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岩部山三十三観音めぐり紀行31

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第31番「姨綺耶山 長命寺 千手十一面聖観音三尊一体」

 

柳の霊木で刻んである有難い千手十一面聖観音のご本尊さまにおすがりすれば、あらゆる苦難を救われて、健康長寿疑いなし。

このご本尊さまは人生のご先達となってお導きくださるであろう。

 

引用:長命寺住職 武内 隆韶「西国巡礼慈悲の道」より

 

◇「長き命」と「長命寺」をかけています。

 

柳について補足すると、「柳染観音微妙相」という中国の法話があります。

「若芽を吹く柳の緑に、観音様の姿を見る」といった意味になります。(諸説あり)

 

第31番の観音様が彫られた三つ岩には、霊場開山に協力した喜捨芳名録が刻まれています。

 

2020.07.06:nakagawako:コメント(0):[岩部山三十三観音]

見立て

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見立てといえば

西国三十三所第1番観音の青岩渡寺本堂の後方には那智の滝があります。

岩部山の第1番の観音様も、立岩の割れ目を那智の滝に見立てています。

2020.07.03:nakagawako:コメント(0):[岩部山三十三観音]

岩部山三十三観音めぐり紀行30

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第30番「巌金山 宝厳寺 竹生島 千手千眼観世音菩薩」

 

月も日も 波間に浮かぶ 竹生島 船に宝を 積むここちして

 

月の光、日の光に照らされて琵琶湖に浮かぶ竹生島。

女神のいるこの島の美しさはまるで宝船のよう。

 

参考:竹生島 宝厳寺 ホームページ

 

◇島を船に見立てています。

また、本尊は弁財天であることから宝船を連想したと考えられます。

(竹生島は日本三弁財天のひとつに数えられます。)

 

◇船は「弘誓(ぐせい)の船」※とも推測できます。

※観音様のご誓願で、人々を苦しみから救って彼岸に送ること。

船が人を渡すことからたとえた言葉です。

 

洞穴を琵琶湖に、立像の観音様を竹生島に見立てた造りになっています。 

2020.07.03:nakagawako:コメント(0):[岩部山三十三観音]

岩部山三十三観音めぐり紀行29

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第29番「青葉山 松尾寺 馬頭観世音菩薩」

 

そのかみは 幾世経ぬらん 便りをば 千歳もここに 松の尾の寺」

 

其の上(その昔)から観音様とのつながりは、どれほどの月日を経たことであろう。

これからも松尾寺の観音様は、幾千年にかけてお参りする人々を待つことであろう。

 

◇「松」と「待つ」をかけています。

 「便り」と「頼り」もかけていると考えられます。

2020.07.02:nakagawako:コメント(0):[岩部山三十三観音]

岩部山三十三観音めぐり紀行28

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第28番「成相山 成相寺 聖観世音菩薩」

 

波の音 松のひびきも 成相の 風ふきわたす 天の橋立

 

成相寺から美しい天の橋立を望む。

吹き付ける風で、波の音と松風(観音様のお声)の響きが鳴り合う。

 

◇「成相(なりあひ)」と「鳴り合う」をかけています。

 

「波の音」について、観音経は「梵音海潮音」観音様のお声は海のようと説いています。(諸説あり)

 

「松のひびき」については第16番を参照ください。

2020.07.01:nakagawako:コメント(0):[岩部山三十三観音]