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◆ゴールデンウィーク◆

  • ◆ゴールデンウィーク◆
ゴールデンウィークに呼応するかのように長井の郷は桜も梅も満開となりました。
(画像は早朝の最上川千本桜)

今日から連休という方も大勢いらっしゃるでしょうね。

朝から荒れ模様のお天気ですが午後からは回復傾向、明日の日曜日は概ね晴れの予報です。

この連休、毎年の事ですが当店実店舗は定休日返上、休まず営業です。

連休中も気になる地酒を多々ご用意し家内共々皆様のお越しをお待ち申し上げております。

という事で早速今がお勧めの逸品をご紹介致しましょう。

先ずはトップバッター、長野県は駒ケ根市から昨日到着の限定酒、信濃鶴 純米無濾過生原酒、華のある香りと旨味タップリのボディ感、爽やかなキレ味、三拍子揃った抜群の存在感。

おっともう一つ、忘れちゃならないコストパフォーマンス、2本買っても一葉さんでお釣がくるのは嬉しい限り。

続いては我らが置賜の雄、ご存じ雅山流の限定酒2アイテム、二年ぶりの蔵出しとなった唯一の霞酒、雅山流 吟醸うすにごり、そして超レアな逸品、雅山流 新・影の伝説〈攻〉

フレッシュ&フルーティの真骨頂をご堪能ください。

お次はこのお酒、出羽燦々と純粋山形KA酵母の組合せで醸した純米吟醸氷温一年熟成酒、磐城壽 純米吟醸 出羽燦々

口に含んで感じる驚くほどの透明感と滑らかさ、繊細な味わいの妙、まるで極上のミネラルウォーターを飲んでいるかのようなナチュラル感。

旬の筍や若鮎の淡白な味わいにドンピシャでしょう。

気品の高ささえも感じさせるこのお酒、例えるならば丹頂鶴のイメージ、ぜひお勧めしたい一本です。

そして秋田が誇る銘酒 新政の意欲作、特別純米 六號なまざけ

原酒ならではのボディ感を有しながら軽快にサラサラと飲めてしまうという恐るべき革新の酒。

ジューシーでフレッシュな味わいと柑橘系の奥ゆかしい含み香が見事に融和した進歩的な酒質感。(@_@)

これはもう良い意味で日本酒の世界観が変わる人が続出しそうですね。

ぜひこの連休も‘酒屋おやじセレクトの美酒’で素敵な晩餐をお楽しみください。
2013.04.27:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

■吟醸生酒頒布会のご案内■

  • ■吟醸生酒頒布会のご案内■
春から夏にかけて月毎に違う蔵元の吟醸生酒をお届けする頒布会のご予約を開始しました。

通常は取り扱いのない銘柄ながら名前が知れ渡っている老舗蔵、はたまた近年成長著しい期待の若手蔵など山形の銘酒が目白押しです。

大吟醸の生酒500mLを毎月2銘柄お届けする‘大吟醸生酒頒布会’、吟醸生酒300mLを毎月6銘柄お届けする‘吟醸生酒頒布会’と二つのコースをご用意致しました。

‘吟醸王国山形’ならではの高レベルで多彩な香味が楽しめるのは実に魅力的!

ぜひこの機会に山形酒の実力の程をお試しください。

画像は吟醸生酒頒布会5月お届け分のラインナップです。
2013.03.30:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

■惣邑 純米吟醸しぼりたて雫酒■

  • ■惣邑 純米吟醸しぼりたて雫酒■
ガラスの斗瓶に滴り落ちる雫の一滴一滴が奏でる音色。

水琴窟を想わせる心地良い響き。

凛とした冷たい空気の中で。

雫酒の誕生を告げる小さな音色。

そんな酒蔵の風景も一緒に詰まった浪漫のお酒。

ご賞味頂ければ幸甚です。

ご注文はこちらから
2013.03.15:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

■磐城壽 しぼりたて中汲み純米酒■

  • ■磐城壽 しぼりたて中汲み純米酒■
立春が過ぎ早や一週間、地元のお蔵から楽しみにしていたお酒が入荷!

