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◆ビフォー&アフター◆

  • ◆ビフォー&アフター◆
この冬は積雪量が少なく楽をしておりましたが、ここ数日のドカ雪で店舗の屋根がご覧のような状態に。

実は未だ一回も降ろしておらず放置していた為にこんな形状になったというわけですが、流石にここまでになると胸のカラータイマーが赤く点滅しました。

しかし3月目前の今回の大雪、2月末にこんなに降ったのは記憶にないですね。

そんな事情でようやく晴れ間が訪れた昨日、巨大なオブジェと化した屋根雪に格闘を挑んだという次第です。



格闘する事一時間余り無事ご覧のような状態になったとはいうものの、降ろした雪の片付けが待っているのが辛い所。

道路まではみ出た雪を水が流れている路肩の側溝に入れて行きます。

これがまた大変な重労働、家内と二人掛でたっぷり二時間以上の作業でした。

お蔭で今日は全身ガタガタ、今シーズンも最後にとんだオチが待っていて結局楽はさせてもらえない冬でしたね。
2013.02.27:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆日よけのれん◆

  • ◆日よけのれん◆
後一週間、二月四日は立春の日です。

旧暦の二十四節気では立春から始まり、春分、夏至、秋分、冬至の四つの時期に春夏秋冬それぞれの盛りを迎え、大寒で締めくくられて一年となっていたのだとか。

立春とは初めて春の兆しが現れてくるころのこと。
この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が春一番。

そんな立春の朝に合わせて搾るお酒、「千代寿 立春朝搾り」を一人でも多くの方に味わって頂きたい思いからご覧のような大判で告知させて頂いています。

この大判の物体、現代の名称は‘吊るしタペストリー’と呼ぶそうですが本来は暖簾に分類される物であり、‘日本の暖簾、高井 潔 著’の暖簾の形では‘日よけのれん’として分類されています。

その説明文では「切り込みの垂れをつけず、大風呂敷のような一枚布の上下に乳をつけ、上端を軒先に、下端を道路側にせり出させて固定したもの。
風にあおられるとパターンと音をたてることから‘太鼓のれん’とも呼ばれる。」と記されておりました。

純白ベースの中央に赤地の白抜き文字が目を引き清楚な印象さえ感じる秀逸なデザインだと自負しております。

作製してくれたのは‘デザイン・アート赤間’赤間重美氏。



細部に亘る注文にもきちんと応じて頂き素敵なタペストリーを作ってくれました。
感謝!
彼の看板屋としてのセンスの良さと丁寧で緻密な仕事ぶりには感心させられる事が多々あり勉強になります。
流石はプロフェッショナル、良い仕事してくれますね。

