以前、ゴミの減量のために、封筒の再利用運動が行われたことがありました。しかし、この封筒を見ると、不要になった事務用紙で封筒を作っていたようです。「昭和39年11月分 乗車券簿」の記載があります。なんと、東京オリンピックの年です。差出部署は不明ですが、新潟管理局内の部署でないかと思われます。日本がオリンピックを迎えて、イケイケドンドンと盛り上がっていた社会の裏側で、封筒を糊付けしている日本人がいたんですね。やっぱりこれもお宝ですね。
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成田駅の宝物 後乗・前降プレート
この見慣れたプレートが何故、宝物なのかと不思議に思うのではないでしょうか。現在使われているプレートと見比べてください。ご覧のように今は、朱書きで「危険物持込禁止」の文字が加えられています。山形鉄道の方にお聞きすると、「昔から車内に危険な物は持ち込みが禁止されていた訳だけれども、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件が契機となって、このように明示するようになったようだ。」とのこと。カタカナと漢字のみで表現されているプレートは、今となってはロゴマークのようなものですが、裏にはニューヨークの惨劇が隠されていたんですねぇ。
成田駅の宝物 お天気警報盤
ちょっと長めの夏休みをいただき、記事のアップも休んでおりましたが、明日から9月、改めて活動を再会いたしますのでよろしくお願いしたします。
さて、現在、駅舎内では成田駅に保存されている昔の看板や山形鉄道にかかわる品物などを展示しています。これをきっかけにして、駅舎に残っている大事な宝物を記録・整理したいと考えています。
第1回目は、お天気警報盤4枚です。手書きのものとタイプ系があります。それぞれの制作年代や駅舎のどこに掲げていたのかなど、ご存知の方がおられれば教えてください。また、これをもとにして、ユニークな缶バッチを販売している鉄道会社もあります。いろいろな活用方法があるようです。