【磐城壽 季造りしぼりたて中汲み純米酒】

昨年はこの時期、蔵が変わって初の造りシーズンに加え余りの需要の多さに振り回されて発売を見送ったアイテム。

震災前よりの磐城壽、立春の季節商品が二年ぶりに復活。

この季節、請戸浜に水揚げされる白魚を意識したうすにごりの中汲み純米原酒。

裏貼りには‘海の男酒’の四文字が誇らしげ。

早速晩酌で味わう事に。

肴は全て家人のお手製、鮭のムニエルに牛筋の煮込み、それと油揚げの甘辛煮。

昨夜の晩の惣菜で一杯というわけで、この酒を意識して出してくれた品々ではないが三品どれもが中々のマッチング。

脂をきれいに切る酸が秀逸なのだろう。

搾りたての爽やかで新鮮味溢れる香りと力強い味わいがこの酒の真骨頂。

飲む程に酔う程に大介杜氏の心意気が感じられ、この蔵ならではの表現力に唸る。

誰にも媚びない確かな信念が宿る海の男酒、豊かな個性がギュっと詰まった一瓶である。

やっぱり地酒はこうでなくっちゃ!
2013.02.13:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆立春朝搾り2013◆平成二十五年癸巳二月四日

  • ◆立春朝搾り2013◆平成二十五年癸巳二月四日
立春の日の朝に合わせて搾る酒がある。

飲み手への想いを込めて自らラベルを手貼りする入魂の酒である。

たかが酒なれども酒屋の心意気がぎっしりと詰った酒である。

2月4日、この日を特別な日と位置づけて「酒屋の原点に立ち返る」大切な一日。

午前四時、夜明け前の暗闇の中愛車のエンジンに火を入れる。

出発前しばしの暖機を行いながら路面の状況を確認。

積雪の少ないこの冬、昨年とは打って変わったように何と路面が乾いているじゃないか。

気を良くして一路寒河江のお蔵へと走り出す。

一番乗りで駆け付けた今年の立春朝搾り。

このお酒の意味を理解してご予約頂いた全ての方に春の息吹が詰まった招福の一瓶を無事にお届けしなくては。

そんなプレッシャーを感じながら時間との闘いが求められる一日。

だからこそ無事に届け終え責任を果たした時の解放感と充実感は格別なものがある。

‘ご苦労さま、テレビさ映ってだけぞ、朝早くて大変だっけなぁ、まんず神棚さ上げでが、なんぼ旨いんだがぁ、今晩楽しみだごどぉ’

労いと感謝の言葉が心の奥底まで染みるのは立春ならではである。

千代寿立春朝搾り」やはりこれは年に一度の特別な酒なのだ。

ぜひご覧ください→YouTube★千代寿 立春朝搾りオープニングセレモニー★

さて今年の立春の一日を振り返ってみようと思います、ご笑覧ください。



ラベル貼りの作業も終盤を向かえほっと一息、今年は除雪作業が少ない為か少々太り気味の酒屋おやじ。

大切な朝搾りを愛車に積み込むの図、慎重に、慎重に。

蔵元の心尽くし、立春朝ご飯は格別の美味さ、おにぎり3個をペロリと平らげ豚汁もお替りを頂いて。

お届け第一号は今年も白鷹町のI様、帰路に伺うのに好都合な場所にお住まいが在り着店前にお届けしました。

責任感から解放された立春の夜は恒例の‘立春朝搾りを楽しむ宴’が「そばきり八寸さん」で催され。

この日の朝搾りの他に365日熟成の朝搾り、更には730日熟成の朝搾りも登場した圧巻の3本揃い踏み、更に「東光 純米まろやか」が華を添えたラインナップ。
当夜のお料理はというと、八寸名物そば焼味噌にお出汁の利いた鴨鍋、浅葱とツブ貝の辛子酢味噌和え、菜の花の胡麻和え、うるいの冷や汁、お造りは鮪に金目鯛、鱈の昆布〆、コゴミ、タラノメ、ギョウジャニンニクといった山菜の天麩羅は当に立春に因んで春を感じる心尽くしが嬉しい酒肴の数々。

そして〆は初めて食した「牡蠣蕎麦」。

牡蠣から出た濃厚なだし汁と蕎麦が熱々で供されたとても贅沢な一碗。

最後にとっても嬉しいサプライズ、ごちそうさまでした。

‘立春に春を運ぶ朝搾り 町の酒屋の心意気’
2013.02.08:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]