2013.01.27:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆除雪◆

  • ◆除雪◆
積雪量が少ないこの冬、果してそれの良否は如何に。

我身を例に採れば直接的には‘除雪に取られる労力と時間が少なく助かっている’という事ではあるのだが。

但し間接的にはどうだろうかと考えてみれば。

冬場の除雪で収入を得ている方々が少なからず居られる地域な訳で..。

つまり降る物が降らないと金回りが悪くなり地域経済は何かと宜しくない傾向になるのは間違いなく。

余りの大雪も困りますが程々に降って頂く事は必要なんだと思う今日この頃です。

さて例年と比べて少ない雪とは言っても除雪からまったく解放されたという事はないわけで、家屋の場所によっては手を掛ける事が必要な状況も発生するのが雪国の冬。

画像は花畑へと続く母屋の裏口、この冬も赤ベコ君が大活躍しております。

我家は道路に面して東向きに店舗を構え後方に母屋が連結する典型的な昔ながらの商家のレイアウト。

建屋の後方の花畑は屋根雪の格好の雪捨て場となるのが常なのであります。

今回のミッションは裏口に垂れ下がった硬く重い氷雪と化した物体の切断と片付け処理。

それでは約一時間の作業の全貌をご紹介致しましょう。



先ずは作業前の絵、手前に見える先端が青い物はアルミの脚立。
ここから屋根に上ります。

お次は迫出した物体を下から見た絵、厚い氷の層が形成された上部に雪が載った物。

続いては意を決しスコップを突き刺して切り離した軒先。

更には落下させた直後の物体、上下が反転して落下した事を物語る割れた氷の層の凄まじさ。

この厚い氷の板を小さく割ってスコップで投げ飛ばす作業は流石にキツイ。

氷を片付けた後は頼れる赤ベコ君の出番です。

最後は少し離れた所から撮った作業後の軒先風景。

大汗かいて頑張った達成感と安堵感に浸る一時は何とも心地良いものですねぇ。
2013.01.22:maru8:コメント(4):[春夏秋冬]

◆優れ物◆

  • ◆優れ物◆
唐突ですがこれが何だかお解りになりますか?

種明かしをする前に少々前置きをさせて頂きますが我々酒屋にとっては当に朗報、よくぞ作ってくれましたという代物なんですよこれが。

そして実際に製品化(試作段階)したのが同業者(町の酒屋)というところが感心なわけです。

恐らくこれが無い為に手を焼いている同業者は全国に山ほど居るんではないかと思います。

何せお世話になる商品が商品なだけに何でこんな厄介な形状にしたのかとメーカーさんには文句の一つも言いたくなるわけでして、恐らく何十年も前に製品化した時は我々流通の迷惑など頭になかったんでしょうね。

そんな折も折、新年の御挨拶にお見えになった某A社の営業マンに早速これをお見せして流通の苦労をご説明したわけです。

さぁ~てあんまり長く引っ張りすぎると嫌気が差される方も居られますからこの辺でお待ちかねの種明かしと参りましょうか。



はい正解はご覧の通りのA社の生麦酒19リットル樽専用の運搬用ストッパーです。

お次はダブルで使用する時の画像。



これで貴方も生樽が荷台をゴロゴロ転がる不安からおさらばというわけです。

如何ですか、業界人なら誰もが喉から手が出る‘優れ物’だと思いますが。

千波に最初の試作品は3本トリプルで固定できる物、けれど当店は3本纏めて運ぶ事が無い為に2本用で作って頂いたという次第。

そして注目の開発者(お作りになったお方)は現在山形県長井小売酒販組合理事長を務めておられる白鷹町鮎貝のヤマシチ商店店主S様でございます。

組合のトップ自らが開発した‘優れ物’というのがこれまた素晴らしい。

ぜひ広く普及する事を願って止まないところですが、元を糺せば流通泣かせの生樽を出し続けるA社さんに不備があるわけで、ぜひその辺を反省して普及のサポートに御助力頂きたいものです。
2013.01.09:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆初詣◆長井一の宮 總宮神社

  • ◆初詣◆長井一の宮 總宮神社
新年明けましておめでとうございます。

皆様良いお年をお迎えの事と存じます。

本年も‘酒屋おやじの気まぐれ日記’にお付合いの程お願い申し上げます。

年越しや年始用のお酒を求める方々のご来店で連日忙しく過ごさせて頂いた年の瀬、お蔭様で小生も無事に年越しする事ができました。

そして迎えた元日、年の初めはここからスタートするのが我家の慣しという事で徒歩30秒と目と鼻の先にある總宮神社へ家族で参拝。

午後2時頃でしたが天候にも恵まれご覧のような長蛇の列ができておりました。

赤崩山白鳥大明神にお願いしたのは勿論‘家内安全、商売繁盛’、今年も健康で一年を過ごしたいものですね。

本日の初売りも悪天候にも関わらず多くの方のご来店を頂き良いスタートとなりました。

本当に有り難く感謝申し上げます。

皆様どうぞ楽しいお正月をお過ごしください。

總宮神社のホームページ
2013.01.02:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]