の証明写真」について皆さんにお伝えしてみようと思った次第であります。

撮り方次第で書類選考時の評価も大きく違いますので、私たちが転職サポートする時も、履歴書写真の撮り直しをお願いすることも稀にあります。

「なんで撮り直した方がいいのか?」をサンプルを使いながらご説明します。

 

1.無表情は結構怖い。

 

 

履歴書ってこんな感じですよね。

 

 

 

何の意識もせずに撮った写真です。変じゃないけど。。。素材が悪いのは置いといて

 

 

 

2.ちょっと口角をあげるだけで

 

 

 

 

ちょっとだけ口角(口の両端)に「んっ」と力を入れた感じです。

 

 

 

元の素材は変わりませんが、ちょっとキリッとしました。

 

 

 

3.微笑むくらいがちょうどいいかも

 

 

1.2.と比べると結構違う感じがしませんか?
全く同じ日、同じ肌のコンディションで撮った写真です。

 

 

 

 

口角をあげて「んっ」っと踏ん張った状態から、頬っぺたをちょっと引き上げた感じです。
私はよく「軽く微笑むくらいで写真撮ってください」とお願いするのですが、それがこのくらいです。

 

 

4.歯を見せるとちょっとやり過ぎ感

 

 

ニッコリ笑ってみました。

 

 

 

接客や販売職など、笑顔を期待される職種・業界ではこのくらい歯を見せてもいいかもしれません。会社の社風などにも合わせて、「求める人物」に合致する表情というのが必要ですね。
 

 

並べてみると結構違う

 

 

履歴書は、企業と皆さんの一番最初の接点になりますので、できれば印象が良いものの方がいいですよね。

 

また、私たちは、企業にご推薦する際に面談で感じた「お人柄」について補足説明しています。その際に良い表情のお写真があると、鬼に金棒、なのです。

転職は、スキルや知識だけのマッチングではなく、人と人との関係を大事にしたいと考えています。
「ちょっと会って話してみようか」と企業の担当者や社長に思ってもらえることで、新しいご縁が広がります。
ご自身の履歴書のお写真の表情について見返していただければ幸いです。

 

 

最後に・・・履歴書写真を撮るならレジャーの前がオススメ

 

 

冒頭の撮影日、すでに日焼けで真っ黒になった弊社の吉田は、どこかの実業団野球の選手のような写真になりました。
これから海などにお出かけのご予定のある方は、夏のお出かけ前に撮影を済ませておくと良いかと思います。

 

夏の日焼けの前、冬のスキー焼けの前に、ぜひ履歴書写真はご準備ください。

 

2019.07.26:yamaten:コメント(0):[キャリアアップ情報]