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◆秋あがり美酒と旬の魚介を楽しむ宴◆

  • ◆秋あがり美酒と旬の魚介を楽しむ宴◆

里の紅葉も散り始め晩秋という言葉が身に沁みる11月10日、64回目を向かえた旬の日本酒を楽しむ会 秋の例会を「割烹ひらた」さんにて開催しました。

今回は円やかに秋あがりした美酒で秋の魚介を楽しもうという趣向。

お料理は鮮魚店が本業の「割烹ひらた」さんならではの旬を感じる美肴の数々。

 

 

先ずはホッキ貝の酢味噌、山芋イクラ、鰤の照り焼き、揚げたて天麩羅。

続いてはメインのお料理、今年お初という鮟鱇の小鍋仕立て。

今回は味噌味ではなく上品な醤油仕立てでしたがぶつ切りの鮟鱇がゴロゴロっと入った豪華さは流石魚屋さんならでは。

お造りはご覧のような目にも美しい盛り合わせ、造リ手の美意識が伝わる逸品。

上から山形県の新たなブランドとして売り出し中、庄内浜の「おばこさわら」船上活け締め物。

年中食べる事が可能になったという養殖銀鮭。

そして烏賊のロール巻き二品が脇を固める見事な盛り付け。

最後は番外編、会員の方が差し入れてくれた「モウカのホシ」

これは鮫の心臓の事だそうで自らスライスして持ってきてくれた物。

まったく臭みがなくサクサク、コリコリの淡白な味わいの珍味は日本酒との相性もバッチリ。

思わぬサプライズの登場に参加者一同大喜びでした。

いつも工夫を凝らした旬の美味しいお料理をご用意下さる「割烹ひらた」さんに感謝です。

それと自らさばいたモウカのホシを差し入れてくれたI氏にも御礼申し上げます。

今回は過去最高の参加人数という事もあり会長のトークも絶好調、皆さんの笑顔と燗酒の優しさが口を滑らかにした大盛り上がりの例会となりました。(^^♪

次回は来年2月、恒例となった立春朝搾りを楽しむ一夜を企画します。

会員の皆様、次回もぜひご参加ください。

以下今回楽しんだお酒。

羽陽錦爛純米吟醸秋あがり、米鶴特別純米ひやおろし、嘉美心純米吟醸雫酒冬まで待てない冬の月、直江杉純米吟醸斗瓶取り雫酒、磐城壽山廃純米原酒赤ラベル。

2014.11.11:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆店頭にて 神無月2014◆

  • ◆店頭にて 神無月2014◆

日本中の神々が出雲の国に出張なさるという10月、秋らしさを其処ここで感じます。

朝の散歩道でも落葉が多くなり間もなく紅葉が目を楽しませてくれる事でしょう。

そんな深まりゆく秋ならではの美味しい味覚も出揃いましたね。

我家では先日新鮮な秋鮭の切り身を頂戴しましたのでどんな料理になって食卓に上るのか楽しみでしたが純和風に焼き鮭での登場でした。(^.^)

