軽便鉄道長井線の赤湯~梨郷間が開通したのが大正2年(1913年)10月26日。この際に、宮内町で発行された「開通式記念カード」です。各町村では、商店などが発行した記念絵ハガキはありますが、宮内町の記念カードは町内企業が共同で発注したものと思われます。現在のウェディングカードのように、とてもセンスのある装丁になっています。制作会社である「東京青雲堂」は、東京大正博覧会の絵葉書の制作なども行っていたようで、著名な会社だったかと思われます。
【資料提供:ふるさと資料館・時代のわすれもの(南陽市宮内)】
この記事へのコメントはこちら