大根おろしをタップリと乗せて頂きましたがとっても美味しかったですよ。

素材の良さが実感できるのはシンプルな料理ならではですね。

そしてお酒が進む、進む。^^

さて店頭では秋の旨酒が花盛り。

先ずは10月1日、日本酒の日に合わせて発売開始の‘ 直江杉 純米吟醸斗瓶取り雫酒 '。

ご好評を頂いている長井の銘酒、直江杉の超限定バージョン、今年の斗瓶取りは過去最高の出来栄えだと感じています。

そしてこちらも絶賛発売中、ご存知‘北越の銘酒〆張鶴’の限定酒、‘ 〆張鶴 純米吟醸 越淡麗 ’。

流麗で円やかな味わいは流石としか言いようがない美味しさです。(^^♪

更には置賜の実力蔵トリオ、‘ 裏・雅山流 芳香 ’・‘ 磐城壽山廃純米赤ラベル ’・‘ 羽陽錦爛秋あがり ’の揃い踏み。

県外のお蔵からは既にどちらも残り僅かとなってしまった超限定酒‘ 新政 佐藤卯兵衛ひやおろし ’、優しい甘みが秀逸な‘ 嘉美心 冬まで待てない冬の月 ’。

何れも深まる秋に熟成を増して‘秋あがり’した円やかな旨酒の逸品ばかり。

いやはや店頭は一足早く赤や黄色の紅葉盛りとなりましたぁ。(^^♪

酒屋おやじセレクトの‘秋乃旨酒’ぜひご賞味ください。

2014.10.16:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆惣邑スペシャル◆

  • ◆惣邑スペシャル◆

9月1日、弊店のみで限定販売する秋上がりのスペシャルなお酒の選定に蔵元へ。

斗瓶で採取され一夏を経過した惣邑の雫酒を斗瓶毎に利かせて貰い、その中から官能を頼りに最も優れた1点選んだ。

【利き酒の行程】

1.利き猪口を上から覗き色とテリを見る。
2.利き猪口を鼻に近づけ香り(上立香)を利く。
3.酒を少量口に含み口中に行き渡らせて五味(甘・辛・酸・渋・苦)のバランスと舌触りによる熟度を利く。
4.口中に少量の空気を取り込み酒と併せる事で生じる香り(含み香)を利く。

 

 

 

舌と鼻に神経を集中して真剣に酒と向き合う酒屋おやじ。

今回も昨年同様に酒屋女将(女房殿)も参加して二人の利き酒結果を総合評価して選定。

 

 

利き酒に立ち会ってくれたこのお方は蔵元ご子息の行(こう)ちゃん。

何とも嬉しいサプライズでした。(^^♪


どのお酒も高レベルで甲乙付け難い逸品揃いながら今回は味乗りが一歩リードしていた仕込み17号を頂戴する事で完結。♪

半年の熟成を経て円やかに秋あがりした‘羽州誉米’ならではの‘ひやおろし’の雫酒です。

この秋お勧めする美酒の大本命、惣邑選抜雫酒仕込17号、ぜひご賞味ください。(^^)/

◆ご注文はこちらから◆

 

2014.09.04:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆夏の肴で美酒を楽しむ宴◆

  • ◆夏の肴で美酒を楽しむ宴◆

お盆過ぎの8月22日、旬の日本酒を楽しむ会 夏の例会を「そばきり八寸」さんにて開催しました。

今回は夏を意識した爽やかな酒と盛夏の肴で旬を楽しもうという趣向。

先ずはこの夏大好評を頂いている「直江杉 涼彩」で乾杯。

直江杉の夏バージョン涼彩の綺麗な酸が‘蕎麦焼き味噌’の香ばしさを引き立てます。

セレクトしたお酒は夏バージョン2アイテム、山廃仕込みの氷温熟成1年物と3年物、それに味が乗って大化けした「甦る」の5アイテム。

意識したわけでもないのですが珍しく香り系のお酒はありません。

今回は新たにオブザーバーで参加された方が3名も居りましたが皆さん和気藹々でお楽しみ頂けたようで何よりでした。

ご参加頂いた皆様、そして今回も美味しい酒肴で持て成してくださった八寸さんご夫妻に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

次回は11月、秋の美肴に舌鼓を打ちながらの楽しい一夜を企画します。

晩秋の紅葉の頃、素敵な笑顔にお目に掛れる事を楽しみにしております。
毎回酒徒には堪らない酒肴を御出し頂く‘そばきり八寸’さんのお料理の数々は以下のURLをクリックしてご覧ください。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.527677937378983.1073741834.105832022896912&type=3

2014.08.23:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]

◆羽陽錦爛 純米大吟醸 斗瓶囲い雫酒◆

  • ◆羽陽錦爛 純米大吟醸 斗瓶囲い雫酒◆

長い商品名で恐縮ですが毎年8月の初旬に1.8Lで50本だけ特別に頂戴している限定酒をご案内させて頂きます。

常連のお客様から《この酒を飲まないとお盆が越せない》という名言を頂戴したほどの逸品です。

蔵の奥深くひっそりと静寂の時を重ねたこのお酒は採算度外視で醸させた箱入り娘。

酒造技術の粋を極めた杜氏が心血を注いだ最高峰の妙味がここに在ります。

誇りのひとしずくこそ、優雅の極みなり。


今年も蔵元のご厚意により8月8日入荷致します。

親しい人々が集うお盆の時期、この特別なお酒が親交のお役に立てれば嬉しいですね。

羽陽錦爛 純米大吟醸 斗瓶囲い雫酒 只今ご予約承り中!

2014.07.16:maru8:コメント(0):[地酒あれこれ]